要件を言おうか

カネとかジンセイとかいろいろ

ゲーム機の部品販売は儲かるのか!?

※本記事には広告が含まれています。
スポンサーリンク

f:id:youkenwoiouka:20200926142930p:plain

 

あまりにも二ンテンドースイッチのジョイコンが壊れやすいもんだから、フランスの消費者団体が任天堂にガチオコ。任天堂が意図的に商品の寿命を短くする計画的陳腐化を行ってる、と訴えていました。


消費者にとってはゲームのコントローラーが壊れやすいのは迷惑千万な話ですが、しかし我々ジョイコンリペア業者はそれが飯のタネ。
壊れやすいという仕様上の間隙をつき、同業者間でジャンクジョイコンを奪い合いゼニを稼ぐ。誰からも認められず、誰からも褒められず、社会的価値0の仕事。
認められなくともいい。儲かるのですから。
我々ジョイコンリペア業者の私腹を肥やすためにも、任天堂にはどうか今後も壊れやすいゲーム機の開発に勤しんでいただきたい所存であります。

 


任天堂にガチギレされそうな与太話はともかく、今回もそんなジョイコンにまつわる話。

以前自分はブログでジョイコンリペアの収支を発表しましたが、その時に部品販売も行っていると書きました。
なので今回はリペアではなく、「ゲーム機の部品販売は儲かるのか?」というお話を書いていきます。

目次

 

ジョイコンの部品販売はもっぱらアナログスティックが主流

 

ジョイコンの故障原因の9割がアナログスティックのドリフト現象。
すなわち、一番需要がある部品もこのアナログスティックです。

ジョイコンリペアをしている人なら、少なくともアナログスティックは月に30〜100個は使うので、定期的に仕入れなければいけないパーツです。

しかし、アナログスティックは国内で製造されておらず、基本は中国から発注することになります。

「でもAmazonや楽天に売ってるじゃん?」

確かに売ってるけど、Amazonと楽天で手に入るアナログスティックは質が悪い。
自分も何度不良品をつかまされたことか。

そこで出番になるのがフリマアプリ。

フリマアプリに出回っているアナログスティックは純正品に近い作りの最新型であることがほとんどで、品質はかなり高いです。
それでいて安い。

なので、ジョイコンリペアをする人の多くは、フリマアプリでアナログスティックを仕入れています。
そして自分を含めた一部のガチ勢だけ中国から仕入れるという感じ。

 

アナログスティックの販売は儲かるの?

 

「ってことはアナログスティックを中国で仕入れて、それをフリマアプリで売れば儲かるってこと?」

数ヶ月前の自分ならその問いに「YES」と答えていましたが、今の状況だと答えは「NO」。
理由は相場の下落。

というのも、以前はアナログスティック2個セットで950円で売れました。

アナログスティックの1個あたりの中国の仕入れ単価は為替の変動にも左右されるけど、大体160〜220円。
つまり仮に1個200円で仕入れそれをメルカリで2個セットで売り、120円の定形外郵便で送った場合10%の手数料を差し引いても335円の利益になる計算。

それが今や2個セット600円にまで相場が下落。そうなると残る利益はわずか20円。
自販機の下を漁ってた方がまだ儲かるレベルです。

ここまで相場が下落した理由はシンプルにアナログスティックを売る人がここ数ヶ月で一気に増えたから。
ジョイコンリペア業者のみならず、ジョイコンリペア業者でもなんでもない人たちまでアナログティックを売る有様で、まさに猫も杓子もアナログスティックを売る時代が到来。
これにより、需要と供給のバランスが崩れ相場が下落したということです。市場原理とは実に恐ろしい。

なので、ゲーム機の部品販売で稼ぎたいと思うならジョイコンのアナログスティックはあまりおすすめできません。

 

じゃあ何を売れば稼げるの?

 

ゲーム機の部品を売って稼ぐ方法は2つあって、一つは業者向けに大量販売するか、もう一つは単価が高く手に入りづらいニッチな部品を売るかのどちらか。

前者は、例えばアナログスティックは今売っても全然儲からないけど、業者向けに10個や20個と大量にまとめ売りすることでそれなりの利益を確保するという方法。

後者は、例を出すと二ンテンドースイッチの交換部品である「ゲームカードカートリッジ」がニッチで単価が高い部品。
この部品は4000〜5000円で売れるので、売れれば一個あたりの利益はそれなりに大きいです。ただ、とにかく手に入りにくい。だからこそ高いのですが。

いずれかの2つの方法を採用することでそれなりに稼ぐことができるでしょう。
実際ゲーム機の部品販売のみを行っているアカウントは多く、彼らは任天堂のゲーム機だけではなくPSP、PS4など、扱ってる機種も様々です。
そうしたアカウントを参考にすることで、何を売れば儲かるかが見えてくるでしょう。

ちなみにこうしたゲーム機の交換部品はまず国内では製造されていないので、仕入れるなら中国から。
自分はアリエクスプレスで仕入れています。

 

結論、ゲーム機の部品販売って儲かるの?

 

自分はゲーム機の部品販売に振り切っているわけではないので、若干推測が含まれますが、結論儲からないでしょう。

というのも、部品の単価は基本安く、大きな利益を確保するには至らないからです。
なので売れど売れど残る利益は少なく、投じた労力の割には「なんだ、これっぽっちかよ・・・」と嘆く結果になるのがオチ。お小遣い稼ぎにはいいけど事業という観点で見た場合、やはりおすすめはできない。

ニッチで単価が高い部品を見つけたと思っても、アカウントが目立つとすぐに同じ物を売る人が出てくるので、熾烈な価格競争に巻き込まれます。
価格競争は言うならばチキンレース。どちらかが根をあげるまで続くので凄まじい消耗戦になることは目に見えています。そこに身を投じるのはあまり賢い選択ではないでしょう。

だから、ある程度手堅い部品以外はあまり手を出さず、自分のように他にメインとなる商品を探す方が得策だと思います。
ベツニライバルヲヘラスタメニイッテルワケジャナイヨ。
なぜか棒読みで絞めるしんまでした。

 

おわりに

 

怪しいスピリチュアル団体に潜入してみたり、ニンテンドースイッチを自作してみたり、記事にしたいことは山ほどあっても、実際問題なかなか怪しいスピリチュアル団体は見つからないし二ンテンドースイッチの基盤は手に入らずで、結局何も書くことがないんですよね。

こんなことだからたまにブログを更新しても誰も見てくれず、読者もじわじわ減っていくのでしょうね。悲しみ・・・。

次回は割とガチな恋愛に関する記事でも書こうと思うので、よかったら見てってくださいな。

ではでは。

以上、ゲーム機の部品販売は儲かるのか!?...でした。