今月は忙しかったです。
よって読書の時間を確保するのが中々困難でした。。
あ〜死んじゃう。現実逃避できなきゃ僕現実に殺されちゃう。
そんな数少ない読書の中で、昨日読んだのが「偽物語 上巻」
今月西尾維新ばかり読んでますハイ。
さて、感想を書き連ねていきます。
あらすじ
偽物語のメインを担うのが、阿良々木くんの妹達である、阿良々木火憐と阿良々木月火です。
火憐は現在中学3年生で、月火が2年生。
ことさらこの二人は正義感が強い。
ファイアーシスターズなるものを結成し、世間に蔓延る悪と対峙しています。
どんな中学生やねん。
最も阿良々木暦からしたら、それは正義ごっこにすぎないそうなのだけど。
今回の物語は、そんな彼女たちの正義感が引き起こすものです。
今回貴重なのは、いや僕にとって貴重なのが、忍が幼児化されてから初めて喋るのです。
しかも登場シーンが浴槽で全裸とくる。
真っ裸のスッポンッポン。
ロリコンもとい、忍ファン歓喜の名シーンです。やばばば可愛いぃ!
やめてキモいとか言わないで。石投げないで。
いつもながらの脱線をしつつ、まずはあらすじから説明していこうと思います。
今回のメインテーマはズバリ「正義」。
いつだって己の正義を貫こうとする妹たち。
お前たちのやってることはごっこ遊びだといえば、彼女たちはこう言う。
「ごっこじゃないよお兄ちゃん」
「正義の味方じゃなくて正義そのものだよ、お兄ちゃん」
プロの詐欺師である貝木泥舟。
彼が今回の一騒動の発端であり、根源である。
彼は中学生を相手取り怪しげなまじないを売り物にし、金銭を巻き上げる。
もちろんまじないはまがいものでしかなく、なんの効果もない。
そんな悪い噂を嗅ぎつけ、正義の味方、いや、正義そのものであるファイアーシスターズは早速事態解決に動き出す。
ファイアーシスターズの実戦担当である火憐は、貝木と対決するものの、しかし火憐は中学生。ただの中学生です。
約束されていた結果のごとく、返り討ちにあう。
囲い火蜂という怪異の毒を貝木に施され、高熱にあえぐ火憐。
そこでお兄ちゃんの阿良々木暦の登場。
戦場ヶ原ひたぎも参戦する。
実は戦場ヶ原ひたぎも、過去貝木の詐欺の被害に遭った被害者の一人だった。
最強のツーマンセルと最強の詐欺師の対決。
長くなったけどあらすじはそんな感じ。
シスコンな阿良々木くんでした
本作は阿良々木ハーレムが総出演します。
八九寺真宵、忍野忍、戦場ヶ原ひたぎ、千石撫子、神原駿河、羽川翼。
というかもはやこっちのほうがメインなんじゃないかというぐらい、彼女たちは個性をバリバリ発揮してくれます。そして存在感をバリバリ見せつけてくれます。
相変わらずストーリーと関係ない無駄話が多い。偽物語は特に多い。
アニメ見てた人全員共通の認識を持ったと思うけど、これいつ物語始まるのって感じ。
まあその無駄話を楽しめないようじゃ、物語シリーズは読めないのだけど。
ガハラさんも貝木とは因縁があり、過去彼に騙されたことがありました。
彼の危険性を十分に理解してるガハラさんは、すさまじい行動に出ます。
阿良々木くんを拉致監禁
彼女がそんな行動を取る理由はただ一つで、阿良々木くんを貝木から守るため。
相変わらずぱねえ。てか怖い。
知らなかった?私はあなたのこと愛してるのよ、阿良々木くん。
たとえあなたが全身汚物にまみれようとも躊躇なく抱擁できるくらい。呼吸から排泄に至るまで、私があなたの全身を脳まで含めて隈なく管理してあげるんだからね
戦場ヶ原ひたぎ
愛が重い!
いつもどおり絶好調の戦場ヶ原ひたぎさんでした。
見どころが満載で、感想がうまくまとまりそうにないですが、本作では阿良々木くんと妹たちの関係性がよくわかります。
妹は嫌いと口では言っている阿良々木くんだけど、いざ彼女たちが危機に瀕すれば、全力で助けちゃうあたり、中々のシスコンなのでしょう。
物語シリーズでは阿良々木くんは基本いい人キャラで、まず怒りません。怒るというイメージが全くありません。
でも妹たちには本気で怒ります。本気で説教します。本気で殴ります。
言っとくが、僕はお前たちが大嫌いだ。
だけど、いつだって誇りに思っている。
阿良々木暦
ハイハイ妹達が大好きなんですね。素直にそう言えよ(笑)
今作も十二分に楽しめました。
さて次は下巻を読まねばっと。
お粗末さまでした。