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要件を言おうか

マックで働くフリーターの備忘録

アウトローな友人と縁を切ろうと思った話

備忘録
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今から書くことはあくまで仮定の話。
言うなら僕の空想話のようなものである。
それを念頭に置いた上で当記事を読んでいただければと思います。


どうしようもないクズ人間がいるとして、そいつは僕の友人だとしよう。
クズにも色々な種類がいるけれども、友人の場合は人の道を踏み外す可能性があるクズだ。
かなりアウトローに位置するのだ。

僕の守備範囲は広いほうではないから、反社会性を帯びてる人間を形容できない。
仮に友人であろうとだ。

ヤクザ、宗教、バカ
この3つの人種とは生涯関わらないと決めている。

友人がこの3つに該当するのであれば、僕は躊躇なく縁を切ると決めていた。

先ほど記したように、友人は「人の道を踏み外す可能性がある」というだけで、実際まだ人の道を踏み外しているわけではない。

友人である彼女は、今人の道を踏み外すかどうかのギリギリの間にいる。
何かのきっかけで簡単に外道に成り下がってしまいそうなほど、そのラインは脆いのだ。
そして厄介なことに僕が彼女と縁を切れば、恐らく彼女はあっさり人の道を踏み外し、お天道様の下を歩けない人生を送ることになるだろう。

彼女は孤独だ。友達らしき友達はいない。いたとしてもアウトロー系の人たちだけだ。

つまりだ、
彼女をこちら側の正常な世界に連れ戻せるのは、僕しかいないのだ。
僕がここで助けなければ、彼女はどんどんダークサイドに落ちていくだけだ。

過信でも慢心でもない。これは厳然たる事実だ。

クズに情けをかけるほど、僕は優しくない。
彼女を救えるのが僕だけであろうとも、限りなく希望の薄い救済活動などしたくもない。
だから僕は彼女と縁を切って、生涯関わりを持たないように努めようと思った。

しかしだ。
人間不思議なもので、実際そういう場面に直面すると冷酷な決断が下せないものなのだ。

彼女と縁を切るつもりで話し合いを持ちだしたのだが、話すうちに彼女との思い出が走馬灯のように脳内で再生された。
それだけなら自分の判断が揺らぐまでには至らないのだが、僕は過去ではなく未来のことまで考えてしまった。

つまり、
つまり、僕がここで彼女と完璧に縁を切れば、今後の彼女の未来は闇に染まるだけだということ。
その姿が目に浮かんでしまったのだ。
彼女を救えるのは自分だけだ。
その事実は、小さな責任感と罪悪感を僕の心に植え付けさせた。

明確な判断基準を敷いていた自分ではあったけど、この時ばかりは冷静で的確な判断ができなかった。

僕は彼女の言葉を信じて、もう一度彼女の更生に賭けてしまった。
縁を切るつもりで臨んだ会談は当初とは違う結果で終結した。

あろうことか僕は彼女を許してしまったのだ。
何度も裏切られたのにだ。

僕は甘い。
圧倒的に考えが甘く、そして底が浅い。
一人の人間の人生に影響を与えるなど、かなりの難易度を要求するであろう。
確かに彼女を闇の世界から、光の世界に引き戻せるのは僕だけだけだろう。
しかしそうとはいえ、僕が全力でぶつからないと、やはり彼女は変わらないのだ。
そういうものなのだ。

僕は果たして彼女に全力でぶつかる覚悟があったのだろうか?
その覚悟があって彼女を許したのだろうか?
結局は情にほだされて話を降り出しに戻しただけではないのだろうか。

後悔はめったにしないタチだけど、今回ばかりは後悔した。
自責の念に駆られた。


やはり頃合いを見て縁を切ろう。
僕のエネルギーは彼女の更生に使うべきではない。
反社会的なバカとは関わらないという自分の基本原則に忠実になることする。