前回記事
終物語11話視聴いたしました。今回は僕の中で神回でした。というのも、忍の元眷属に対する思いや、阿良々木君への感情など、忍の内面的な部分が散見されたので、忍ファンとしては歓喜の回だったのです。
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元眷属の思惑
※ネタバレ含みます
10話は、阿良々木君が書店にて元眷属と鉢合わせするシーンで終わります。
そして11話。とうとう対面した元眷属と現眷属のやり取りが始まります。元眷属は忍に対して、憎しみや憎悪といった負の感情に満ち満ちている。誰もがそう考えていましたが、
「拙者の目的はキスショットとの仲直りでござる」
と、予想もしないことを元眷属は言い出します。呆気にとられる阿良々木君に対して、
「拙者にあれを恨む理由でもあるというのかの」
拙者はキスショットに謝りたい。キスショットと別れてくれ一人目。彼女の眷属は一人でいい。そう続けます。
そうくるか!
予想もしない展開に圧倒されつつも、当然阿良々木君はそれを受け入れようとはせず、元眷属と阿良々木君のやり取りは平行線をたどることになります。
その流れを断ち切るかのように、突如十字架が元眷属に飛来してきます。(もちろん華麗にかわす)
この十字架はどこかで見たことが。。。
エピソードだああああぁぁぁぁぁ!!!相変わらずイケメンな風貌をなさってる。
そしてその後ろに佇む臥煙伊豆湖。「私はなんでも知ってるお姉さんだ」と元眷属に対して挨拶を交わします。
これにて事態は急変。これ以上話し合いは不可能と判断した元眷属は、阿良々木君に対して決闘を申し込みます。
それで今夜決着をつけようと。
決闘のセッティングは専門家である臥煙伊豆湖に任せ、阿良々木君は一旦北白蛇神社に戻ります。でもそうなるとエピソードは出落ち感が否めない・・・一体なんのために出てきたんだ(笑)
阿良々木君が北白蛇神社に戻ると、
なんか凄いことになってる!!!!
忍が馬乗り!!
ケンカ?まさか、騎◯位!!??
「さっきの発言を取り消すというのならここでのやり取りはなかったことにしてやってもよい。だから謝れば許してやる」
忍がオコです。神原に対していつになく感情的になっています。
元眷属に会うつもりはさらさらない忍に対して、神原は「会うべきだ!」と強く訴えます。どうやらそれが忍の癇に障った様子。
今元眷属に会ったところで、かけてやれる言葉はない。意味は無い。そう言う忍に、神原はそれでも会うべきだ!昔の男をちゃんと振るべきだと反論します。
いよいよ堪忍袋の緒が切れた忍は「遺言はそれでいいのか?全てを台無しにしてもうぬの頭をこのまま潰してやりたい気分じゃわい」と言い放ち、神原に手をかけようとします。
しかし、
「やれよだったら。私は謝らない。やって、今度は阿良々木先輩と気まずくなればいい!きっと今初代怪異殺しを避けてるように、今度は阿良々木先輩を避けるんだろう。今彼を過去の話にしたように、将来阿良々木先輩のことも昔話にすればいい!」
「一人目に向き合えない君が、二人目に向き合えるわけがない!」
これにはさすがの忍も完敗。
神原は徹底的に忍に覚悟を求め、また、忍は自分の弱さを認めることができず、一人目と向き合うのが嫌で、とにかく逃げようとします。
神原は自分の過去の経験から忍の逃げ腰が許せなかったのでしょう。言い負かされた忍は、一人ふて寝を始めます。子供かよ!
次回12話は、阿良々木君と元眷属の決闘。そして忍がどういう行動に出るのかが一番気になる見どころでしょう。
それで最後の挿絵が、
まさかの島さんwwww
島耕作シリーズ好きだから、このコラボは純粋にファンとして嬉しい限りだけど、何故島耕作とコラボ(笑)不思議でなりません。
まとめ
今回の見所はなんといっても神原と忍のバトル。神原は忍の脅しに一歩も引かず、自分が正しいと思う信念を貫き通します。その神原の覚悟には、鉄血の吸血鬼である忍もたじたじ。
神原は過去にちゃんと自分の闇と向きあい、ひたぎに想いを伝えたわけで、だからこそ神原は初代怪異殺しである忍の元眷属の気持ちがわかるのかもしれません。わかるからこそ、ちゃんと向き合って、ちゃんと振ってあげるべきだと強く主張するのでしょう。
やっぱり僕が睨んでた通りで、終物語後半は忍の過去を清算する回。忍がきちんと自分の過去と向き合わなければ、物語は終わらないようですね。
でもこの様子だとやっぱりエピソード出番なさそう。
エピソード・・・