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要件を言おうか

マックで働くフリーターの備忘録

マクドナルドの人手不足問題は金をばら撒いて解決するしかない

マック
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定期的に当ブログで書き続けているマクドナルドシリーズですが、今回は、現在マクドナルドが抱えている人手不足問題について書いてみました。

 

現在マクドナルドは全国的に人手不足です。

 

どこの店舗も満足に人材を確保できていません。特に24時間店舗は、「朝」「昼」「夜」「深夜」と、それぞれの時間帯でクルーを確保しなければならないのでそれはそれは酷い有様です。

満足に人材が確保できなければそのしわ寄せが社員マネージャーや店長に降りかかってくるので社員の方たちは相当苦労しています。

 

この人手不足問題は今に始まったことではありませんが、特にここ最近はどこのお店も人が足りなくてヒイヒイ言っています。 

目次

 

 

マクドナルドが人手不足に陥った3つの理由

  

マクドナルドが人手不足に陥ってる理由は3つあります。

 

一つ目は、現在求人が空前の売り手市場だということです。

 

partners.en-japan.com

 

エン・ジャパンが578社の人事担当にアンケート調査を行った結果、実に84%の企業が人手不足に悩んでいると回答しました。

 

ほとんどの企業が満足に人材を確保できていないというのが実状。

 

少子高齢化で働き手も減っていますし、現在人材は空前の売り手市場です。どの企業も人材獲得に苦戦しています。

この状況下で選ばれる企業になるには並大抵のことではありません。

 

二つ目の理由は、マクドナルドの時給が低いという問題です。

 

マクドナルドはほとんどの店舗がその地域の最低賃金です。

現在の売り手市場では、安い時給はデメリットでしかありません。バイトしようとする人のほとんどが真っ先に考えることは時給はいくらか?なので、時給が安いマクドナルドがバイト先に選ばれるのは難しいと言わざるを得ません。

 

最後となる三つ目は、現在のマクドナルドはブランドイメージが激しく落ち込んでいることです。

 

ブランドイメージが落ち込んでる最たる理由はご存知、異物混入騒動です。

 

異物混入騒動で大打撃を受けたマクドナルドは、業績悪化、客離れ、米国本社株式売却案、ブランドイメージ悪化、などなど混乱を極めています。

 

マクドナルド自体がこうもバタバタしていて、ブランドイメージが著しく悪化していると、傍から見て「働きたい企業」とは思えなくなります。

実際異物混入から中々新しいバイトが集まらず、毎週スケジュールに穴が空いているという状況がずっと続いています。そしてその穴を埋めるのが社員マネージャーや店長なのです。 

 

これらの要因が絡み合って、マクドナルドはかつてないほど人手不足に苦しんでいるのです。

 

ここ2年新しいバイトが来ない

 

僕は現在マクドナルドで夜勤のスケジュールを作る仕事を担当しています。

 

スケジュールを作る人間の最大の使命は、言うまでもなくスケジュールに穴を空けないことです。そのためには深夜に働ける多くの人材を確保しなければなりません。

 ところがここ2年新規で入ってきたアルバイトは一人もいませんでした。

一応お店に求人の張り紙は貼っているのですが夜勤希望の子は誰も入ってきません。

 

新規のアルバイトが来ない以上、今いる昼働いてる既存のバイトにお願いして夜勤で働いてもらったり、他のバイトの友だちなどを縁故採用するしかスケジュールを埋める道はありませんでした。

 

実際僕の友人を夜勤で採用したり昼の子を夜勤に回したりしながら、どうしてもスケジュールが埋まらない時は僕自身が夜勤に入ったりしてなんとかしてきました。

 

夜勤という不規則な時間帯の募集とはいえ、2年以上誰も来ないのは異常と言わざるを得ません。

 

人手不足問題に対するマクドナルドの4つの施策

 

当然マクドナルドは現在の人手不足問題に指をくわえて見ているわけではなく、どうにか人材を確保しようと4つの施策を打ち出しました。その4つの施策をご紹介します。

 

1. タウンワーク全店掲載 

 

通常タウンワークに自店舗を掲載する場合その費用は店舗負担となります。

しかし、全国的に人手が足りないという状況から、本社コストで全国のマクドナルドの店舗をタウンワーク掲載という運びになりました。

全てのコストを本社が負担するということから、現在マクドナルドがいかに人手不足に陥っているのかが理解できると思います。

 

2. コンサルジュ採用の導入

 

コンサルジュとはなんのこっちゃという感じですが、簡単に説明すると、働き方に合った店舗の提案や面接日のスムーズな設定など、働く上での全面的なサポートしてくれるスタッフをコールセンターに設置するというものです。

 

3. スカウト活動

 

お店で働いてるクルーが店に来たお客さんに対して「あなた働きませんか」と、提案するプロジェクトです。

 

4. 求人PRアニメーション

 

 マクドナルドでバイトするPRアニメーションです。

 

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これらの取り組みが失敗に終わる理由

 

マクドナルドは現在の人手不足問題を重く受け止めています。

それが如実に現れているのが、タウンワーク全店掲載を本社コストで行うという施策。

ここまでしないと人材は確保できないと踏んだのでしょう。

 

しかし残念ながらこの4つの施策を行ったからとはいえ人材が潤うとは考えにくいです

 

何故ならば、これらの取り組み全てがマクドナルドのブランドイメージが高くて初めて成立するものだからです。

 

ブランドイメージが落ち込んでるマクドナルドは、働きたいと思える企業ではなくなっているのが実状。

そういう状況下で、いくらタウンワークで募集しようとも、ゲリラ的にスカウト活動しようとも、アニメーションでマクドナルドの魅力を伝えようとも、ブランドイメージ下がってる時点でそもそもマクドナルドに振り向く人がいないのです。

子供でも理解できるくらいわかりやすいメリットを掲示しない限り、現在の売り手市場ではこれらの施策は全て失敗に終わります。 

 

解決方法はただ一つ、金をばら撒くしかない

 

 人手が集まらないと自分の仕事に影響がでるので、僕自身この人手不足問題についてはどうすれば解決するか真剣に考えてきました。

 

先ほど、子供でも理解できるくらいわかりやすいメリットを掲示しなければと言いましたが、実はこれが人手不足を解消する答えです。

 

人材が売り手市場であることに加え、ブランドイメージが悪化してるマクドナルドは、初めからバイト先に選ばれないわけであり、いくらPR活動しようとちょっとやそっとじゃ誰も振り向いてくれません。

 

そのためにマクドナルがしなければいけないことは、あれこれPR活動をするのではなく、とにかくわかりやすいメリットを掲示することです。

 

子供でも理解できるわかりやすいメリット。

 

その最大の方法が時給単価を上げるということです。

 

日本マクドナルド創業者である藤田田氏が、どうやって優秀な人材を集めたのかというとそれは至ってシンプルな方法だったのです。

 

「日本最高水準の給料を払うことが当社の目標」

 

藤田田は決して綺麗な会社の理念を言わず、日本一高い給料を払う会社を目指すと強く言い切りました。

僕のお店の店長もその文句に惚れて入社を決意した一人です。

実際藤田氏は社員に最高水準の給料をきちんと払っていましたし、マックの店長がベンツに乗っているという話もよく耳にしたものです。

高い給料を保証すれば、現在の売り手市場でも、選ばれる立場から選ぶ立場に逆転することができます。

 

人を集めつるためにはわかりやすく時給単価を上げるしかないのです。

 

小手先のテクニックでは通用しない段階まで人手不足が深刻化している以上、これしか人材を獲得できる道はありません。

 

金をばら撒くしかないのです。

 

実際問題、アルバイトの時給を上げるのはマクドナルドにとって容易い選択ではありません。

マクドナルドは、店舗運営するには最低でも3人のバイトが必要であり、当然昼などの混雑が予想される時間帯は更に人手が必要です。

システム上、店舗運営する際に普通の飲食店より多くのバイトが必要なのです。

 

 そのため時給を上げるのは簡単ではありません。

 

しかし、そもそも働いてくれる人がいなければお店は成り立たない以上、背に腹は代えられません。時給単価を上げるしか道はないのです。

 

マクドナルドのブランドは大したものじゃない

 

サラ・カサノバ氏は自分たちのブランドを絶対的に信じています。いや、信じすぎています。

サラ・カサノバ氏はマクドナルドのブランドイメージが回復すれば業績も伸び、人手不足も解消されると信じていますが、実際にはマクドナルドのブランドは崩壊しきっています。

 

マクドナルドのブランドは最早強いものではないし、多少回復したとしてもたかが知れています。

 

マクドナルドが打ち出した4つの施策は全てブランドが強固であることが前提ですが、何度も言うようにマクドナルドのブランドはたかが知れてるため、ブランドに頼った戦略では破綻が目に見えているのです。

 

そんなことをするよりも苦しいとはいえ、わかりやすく時給単価を上げるべきだと現場で働く僕は思います。

 

求人の売り手市場、ブランドイメージの悪化、逆境に次ぐ逆境ですが外食産業トップであるマクドナルドの勇気ある経営判断を期待したいところです。

 

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