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フリーター時代の貧乏だった頃を振り返る

※本記事には広告が含まれています。
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手の平にある500円玉


どうも、しんま13です。

当ブログで何度か語ってきましたが、昔の自分はめちゃくちゃ貧乏なフリーターでした。

とにかくお金がない。
とにかく時間がない。

毎日毎日生きるのに精一杯でした。

というわけで今回は久しぶりにそんな貧乏フリーターだった頃を振り返ってみようと思います。

目次

 

就職先を一か月半で辞めてフリーター生活スタート

 

自由を謳歌する人


自分は高校卒業と同時にとある料亭に就職しました。

しかし就職はしたはいいものの、全く仕事ができず毎日怒られる日々。
それが辛すぎて結果的に入社してからわずか一か月半で退職してしまいました。

当たり前ですが、仕事を辞めれば収入がなくなるので生活は厳しくなるのは自明の理。
実家暮らしならまだしも、自分の場合は高校卒業とほぼ同時のタイミングで一人暮らしを始めていたので、家計が大ピンチに陥ります。

この頃の自分はマジでホームラン級のアホ。
せめて次の仕事が決まってから辞めればよかったのに。

そんなこんなで生きていくために、時給820円のバイトを始め、どうにか生活を立て直すことにしたのです。

 

貯金0で一人暮らし。時給は820円。何度も電気とガスを止められました

 

絶望している人


貯金0の状態で一人暮らしを始めた上に、バイトの時給が820円だったので、いくら頑張ってもお金が貯まりませんでした。

お金がないので、家賃、電気ガス水道、携帯代、税金、の滞納もしょっちゅう。

だからよく家賃催促の電話がかかってきたし、電気とガスが止まるのももはや日常茶飯事でした。
さすがにライフラインの水道が止まった時は焦りましたが。(トイレが流せなくなるので)

特に電気は一番止められました。

電気があまりにも止められるものだから、後半は徐々に慣れてくるんですよね。
というか、意外に人間って電気がなくても生活できることがわかりました。

暗くなったらすぐ寝ればいいし、携帯はバイト先で充電すればいいし、どうしても夜活動したい場合は友達の家に行ったり、ショッピングモールのフードコートに行けばいいし、案外電気が使えなくてもどうにかなるもんです。

電気が止まって一番困るのは冷蔵庫が死ぬことでしょうか。
とはいえ真冬だと冷蔵庫の中と部屋の温度が一緒くらいになるので、冬は電気止められてもほぼノーダメージだったりするのですが。

 

当時の食費は1カ月5000円でした

 

散らばった小銭


当然貧乏なのですから食事にお金はかけられません。

当時の自分は1カ月の食費が5000円でした。
詳しくは下記記事を。

参考記事: 筆者のお金がなかった時代の貧乏飯5選【1ヶ月の食費は5000円でした】

 
もやし炒め、具なし味噌汁、具なしカレー、具なしチャーハン、色々な貧乏飯を作りました。

時には知り合いに食料を分けてもらったりもしたり、パン屋に行ってタダでパンの耳をもらったりなんてことも

とにかく毎日如何にお金をかけないでうまい飯を作るかっていう戦いでした。

でも1カ月の食費5000円生活をやってみてわかりましたが、米さえあれば、1カ月5000円の予算しかなくてもそれなりに楽しい食生活が送れます。

やはり米は偉大。日本人でよかったわ。

 

貧乏で一番辛いのは社会から認められていない感です

 

路上生活者


長いこと貧乏フリーターをやっていて一番辛かったのは、お金がないことではありません。
一番辛いのは貧乏なせいで社会から認められていないという事実を強く痛感することです。

まともに光熱費も払えない、まともに家賃も払えない、まともに税金を国に納めることもできない、美味しいご飯を好きなだけ食べることもできない。

貧乏なせいで人間らしい生活を送ることができないだけではなく、税金を払ったり家賃や光熱費を払うという社会的責任を果たすことができないのです。

これが一番辛かったです。
こうした社会的責任をきちんと果たせないと、「自分は社会にとって必要のない人間なんだ・・・」と考えてしまい、自分に一ミリたりとも肯定感を持てないのです。

「世の中お金じゃない」
「お金より大事なものがある」
「愛は地球を救う」

こういった耳触りのいい綺麗事を言う人はよくいますが、自分のこれまでの経験から言わせていただくとやっぱりお金は大事だし、結局のところ世の中お金だと思います。

お金がないと社会的な責任を果たすこともできないし、人間らしい生活を送ることもできません。
お金がないと社会的にも評価されないし、女性からも評価されず結婚することも不可能。どんなにバグっても石原さとみが年収200万円の貧乏男と結婚することはありません。

こんな思いがあって、自分は社会から認められるためにどうにかお金を掴まなければいけないと考えるようになりました。

貧乏な暮らしは耐えられますが、社会からちゃんと認められないのは嫌なのです。

 

貧乏だと心が荒みます

 

絶望する老人


貧乏だと心まで貧乏になります。

結婚して幸せそうな新婚さんを素直に祝福できない、実家暮らしで親の金でのうのうと生きているリッチなフリーターが許せない、年収で結婚相手を選ぶ女に死ぬほどムカつく、などなど、自分の心に余裕がないからこそ、他者の幸せを喜ぶことができなくなるのです。

しかも、ホームレスとかパチンカスとか、自分より下の人間を見て安心してしまうみたいな部分もありました。

こんな感じで、貧乏だと心が荒んでしまいます。

人の優しくしたりするのは、心に余裕があるからこそできることです。

死ぬほど貧乏で毎日生きるのに精一杯だ人のことなんて考えていられません。
いかに美味しい飯を確保するか、如何にお金を稼ぐかが全てでした。

まあ僕が貧乏なのは完全自分のせいだったんですけどね。

 

貧乏フリーターを脱するためにいろんなことをやるものの全て失敗

 

貧乏フリーターを脱するためにいろんなことに手を出してきました。

・ FX
・ 株式投資
・ 文房具ショップ運営
・ せどり
・ ガチャビジネス
・ 情報販売


しかし、どれもほとんど失敗。

結果的に貧乏フリーターを脱するどころか、より貧乏になってしまいました。

そこらへんの失敗談は下記記事でまとめてあります。

参考記事: 副業でやらかしまして。(9) 副業で73万円損した僕が学んだこと | マイナビニュース

特にFXに手を出したのは一番の失敗だったかもしれません。

毎日相場をチェックし、毎日チャンスがあればトレードして、それで毎日負ける。
負けるたびにイライラしてモノにあたる。

イライラしすぎて家のドアを破壊したこともあれば、iPhone5を全力投球して破壊したこともあります。

こんな生活は精神衛生上よくなかったし、FXのおかげで膨大な時間とお金を失いました。
(FXによって失ったお金は合計65万円。年収200万円しかない自分にとってはめちゃくちゃ大きい金額です・・・)

FXを1年間やって得られた知見は「自分はFXに向いていない」ということくらいです。
多少経済に詳しくなりましたが、それは別にFXをやっていなくても身についた知識なので、あんまりFXは関係ありません。

本当FXなんてやらなかればよかったです(苦笑)

 

紆余曲折があり現在は貧乏フリーターを脱しました

 

優雅なランチを取るビジネスマン


お金を稼ごうといろんなことに手を出してみるものの全て失敗。
やることなすこと全てうまくいきませんでしたが、それでも現在は貧乏フリーターから脱し、金銭的にも時間的にも余裕がある暮らしを実現しました。

なぜ貧乏フリーター脱することができたのかというと、

1. 割のいいバイトに切り替えた
2. 生活費を見直した


の2つを行ったからです。
つまり、収入を上げつつ支出を見直したという家計管理の当たり前のことをやったわけですね。

以前は時給820円のバイト先に自分の全時間をぶち込んでいましたが、言うまでもなくこんな時給単価が低いバイトだと全く稼げません。

当時の自分に月給は11~14万くらいでしたから。

だから、メインバイトを割の良いバイトに切り替えて収入の底上げを図りました。
その結果、平均して月19万円くらいまで収入を上げることに成功。


生活費もいろいろ見直しました。
生活費の見直しで一番力を入れたのが、可能な限り支払いはクレジットで行うという点です。

言うまでもなく、現金払いだと手間がかかる上にポイントは貯まりませんが、クレジット払いだと支払いが一瞬で済む上にポイントも貯まります。

・ 光熱費の支払い
・ 携帯代の支払い
・ 日常的な買い物
・ サブスクリプションの支払い


とにかく可能な限り支払い方法をクレジット支払いに切り替えました。

たかだかポイントごときと思うかもしれませんが、この小さな積み重ねが大きな資産になっていきます。
多分、自分はポイントだけで少なくとも月2500ポイント分くらい貯まってると思います。
つまり年間にして3万ポイント。

これが全て現金払いなら0ですからね。

お金がない貧乏なフリーターほどクレジットカードを使うべきなのです。

参考記事: ニート・無職でも作れるおすすめのクレジットカードは「楽天カード」と「kyash」だと思う

 
というわけで、現在はこうした小さな積み重ねが功を奏して貧乏フリーターから脱することができ、時間的にもかなり余裕がある暮らしにシフトすることができました。

ほんと、ようやくっていう感じです(しみじみ)

 

実家暮らしのフリーターは圧倒的に最強

 

自分は18歳から貯金0で一人暮らしを始めて今日まで至るのですが、つくづく思うのは実家暮らしのフリーターは最強だということです。

自分のバイト先にいる実家暮らしのフリーターたちは、自分より収入が低いのですが、それでも自分より貯金はあるし自分より可処分所得も高いのです。

その理由は実家暮らしだから生活費がほとんどかからないため。

なんせこっちは生活費だけで最低月10万円がなくなりますが、実家暮らしのフリーターたちはこのような生活費が発生しないので必然的に可処分所得が多くなります。

自分も1年でいいから実家暮らしがしてみたいものです。
そうすればかなりのお金が貯まることでしょう。

参考記事: 実家暮らしのフリーターが最強すぎて羨ましい【一人暮らし辛い】 

 

【まとめ】もっともっとお金が欲しい

 

ようやく貧乏なフリーターを脱することができた自分ですが、まだまだ現状の自分には満足していません。

自分はもっともっとお金が欲しいです。

自分は昔から貧乏だったし、お小遣いも満足にもらえなかったし、高校の学費も全て自分で払っていました。
加えて、昔から何をしても誰からも褒められることはありませんでした。

だから自分は自己肯定感を持つことができないのです。
自分に自信を持つことができないのです。

そういった経験をしているからこそたくさんお金を稼いで人から認めてもらいたい。

そんな気持ちで最近は頑張ってます。

諭吉でケツ拭けるくらい金持ちになって神奈川県のビルゲイツと呼ばれるようになってやりますわ。

以上、フリーター時代の貧乏だった頃を振り返る...でした。

 

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