要件を言おうか

マックで働くフリーターの備忘録

JKカフェという魔境に足を踏み入れた過去を話そう

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白状する。僕は随分前JKカフェに行ったことがある。

いやいや、誤解してもらっちゃ困るけど、別に僕は女子高生が好きなわけじゃないし、彼女たちに対して何かを求めているわけではありませんよ(強調)

 

自分が住む地域は、駅付近は多少の賑わいを見せるけど、駅からちょっと離れると何もないような田舎町。そんな田舎町の空気にそぐわないJKカフェが突然できたもんだから、これは地元の人間として調査せねばという使命感にかられて、JKカフェという謎に包まれた世界に足を踏み入れた次第です。

若いエネルギーで店内が活気に満ちてゆく

 

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僕と同じ志を持つ後輩と一緒に、肉体労働して稼いだお金を握りしめいざお店。(こうして経済は回っていくのか)

店の前に立つ看板に手書きで料金設定が書かれていました。

 

40分2000円。延長は自動。19時からJKのダンスタイムあり。飲み放題。

 

「40分で2000円かよ・・・1時間じゃないのか・・・。しかも何も言われず自動で延長されるシステムか・・・」

内心悪態をつきながらも、今更引き返すわけにはいくまい。ここで撤退したら男がすたる。
後輩と目を合わせ無言で相槌を打ちお店の中に入りました。

店内に入ると、やや薄暗く、紫色の照明が店内を照らしていました。
店内をぱっと見て感じた印象は、安っぽい作り。そこまで設備投資をしていないようで、とりあえず出店が決まったから、急いで作りましたみたいな感じでした。

 

早速店内の奥に進み、案内された椅子に座ります。
店内は、バーテーブルと椅子があり、JKたちがテーブル越しにお話したり、飲み物を作ったりするようなシステムでした。
ガールズバーのJK版とか理解してくれて構いません。
そして、いるわいるわ。JKが!本物のJKが!
可愛らしい制服を身にまとい、若い女性特有のきゃぴきゃぴ感を余すところ無く発揮しており、店内は若いエネルギーで活気に満ちていました。


これがJKパワーか・・・!店内の活気に妙に圧倒されつつ、僕らの相手をすることになったJKがこのお店のシステムを話してくれました。

聞けば、本当に普通のガールズバーと同じようなシステムで、女の子とテーブル越しに話せて軽い飲食が楽しめるようです。店員が女子高生であることを除けば本当にただのガールズバーでしたね。


ざっと店の模様をお伝えしたところで、さてさて気になる女の子たちのお話に移行しましょうか。

結局こういうお店は、店の雰囲気や飲食のクオリティなど二の次で、最重要なのは女の子のクオリティなのです。


結論から言うと、このJKカフェの女の子のクオリティはそこそこ良かった。というか、本物の女子高生というバイアスがかかってるから、多少残念な容姿でもそれなりに可愛く見えました。JKパワーすげーと思いましたね。
自分の相手をしてくれたJKは、普段僕が接しているマックの女子高生とは全く異なるタイプで、とにかくコミュニケーション能力に長けていました。こっちの話を遮らず、絶妙なタイミングで相槌を打ち、ただ話を聞くだけではなく、向こうからも話を振ってくれ、それはそれは見習いたくなるくらいの圧巻のコミュ力でした。
なめていた・・・!こやつできる!

突然流れたヘビーローテーション

ヘビーローテーション


JKのコミュ力に感心しつつ、気づけば時間を忘れるぐらい話し込んでいました。いや〜JKカフェ中々楽しいなあ。

会話に夢中になってると、時計の針が時刻19時を指しました。すると突然AKBのヘビーローテーションが大音量で店内にかかります。
「何?何が始まるの?」
僕の相手をしてくれていたJKが、「今からダンスタイム始まるからね♡」と言いいます。
ダンスタイム?ああ、看板に書かれていたあれか・・・。


音楽のスタートと同時に、今まで接客していたJKたちがテーブル越しで一斉に踊り始めました。もちろん僕を相手してくれていたJKも踊り始めます。
同時に他のお客さんも何やら盛り上がり始め、しかも合いの手を入れJKたちのダンスを応援し始めました。
なんの脈絡もなく始まったダンス。盛り上がる店内。その様子に後輩と僕はしばらく唖然としていました。

 

この盛り上がりよう凄いなあ・・・

 

ダンスの出来栄えはともかくとして、客の盛り上がりようが凄い・・・。

音楽が終わり、約5分間に渡るダンスタイムは終了。店内に拍手の音が響き渡りました。

鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした僕と後輩は、とりあえずダンスを終えたJKに「お疲れ様」と、ねぎらいの言葉をかけました。
しかし、異様な盛り上がりに少々興ざめしてしまった僕は、このままお会計をすることにしました。
1時間半の利用時間なので、会計は一人4000円・・・のはずが、何故か4500円という料金を掲示されました。
おいおいちょっと待てよ。いくらかわいいかわいいJKだからって計算ミスはダメだぜ。優しくその計算ミスを指摘すると、JKが感情のこもっていない声でこう言いました。

 

「あっ、ダンスタイムは特別料金500円が発生するんですよー。すいませんねー」

 

な・ん・だ・っ・て・!?

 

あんな文化祭レベルのダンスで500円も徴収するのかこの店は・・・!?しかもほぼ強制的に・・・。カフェとか銘打っているくせに恐ろしいビジネス仕掛けてくるじゃないか、ああん?

納得がいかない話でしたが、しかし500円ごときでギャーギャー騒いでJKたちに肝っ玉が小さい男だと思われても嫌なので、「えーそうなんだー。な〜んだびっくりしたごめんねー!オッケーオッケー」と、全く心にも思ってもいないことを言って、素直に4500円の会計を済ませました。

 

僕は一体何をやっているんだ・・・

 

こうしてお店を出た僕と後輩。

 

後輩と「まあまあだったね」と感想が一致し、モヤモヤした気持ちを抱えながら帰路につきました。

こうしてオンボロアパートに帰宅。お湯を沸かし好物なカレーヌードルをすすり今日の出来事を振り返り、

 

僕は一体何やってるんだ・・・

 

と、自己嫌悪に陥りました。

いくら彼女ができないからって何自分を見失ってるんだしんまよ。JKカフェに行ってJKたちと戯れている姿を見て親はどう思うんだ?
4500円も投じてJKのお遊戯会レベルのダンスを見て、一体全体自分は何をしているんだ・・・。

 

もう行かない。こんなとこもう行かない!

 

この時そう強く決心しました。

 

後日談

 

僕が行ったJKカフェを評価するなら、やはり「イマイチ」でした。

 

本当の本当にJKが好きな方ならハマるのかもしれないけど、冷静になって考えると、別にお店にいたJKたちは特別かわいいわけではなかったし、制服効果に騙された感は否めません。

 

というか、ダンスが始まった時点で結構萎えていました。ダンスの低クオリティもさることながら、他のお客さんの盛り上がりように、「僕はこの人達と同じだと思われるのはいやだ・・・」と考えてしまい、どこか一歩下がった視点でJKたちを眺めてしまいました。

 

だかといって他のJKカフェを新規開拓しようとは思えなかったし、これにハマったらやばいということを本能的に感じて取っていたこともあり、僕はJKカフェにはハマらずにすみました。

 

数ヶ月経ったある日、新聞に目を通していると、「JKカフェ」摘発のニュースが紙面を飾っていました。

JKカフェに足を踏み入れた身として、見逃せないニュースだったので内容をチェックしてみると、その内容に愕然としました。

 

なんと摘発されたのが、僕が行ったお店そのものだったのです。

 

記事には、「女子高生に有害な業務をさせたとして経営者の男を逮捕」と書かれてあり、働いていたJKも数名補導されたようです。

 

 マジか・・・

 

しばらく思考停止に陥りました。

 

どうやらJKカフェという業態は法的にかなりのグレーゾーンらしく、ちょっとでも不審な点があるとすぐに検挙となるようです。

 

色々な意味でJKカフェという魔境にハマらなくてよかったな〜と思いました。

ちなみにJKカフェといったJKビジネスの実態を詳しく知りたいという方は本書をおすすめします。

サラリーマンより稼ぐ女子高生たち

サラリーマンより稼ぐ女子高生たち

 

 筆者自ら潜入取材するなど、JKビジネスの現場に鋭く切り込んでいく姿勢が素晴らしい。
JKビジネスの歴史的な側面が丁寧に解説されているので、ためになる上にとても面白いです。

以上、JKカフェという魔境に足を踏み入れた過去を話そう...でした。