要件を言おうか

カネとかジンセイとかいろいろ

50万円を9ヶ月で1000万に増やしたトレーダーの本を読んだよ

※本記事には広告が含まれています。
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残念なことに、今月のトレードはプラス収支が難しそうです。

理由はブログに書いたけど、ドル円が急激に110円まで下落した日に、あろうことか豪ドル円を全力で買ってたためもろ被弾したせいです。

 

それに加え、持ち株の東電も全て損切りする羽目になったので更にマイナスが増えることに。
それまでトレードは順調だったのに、たった1回の負けで収支は一気にマイナスに転じました。それまでは順調だったのに・・・。

 

その後のトレードもうまく相場と噛み合わず、負けを取り返すどころか、むしろ傷口を広げる結果に。
どうにもうまくいかないものですね。

 

う〜む・・・。
経験上こういう時は大抵何をやってもうまくいかないものなので、トレードは中止して、のんびり本を読むことにしました。


読んだのは「東大生が考えたスマートフォンFX」という本。

 

東大院生が考えたスマートフォンFX


タイトルからして「うっわ〜胡散臭そう」と思いがちですが、著者がバリバリ現役のトレーダーで、しかも投資クラスタの中では結構有名な方なので、信頼できる本だと思います。
というわけで読んでみた感想をざっくりと書きます。

 

【感想】ハイレバマジックで50万円を1000万に

 

とりあえず著者である田畑氏の経歴が凄い。

まず、ハイレバマジックで手持ち50万を9ヶ月で1000万に増やすという荒業を達成する辺りから、おいおいって感じです。
すごすぎますね。

まあその時点で、この人はギャンブラーなのかな〜と、一歩引いた視点で見ていました。
が、本書を読み進めていく内に、田畑氏は決してギャンブラーではなく、きちんとした理論に基づいてトレードをしていることがわかりました。


窓埋めトレードや、RSIを用いたエントリポイントなど、結構具体的なトレード手法を紹介しています。しかもやり方がシンプルだから、スッと頭に入ってきます。
単なる一発屋ではないようです。


もっと自慢から入る本かと思ってたけど、全然そんなことはなく、柔らかい文章で、かつ具体的なトレード手法を淡々と紹介していく内容だから、めちゃくちゃ読みやすい。
参考になる部分はとても多かったですね。


50万円を9ヶ月で20倍に増やすのは、当然フルレバで望まなければ達成できない金額。田畑氏はフルレバで資金をぶん回したからこそ、少ない手元で1000万を稼ぎだすことに成功したのです。
もちろんフルレバトレードはきちんとリスク管理しなければ、一瞬で破産する手法。
当然田畑氏もそれを理解していて、だからこそ損切りラインをきっちり決めています。
10銭で利食い、10銭で損切り。田畑氏はそのルールを厳守していました。
ルールを徹底しているからこそ大きく負けることなく、今の今まで相場の世界で生き残っていくことができたのでしょう。

 

【まとめ】損切りは大事

 

この本を読んで確信したのは、世の中には様々なトレード手法はあれど、結局一番大事なことは「損切り」ができるかどうかだということです。
万能な手法は絶対に存在しない以上、トレーダーとして損切りができないというのは致命的。


自分の戦略が失敗し損切りをしなければいけない状況でも、人間は不思議とそういう局面で希望的観測をしてしまうのです。

 

「いや、ここで下げ止まるはず・・・」「これ以上は下がらない・・・」

 

そういって損切りせずに破産したトレーダーを、僕は何人も見てきました。

確かに田畑氏のようにフルレバは、一歩間違えば退場に追い込まれる手法ですが、きちんと損切りを徹底できれば十分生き残っていけるでしょう。

 

フルレバを推奨する内容だからこそ、損切りの大切さが身にしみた本でした。


僕自身損切りはできている方だと思っています。

むしろ、知識も経験もないへっぽこトレーダーである自分が、ここまで生き残ってこれたのは、損切りができたからだとも思っています。

 

冒頭でも説明したけど、僕は豪ドルを全力で買って6万円失いました。
その記事を書いた時にこんなコメントがありました。

 

 

このコメントに反論させていただくと、6万円で済んだのは、損切りの判断が早かったからですよ。だってきちんと損切りができなかったら、15万以上失ってましたから。

一発のトレードで11万儲かったことあるし6万円の損切りだけで全てを判断してほしくないですね。

とにかく生き残っていく上で損切りは何より大事だということです。

 

そんな感じ。

 

興味あればぜひ本書を手にとって読んでみてください。

以上、50万円を9ヶ月で1000万に増やしたトレーダーの本を読んだよ...でした。

 

東大院生が考えたスマートフォンFX

東大院生が考えたスマートフォンFX