要件を言おうか

マックで働くフリーターの備忘録

意識高い系という病

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白状する。数年前僕は意識高い系だった。

自己啓発本ばかり読み漁ってて、さも世界の真理に辿りつけたかのような似非悟りをひらいていたのだ。
人生はなんのためにあるのか?自分が成功するためにはどうすればいいのか?イーロン・マスクすげえすげえ。ビジネスマンでドラッカー読んでないとかクソワロター。
振り返るのが恥ずかしいほど僕はイタいやつだった。


そんな僕が今では1日100回「働きたくないわ〜」と、ぼやく意識低い人間になってしまったのは大きな理由がある。
別に大きな失敗をしたとか、周りに笑われまくったわけではない。
事は単純だ。

 

モテなかったのである。

 

自分の服にウンコがついているんじゃないかと疑いたくなるくらいモテなかったのだ。モテねー、ヤレねー、ビンボー。
意識が高かった自分は、自分こそ至高。自分こそ選ばれた人間。ハンマーで頭蓋骨を破壊したくなるくらい壮大な勘違いを自分はしていた。実際は、食物連鎖の一番最下層に位置する、モテねー、ヤレねー、ビンボー、という実に残念極まりない人間というのが現実だったのに。

 

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(写真はモテるために買い漁った本の一部だ。モテるという目的のために、FBIの方法論を真似ようと考えるほど自分は追い込まれていたのが伺える)



なんでこんな意識高くて素晴らしい考えを持っている自分がここまで女性から好かれないのか?オカシイじゃないか。自己啓発本の著者全員を集めて反省会を開きたくなるぐらい自分は悩んでいた。
この先自分は女の子の胸をパフれない人生なのか・・・。もう石原さとみ似の美女とチョメれない人生なのか・・・。自分の恋人は一生己の右手だけなのか・・・。

 

「モテない」は人を殺す。

 

理想と現実のズレに自分は大いに苦しんだ。

こうして若かりし頃の自分は、思いつめて思いつめた末に当たり前すぎる結論に辿り着く。
意識高くても行動しなきゃ意味が無い!
自己啓発本に書かれているのは世の中の真理なのかもしれない。本当に革命的なことが書かれているのかもしれない。
しかし、
そこに行動が伴わなければ意味がないのだ。
ドラッカーなんて読んでいる暇があったら、一秒でも早く自分のビジネスを立ち上げるべきだ。


意識だけが高くなってもなんの意味もない。結局知識だけを溜め込んでも行動に移さなければ何にもならない。
宝くじだって買わなきゃ当たらない。行動力こそが全てだ。

そう悟った時から意識高い系からは卒業した。かといって今の自分に行動力があるわけではないが、意識高い系だった頃よりは収入も増えたし自分の時間も増えたので、以前よりはいくらかマシになったと思う。

 

そんなこともあって、今はすっかり意識低い自分が板についたわけだが、この方がはるかに生きやすい。第一人にウザがられない。意識高い頃はよく正論をガーガー言っては人にウザがられていたからね。


しかもつい最近、とてもかわいらしい(石原さとみには似ていないが)女性と、平気で1万円が飛ぶ店で食事ができた。気品あふれる空間でかわいいらしい(石原さとみには似ていないが)女性と食事を楽しめるなんて、意識高い系だった頃の自分には無理だった。なんせビンボーだったから。

 


今回意識高い系を題材にしたのには大きな理由がある。
実は弟に意識高い系の疑いがあるのだ。


会話にピタゴラスの言葉を引用したり、やたらマインドマインドマインドーとか言う辺り、極めて意識高い系である可能性が濃厚なのだ。
血は争えないというのだろうか。しばらく会わないうちに弟は意識だけが高みに上ってしまったようなのだ。
兄として自分と同じ道を踏んでほしくないので、筆を取らずにはいられなかった。
弟には、モテねー、ヤレねー、ビンボー、という、社会の最下層クラスタになってほしくないのだ。
弟には女性の胸をパフれる人生を歩んでほしい。

 

人には聞けない恋愛心理学入門

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