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要件を言おうか

マックで働くフリーターの備忘録

ヤクザ式ビジネスのかけひきで絶対に負けない技術

読書 裏ビジネス
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しんまです。

捕まえた鳥を逃しても、また捕まえられるかもしれない。
だが、一度発した言葉を取り戻すことはできない。


これはユダヤの諺なんですが、今回読んだ、
ヤクザ式ビジネスの駆け引きで絶対に負けない技術」 



において、ヤクザはユダヤ人同様、言葉に細心の注意を払う人種だと感じました。

確かに言葉とは重要なもので、失言一つで失脚した政治家もいれば、
言葉一つで、相手を萎縮させたり、意のままに動かしたりと、
言葉の力は計り知れない。
今回はそんな言葉を使ったヤクザの技術を紹介していこうと思います。


決定的なことは口にしない


ブログ用 猫おお


ヤクザはイチャモンをつけてシノギにする、と本書では書かれています。

特に、シノギを持たないまだ駆け出しのヤクザは、常にメシのネタを探してるそうです。
ラーメン店に入って、

「これ髪の毛が入ってたぞ!!どう責任取るんだ!!?」

というのはよく聞く話ですね。

しかしここでヤクザは絶対に自分の口からは、「金よこせ!」と言わないそうです。
それもそのはず、それを言ったら恐喝罪になるからです。
録音でもされたら一発で刑務所行きです。

なので相手に金を出させるように誘導するのが常套句。

「この責任どう取るんだ?」
「お前の頭で考えてみろ??」

このように自分の口から、絶対に金を要求する言葉を使わず、相手に威圧を与え、金を出させるよう仕向けるわけです。

店側からしても、他のお客の手前もあるし、トータルで考えたら、素直にお金を払って帰ってもらったほうがいいと判断します。

店からしたら最高に迷惑な話ですが、
この話で、ヤクザがいかに言葉の持つ危険性を理解してるかが伺えます。


失敗した部下にかける言葉は・・・


ブログ用 猫おおおお


仕事で失敗をした時に、行動は以下の二つに絞られるでしょう。

1. 上司、もしくは客、取引先に謝る

2. 言い訳をする



1なら良いのですが、問題は2ですね。
失敗を認めず言い訳する。

言い訳とは、自己を正当化するための詭弁ですから、言い訳をされても、発生した問題は解決できません。

さてさて上司はこのような言い訳をする部下に、どう接し、どういう言葉をかけてやればいいのでしょうか?

ヤクザの答えは単純明快でした。

「なるほど、それで?」

言い訳する部下には、ひたすらこう問いかけるのです。
ひたすら相手の言い訳を聞き、「それで?」と問い詰め、相手の退路を断ちます。

言い訳すればするほど、自分の退路を断つことになるので、最終的には自分の非を認めざるを得なくなるのです。

ヤクザの世界に言い訳は存在しないそうで、何か失敗した時には、
「何故そうなったか」より、「これからどうするのか」の方が大事なのです。

このテクニックは、言い訳ばかりする部下に言い訳が無意味であることを教える、最高の手段ではないでしょうか。


レッテルを自分で貼って、「なりたい自分」になる


ブログ用 猫っ!


会社であだ名をつけられたり、レッテルを貼られたりしますが、
一度貼られたレッテルは、容易には剥がせず、それがネガティブなものであればあるほどです。

ヤクザの考えは、

「なら自分でそのレッテルを貼ってしまえばいい」

というものです。

レッテル=悪評
ではなく、
レッテル=イメージ作り

と考えれば、自分の宣伝になりそうなレッテルを自分で作ってしまうべきですね。

「ストイックな男」

「話術の魔術師」

などなどです。
そして面白いことに、人はレッテルを貼ると、その通りの人格に近づいてくのです。

これは以前ブログでも書きましたが、恐らくピグマリオン効果によるものでしょう。
ピグマリオン効果とは、簡単に説明すると、
役割期待というもので、
他人から役割を期待されると、自分にはそのつもりがなくても、無意識下でその役割に沿った行動をしてしまう心理学のことです。
例で言うなら、
A型の人間は几帳面なのではなく、A型であるという事実から、几帳面になっていくというものです。
(ピグマリオン効果と、血液型性格診断の関連性の科学的根拠はまだありませんが・・・)

つまり変なレッテルをつけられて、変な人間になっていくより、先に自分でレッテルをつけてしまった方が、良いということですね。


追記




実は「ヤクザ式ビジネスの駆け引きで絶対に負けない技術」は、売るために仕入れた本なんですが、
中に書き込みがしてあり、商品として価値をなさなくなったものです。
捨てるなら一回読んでみるかということで、読み始めたのです。

ほとんど内容には期待していませんでしたが、結構楽しく読めました。
しかしタイトルにある、実際のビジネスで使えるかどうかは疑問符でしょうね(笑)
そういう目的で本書を読むよりも、ヤクザの対処法本として読んだ方がいいかもしれません。