読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

要件を言おうか

マックで働くフリーターの備忘録

あるニセ占い師の告白

読書
スポンサーリンク

僕が働いてるマックの事務所の通りの前で、簡易型の机を用意して、手相占いをしてる老人をよく見かけます。

こんな時に僕が考えることは一つ。

「占いって儲かるのかなあ〜?」

資格も何もいらない占い師という職業。その気になれば明日から開業も十分可能。

始める敷居は低いとはいえ、稼げるのだろうか・・・う〜ん気になる。

儲かるのかどうか手相占いを例にして考えてみる。
開業する上でかかる経費は、机と水晶とかカードとか、そういったものを諸々合わせても、おそらく1万もかからないと推測できる。(あくまで路上で開業する場合)

コスパいいなあ〜。

鑑定料が一回1000円だとするならば、10人お客さんを呼べば10000円。
20人なら20000円。

いやいやちょと待って、ちょと待ってお兄さん!

これガチでやれば儲かるんじゃね???


そこから僕の行動は早かった。

「あるニセ占い師の告白」



読みました。
タイトル通りニセ占い師が、占いでぼろ儲けをした事実を告白していく内容となっている。

いや面白い!
ジェイソンズカフェという小さなカフェから、ニセ占い師としてのキャリアが始まり、次々とカモをたらしこんでいき、やがてセレブの顧客を持つようになり、巨万の富を築き上げる。

顧客を満足させるためのテクニックがとにかくすごい。知的好奇心が存分に満たされます。
そんな本書で、一番衝撃を受けた箇所を抜粋して紹介しましょう。
内容をすべて理解すれば、明日からプロ占い師になって大儲けできるかもよ。

 

カモが本当に求めているものは・・・?

 ブログ用 占いカード

「カモが本当に求めているものとは・・・?」
カモとはこの場合、占いにくるお客さんのことです。(カモ呼ばわりってひどいよな)
占いに来るぐらいだから、なんかしらの悩みを抱えているのでしょう。
すると彼らが求めているものは、悩みを解決する答えじゃないのでしょうか?

・・・

全然違いました。

彼ら。いや、カモが本当に求めてるものはそんなことではなかった。




気が遠くなるリーディング経験を経て、私は、カモが占い師や霊能者に相談に来る本当の理由を悟ったのだ。
それが腑に落ちてからというもの、まるで悪魔がとり憑いたかのように、私のリーディングは殺気と凄みを増していった。
私の成功要因は、カモがほんとうに求めてるものを私が提供したからだ。それに尽きる。
さあ、それからひとことで言うから、よく肝に銘じるがいい。

カモが求めているもの、それは「言い訳」だ。



霊能者や占い師に頼るようなカモたちは、表向きには、問題や悩みを解決するヒントを得ようとしていますが、無意識の深いところでは、自分のズルさを正当化してくれる言い訳を求めているそうです。

そもそも真剣に問題と向き合うつもりなら、相談する相手が絶対的に間違っている。
つまりカモたちはハナから問題を改善する気などなく、自分のズルさを正当化してくれる言い訳を求めているわけです。

そのためなら、いくらでも金を出すのがカモ。

男にはちょっと理解できない、女の占い好き。気分転換ぐらいで、たまに占われるぐらいならいいけど、どハマりは考えものです。

この詐欺師の言い分を全面的に信じるなら、やっぱり騙される奴も、騙される奴だと思います。
そういったズルさを胸に秘めてるんだから。

 

まとめ


150ページほどの短い内容で、スラスラっと読めるかと思いきや、タメになる知識が随所にちりばめられており、僕はメモしながら読み進めましたので、意外に読了するのに時間がかかりました。

ビジネスは、顧客が何を求めてるかを理解し、それを提供する。そうすれば必然として儲かる。
占いの場合もそれと同じで、この悪党な詐欺師も、顧客が真に求めるものを理解し、そして提供した。
だから儲かった。だから成功した。


占いは、なんの科学的根拠もない怪しい商売。
ある言葉を思い出す。

怪しげなものが売れる。ダイヤモンドがなぜ売れるかというと、ダイヤモンドの持つ妖しい光が女心を微妙にくすぐるからにほかならない。ダイヤモンドに限らず、怪しげなものは商品になる。”あやしげなもの”これを売りさばくことだ。


大尊敬する、藤田田の言葉です。

今後僕が職を失って路頭に迷ったら、占い師の開業を検討せざるを得なくなってしまった。
マジで儲かっちゃう可能性半端ないし。←クズ

いや、でもこの本を読んで占い師になった人絶対いるって!