どうも、KAJI_です。
放浪者スタートで世界の都市を巡って行きたいと思います。
そのプレイ日記第9回です。
前回、都市連合の砂漠地帯にある都市を巡り、犯罪者として追われハブに逃げ帰ってきました。
途中、遊牧民から荷物持ちのパックビーストを購入、ハブで旅支度をし、モングレルへと向かいます。
モングレルがあるのは霧に覆われた地域「フォグ・アイランド」の中心。
事前に地図を買っているので迷うことはありませんが、フォグ・アイランドを大量に徘徊しているフォグマンには注意が必要です。
Kenshiを始めたての頃、何も考えずにフォグ・アイランドを探索し、フォグマンに生きたまま食われたのはいい思い出です。
一人ひとりは大して強くないのですが、数が多いため、少数でいるとこを襲われるとボコボコにされたうえ、攫われて食い殺されます。
今回は人数が多いので、複数の集団に連続して襲われなければ問題ないと思いますが、慎重に辺りを警戒しながら進み、特に問題なく「モングレル」に到着しました。
まずは門番に話しかけてみると色々と情報をくれました。
衛兵(シノビ)「新入りのヤツか?見た目よりも強いんだろうな。無事にここから町にたどりつこうなんてな。」
かじ「この場所について教えてくれないか?」
衛兵(シノビ)「ここに定期的にやって来るようなヤツはいない。モングレルに幸運にもたどり着けるようなら、モングレルからは出られない。ここじゃ、誰にも見つからない…。あんたが追われている身なら、最適な場所だ。ここらは、無法者やら元奴隷やらがうろついているんだ。」
かじ「ここから出られないって…。何か生き残るためのアドバイスはあるか?」
衛兵(シノビ)「ここに残る場合か?あまり目立たないようにするんだ。出ていく場合か?…そうだな、墓地には近づかないことだ。あの霧は…通る者を飲み込む…とでも言っておこうか。」
かじ「…」
衛兵(シノビ)「北のフラッドランドにも同じことが言える。霧から出られればの話だがな。フラッドランドに行く連中は…戻ってはこない…」
かじ「フラッドランドについてもっと教えてくれないか?」
衛兵(シノビ)「冒険家や傭兵が行くところで、誰も帰ってきやしない。バカな連中さ。キラーマシーンがヤツらを狩るなんて言うヤツもいるくらいだ…
かじ「…」
衛兵(シノビ)「俺はどうかって?…俺は、いなくなって連中が見てはならないものを見たっていうのを信じるね…」
かじ「興味深い!確かめて来よう!」
衛兵(シノビ)「…ああ、そうだな…。」
かじ「…」
衛兵(シノビ)「バカな冒険家どもめ。」
という感じで情報を貰えました。
フォグ・アイランドでは墓地が危険、北にあるフラッドランドもヤバい、って感じの情報です。
ここで言う「墓地」はおそらく誤訳で、正しくはフォグ・アイランドに点在する窪んだ地形のことを指していると思われます。
その近くにはフォグマンが群れで存在してることが多いからでしょう。
フラッドランドは少し通ったことがあるんですが、酸性雨の振っていないデッド・アイランドという印象です。
水溜まりが多く移動が面倒で、アイアンスパイダーも徘徊しています。
ただ遺跡も多く、ユニークNPCが住んでいるので、次の目的地にしようかと思います。
門番と話した後、モングレルに入りユニークNPCを探しました。
最初に見つけたのは「クランブル・ジョン」。
クランブル・ジョン「[しなびた筋っぽい年老いた男が片目であなたをにらみつけている。彼は諦めた風で、すでにあなたを見飽きているようだが、話しかけてくる]」
かじ「お前は誰だ?」
クランブル・ジョン「クランブルジョン」
かじ「なんで「クランブルジョン」って呼ばれているんだ?」
クランブル・ジョン「ボロボロの骨のせいさ。もう質問は十分だろ。」
かじ「あの武器を本当に持ち上げられるのか?」
クランブル・ジョン「いや。失せろ。」
かじ「本当に長い髭だな。」
クランブル・ジョン「私の力の源じゃよ。まとわりつくな!」
かじ「なんでそんなに年取ってるんだ?」
クランブル・ジョン「放っておいてくれ!」
かじ「仲間に入れよ!」
クランブル・ジョン「いいだろう!お前の間抜けな仲間に入ってやる!」
かじ「やった!」
という感じで物凄い猫背のじいさんが、逆切れ気味に仲間になりました。
猫背のじいさんなのにフラグメントアックスを装備し、筋力もかなり高めです。
会話の感じからモングレルから脱出を諦めた元冒険者だと思います。
続いて2人目、「無限のウィンワン」。
無限のウィンワン「無限のウィンワンとやりあう度胸はあるか?」
かじ「どういうみだ?戦おうってのか?」
無限のウィンワン「無限のウィンワンは雇い先を探しているようだ。ヤツを雇うんだ!この滅多にないチャンスと貴重な力を手に入れるんだ!」
かじ「いくらだ?」
無限のウィンワン「無限のウィンワンは安くはないぜ!無限のウィンワンは100,000カタンだ。それ以下はありえない!」
かじ「なんだって?それなら、無限のウィンワンを10人は雇えるぜ!」
無限のウィンワン「フェイクだ!フェイクの無限のウィンワンを10人も雇いたくはないだろ!一体なにをしようっていうんだ?」
かじ「たぶんね。」
無限のウィンワン「そうか、10,000キャットだ、それでどうだ?」
かじ「5,000ならどうだ?」
無限のウィンワン「いいだろう![狂ったように踊りだし、皆が見ている]」
かじ「[終了]」
なんか物凄い個性的な奴が仲間になりました。
キャラクリが可能でしたが、今回はデフォルトのままでいきます。
サーベルのスキルが高く、戦闘能力は5000キャットの価値はありますね。
なんでモングレルにいたのかは分かりませんが、馬鹿なので雇い先を探して彷徨い着いたんだと思います。
3人目は「シュライク」。
シュライク「こんな行き止まりの町で足止めを食らってどうするんだ?AIコアやCPUユニットのテックハンターのうわさだって?青い空、日の光、そして砂漠のそよ風とはおさらばだ。これからは、霧の音が聞こえる。こいつをきいていれば、数晩眠れなくなることは間違いなしだ…。それに、食料のことなんかは、言うまでもない!こんな忘れられた島で、一体どれだけ食料がもつってんだ?ああ…。」
かじ「…」
シュライク「どうやら、あんたはお仲間みたいだな、だろ?パーティにようこそ!パーティをしらけさせたくないなら、霧については話さないことだ…。あるいは、それについても質問もご法度だ。甲高い声や、うめき声、これで十分だろ…。」
かじ「どれくらいここにいるんだ?」
シュライク「もうずいぶん長い。この場所での記録はつけないようにしている。だが、おそらく1年かそこらだろう。モングレルってとこが、イカレてる場所だって感じるには十分な長さだ。」
かじ「なんで出て行かない?」
シュライク「ああ、出たい気持ちは山々だ。だが、毎回勇気を出すると、兄貴の拷問にかけられている声が頭に響き渡るんだ。それに、日の光が少なく、クランブルジョンからの変な背の痛みの愚痴を聞くのもそれほど悪くないって思うんだ。霧の中で動けなくなるっていう運命と比べたらね…。意見やらを言うのはいいけど、実際にやるのは本当に大変そうだ…。」
かじ「なら、ついてくればいい。ここから出られるぞ。」
シュライク「ああ…なかなかの数の仲間がいるようだな…。それに、ここまで無事にたどり着いている。それは、なかなかと言うべきだろう。だが、それだけで十分なのか…。」
かじ「…」
シュライク「[手の傷をさわると、さらに静かになって]」
かじ「…」
シュライク「ああ、奈落の果てまでか。もうチャンスはないかもしれない…。」
かじ「…」
シュライク「必要なら引っ張ってでも連れて行ってくれ。置いてけぼりはごめんだ。」
ということでシュライクが仲間になりました。
元冒険者で、兄をフォグマンに喰われたようです。
クランブル・ジョンと顔見知りのようで、ステータスは低いですが無料で仲間になってくれました。
最後の一言がなかなか切実ですね・・・。
眼鏡装備・赤髪・真っ黒な肌と印象的な見た目をしています。
そして4人目、最後に仲間に加えたのは「ビープ」。
シュライクを仲間に加えたタイミングで、待機していた仲間の近くをうろついて「ビー!ビー!」と言っているハイブがいました。
ちょこちょこと付いてくるハイブ。
初めてハイブを見たときは気持ち悪いと思っていましたが、親に追従する小鴨のようなビープを見てると結構可愛いと思いましたね。
楽しみにしていたので、ビープとは何回か話してみました。
ビープ「ビー!」
かじ「なんで私についてくるんだ?」
ビープ「ビープ!」
◆◆◆会話終了◆◆◆
ビープ「ビー!」
かじ「…お気になさらず」
◆◆◆会話終了◆◆◆
ビープ「ビー!」
かじ「なんだ?!」
ビープ「すみません。緊張するとビーって言うんです。」
かじ「ちょっと変わってるな」
ビープ「ハイブから追放されたんだ」
かじ「「ビー」って言い続けているから?」
ビープ「私は欠陥品だ。ハイブには向かない。」
かじ「…」
ビープ「でも、ビーは諦めない。ビーは強いんだ。」
かじ「…」
ビープ「ハイブを去ってから私の中で何かが変わったのを感じるんだ。考え方が、自由で、以前には感じたことがなかったように感じる。自由が欲しいんだ、でも、どこに行っても殺されかかったり追いかけられたりする。」
かじ「…」
ビープ「ビーは疲れたんだ。追いかけてくるヤツを刺してもいい頃だ。」
かじ「*溜め息* 今週も誰もこなかったな。いくら欲しいんだ?」
ビープ「金だって?それが何だか知らないな。」
かじ「いや、結構だ。強くなったら戻ってきなさい。」
◆◆◆会話終了◆◆◆
ビープ「ビー!」
かじ「あー・・・やぁ、ビー・・・」
ビープ「・・・」
かじ「…」
ビープ「・・・な・・・なんで私の名前を知っているんだ?」
かじ「そうかなと思っただけだよ」
ビープ「・・・じゃ、お前さんは天才だって言うのかい?」
かじ「そうだ、そうだ。」
ビープ「一緒にいいですか?私は強い剣士になりたいんです」
かじ「お前はあまり強そうに見えないな。武器さえももってないじゃないか。何か技は身につけているのか?」
ビープ「何も持ってないぞ。」
かじ「…」
ビープ「ハイブから追放されたんだ」
かじ「奴らは非難はしない。」
ビープ「私は欠陥品だ。ハイブには向かない。」
かじ「…」
ビープ「でも、ビーは諦めない。ビーは強いんだ。」
かじ「…」
ビープ「ハイブを去ってから私の中で何かが変わったのを感じるんだ。考え方が、自由で、以前には感じたことがなかったように感じる。自由が欲しいんだ、でも、どこに行っても殺されかかったり追いかけられたりする。」
かじ「…」
ビープ「ビーは疲れたんだ。追いかけてくるヤツを刺してもいい頃だ。」
かじ「*溜め息* 今週も誰もこなかったな。いくら欲しいんだ?」
ビープ「金だって?それが何だか知らないな。」
かじ「チームへようこそ。」
こうして4回目の会話でビープを仲間に加えました。
話してみて確かに面白いキャラだなって感じましたね。
ステータスは全て1。
しかも所持品はぼろい腰巻と使いかけの応急キットのみ。
ハイブから追放された後、色々あったみたいですがよくこれで生き残れましたね。
「クランブル・ジョン」「無限のウィンワン」「シュライク」「ビープ」の4人が加わって計16人。
かなりの大所帯になってきました。
仲間を増やしたあとはゆっくり町を見て回りました。
霧に囲まれた絶望の町ってわりに、店の品揃いはかなり良い物が多いです。
食糧も大量に売っているので、ここを拠点にしても問題ないと思いますが、辺りを徘徊するフォグマンの相手が面倒ですね。
メンバーが増えたので、フォグマンを倒してお金を貯め、食料を購入しようとしていたところ、フォグマンに捕まったNPCが捕食されている現場を目撃しました。
捕食されている間、ひたすら叫んでいるのが可哀そうだったので助け出してあげました。
何故かビープが物凄い張り切っていたのが印象的です。
ビープは強い剣士になりたいそうなので、拾った刀を持たせてあげましたが、防御面に不安があるのでサーベルにしようか悩んでします。
他の仲間は適当に拾ったり買ったりした武器を持たせてます。
拠点を作っていないので所持金が安定せず、装備を整えたり出来ないのが残念です。
まぁそのうちなんとかする機会も来るかと思います。
特に世界の南東を目指す際は、全員にそれなりの装備をさせる予定です。
南東はバージョンアップで追加された修羅の地ですからね・・・。
いつになるかは分かりません。
続く