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要件を言おうか

マックで働くフリーターの備忘録

笑いの民族ユダヤ人

読書 ユダヤ人
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しんまです。

ラビ・マービン・トケイヤーの著書、「ユダヤ・ジョーク集」を読みました。



ユダヤ人ほど歴史を通して逆境にあってきた民族はいません。
幾度とない逆境でユダヤ人は学んだのです。
悲観しても試練を乗り越えることはできない。
笑いは知恵を磨くのと同時に、気持ちを前向きにしてくれるのだと。

そんな笑いの民族ともいわれてるユダヤ人には、様々なジョークが存在しており、
本書ではそのジョークが沢山紹介されていますので、僕が面白いと思ったジョークをピックアップして書いていこうと思います。


 歌声の質


ブログ用 カラオケ

妻が夫に言った。

「あなた、どうして私が歌うたびに、バルコニーに出るの?私が歌うのがそんな不愉快なの?」

「いやいや、お前の歌は、とても好きだよ。だけど外の人に、僕がお前を殴ってると思われるのが嫌なもんでね」



素直に、お前の歌は酷いと言わず、皮肉たっぷりのジョークで返す。
見事な一本。


 興味


ブログ用 手錠




盗みの現行犯でつかまってしまったアブラハムは、裁判にかけられることになった。
裁判が始まる前に、検事が聞いた。

「何か注文があるかね?」

「私に是非町で一番よい弁護士をつけてもらいたいと思います」

これには検事が驚いた。

「しかし、お前は現行犯なんだぞ。どう弁護しても助からないぞ。いったいどうやって弁護をするというのだね?もっともよい弁護士をつけたとして、なんと弁護するか、とても興味があるよ」

「はい私も同じように興味があるんです」



裁判にかけられている状況でも冷静なんですね。



 不眠の原因


ブログ用 寝落ち




ラビのコーエンが、朝、町を歩いていると、アブラハムがやってきた。
ラビは「シャローム」といって挨拶をした。

それなのに、アブラハムは、ぼんやりした顔をしている。そこで、もう一回大きな声で、

「シャローム、アブラハム、今朝はどうかね?」
と、聞いた。

するとアブラハムは我に返って、丁寧に挨拶をした。

「実は昨日、ラビの説教を聞いたら、夜も眠れなくて困りましたよ。朝まで起きていたんです」

ラビは深く感動した。
自分の話がそれだけ人を動かしたのである。
そこで、満面笑みをたたえて、アブラハムに言った。

「私の話がそんなにあなたの心を動かしたとは!しかし眠れなかったというのは気の毒だった。人間は何事も、あんまり思いつめないほうがいいですよ」

ラビがそう言うと、アブラハムはちょっと気まずいような顔をした。

「ラビ、私はラビのお話の間はいつも寝てしまうんです。だから、夜になると眠れないんですよ」



ラビの話を聞かなければ、明日から快眠ですね。

*ラビ・・・ユダヤ教の聖職者
*シャローム・・・ユダヤ人の間で挨拶として使われてる言葉



 追記




読み終えて思いましたが、ちょっと頭を捻らねければわからないようなジョークも多数存在しました。
そのため、脳の良いトレーニングになった気がします。

辛い時こそ悲観するのではなく、笑えというのがユダヤ人の考え。
何度も民族滅亡の危機にあっておきながら、今日まで無事生き残ってこられたのも、こういった精神があったからです。

そしてジョークを生み出すのには、当然頭を使う。
そうして鍛えられた頭が、芸術、経済、科学、あらゆる分野において、成功を収められた要因でもあることでしょう。