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【ネタバレ有】映画「96時間/レクイエム」あらすじ・感想。最強のオヤジ、容疑者となる

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どうも、しんま13です。

96時間シリーズ三部作「96時間/レクイエム」を見ました。


96時間シリーズは主演のリーアム・ニーソンのアクションが痛快な作品で、特に第一作の「96時間」は、執念の追跡とノンストップアクションが実に最高でした。

本作「96時間/レクイエム」でも、相変わらずリーアム・ニーソンのアクションは健在でした。
では早速感想を書いていきます。

目次

 

映画「96時間/レクイエム」の基本情報・予告編

 


【監督】オリヴィエ・メガトン
【脚本】リュック・ベッソン
【ジャンル】アクション
【公開日】2015年1月9日
【上映時間】109分

 

映画「96時間/レクイエム」の主要登場人物・キャスト情報

 

・ リーアム・ニーソン: ブライアン・ミルズ役
元CIAの特殊工作員。凄まじい技術と超人的な格闘術を兼ね備えており、娘のキムを溺愛している。
前作の事件以降レノーアと親密になっていたが、自分の部屋でレノーアが殺されていることに気づく。たまたまその場を警察に発見されてしまい殺人事件の容疑者になってしまい、その場から逃走する。

・ ファムケ・ヤンセン: レノーア:セントジョン
ブライアンの元妻。スチュアートと再婚するが、二人の関係は思わしくなく、度々ブライアンに相談をしていた。
だがある日何者かに殺害されてしまう。

・ マギー・グレイス: キム役
ブライアンとレノーアの娘。妊娠が発覚したのだがそれをブライアンに言い出せずにいた。
そんな中、母であるレノーアが殺害されてしまい事件に巻き込まれていく。

・ ダグレイ・スコット: スチュアート:セントジョン役
レノーアの再婚相手。

・  ジョニー・ウェストン: ジミー役
キムの彼氏

・ フォレスト・ウィテカー: フランク・ドッツラー役
ロサンゼルス市警の警部で鋭い洞察力を持つ。
持ち前の捜査能力を活かして容疑者となったブライアンを追い詰めていく。

 

映画「96時間/レクエイム」のあらすじ

 

大学生となったキム。
キムは妊娠したことを知るがそれを父親であるブライアンには言い出せずにいた。
一方、ブライアンは相変わらず娘のキムを溺愛しており度々会っていた。
ブライアンはレノーアとも前作の事件以降親密になり、レノーアのスチュアートに対する愚痴をよく聞いてた。

そんなある日、ブライアンはレノーアに「朝食を一緒に食べよう」と誘われベーグルを買って部屋に向かうと寝室で殺されているレノーアを発見する。
考える間もなく警察が部屋に駆けつけるが、状況的に考えてこのまま捕まれば自分が容疑者となる思い警察官を倒し逃走。

ブライアンは警察の追跡を逃れながらレノーアを殺した犯人を捕まえるために執念の捜査を始めるのだった。

 

映画「96時間/レクエイム」ネタバレ感想

 

前作「96時間/リベンジ」ではスチュアートは登場せず、ただレノーアと不仲になったということだけが伝えられていました。

しかし本作「96時間/レクエイム」ではスチュアートはちゃんと登場します。
スチュアートは相変わらずレノーアと不仲だったのですが、実はこれが本作の重要な伏線だったりします。


冒頭、ブライアンが部屋でレノーアが殺害されているところを発見し考える間もなく警察が駆けつけ、ブライアンはレノーア殺害の容疑者となってしまいます。

ブライアンはレノーアを殺した本当の犯人を探すべくその場から逃走。
ブライアンは元CIA工作員なので、警察の追跡をかわすのもお手の物。
警察の追跡を巧みに逃れながら真犯人を追っていきます。

ブライアンは世の中のシステムを知り尽くしているので、警察は全く歯が立たず、全てにおいてブライアンに一歩先を行かれてしまいます。

さすが史上最強のオヤジ。。。

ブライアン執念の追跡により徐々に事件の全貌が見えてきます。
レノーア殺害の主犯格として浮上したのが、オレグ・マランコフ。

マランコフはロシア系犯罪組織のボスで、スチュアートが借りたお金を返せなかったため見せしめとしてレノーアを殺したという事実が、スチュアートの口から語られます。


ブライアンは主犯格のマランコフに復讐するために仲間の助けを借り、マランコフの住むビルに単身で潜入します。

銃器を携帯した警備員が大量にいるというのに、ハンドガン1丁を片手に単身で襲撃しに行くのは無謀以外の何者でもありませんが、史上最強のオヤジの異名を持つブライアンからすれば民間の警備員など大した相手ではないのかもしれません。

結局たった一人でビルに潜入しビル内にいる人間全員を皆殺しにし、主犯格のマランコフも倒します。
ここでマランコフの口から驚くべき新事実が語られます。

一連の事件の黒幕はスチュアートであると・・・。

スチュアートは借金を返すためにレノーアに1200万ドルの保険金をかけ、しかもブライアンをマランコフにけしかけて、1200万ドルの保険金をせしめるつもりだったのです。

いくら不仲とはいえ、お金のために自分のワイフに手をかけるとはクズすぎる・・・。

自分の悪事がバレたスチュアートはブライアンの仲間であるサムを撃ち、キムを連れて逃走。
飛行機に乗って逃げようとしますが、怒りに燃えたブライアンがポルシェで爆走。
飛行機の機体にポルシェをぶつけて逃走を防ぎます。

飛行機から降りてきたスチュアートは、あろうことかキムに銃を突きつけ人質代わりにします。

映画「96時間/レクイエム」キムに銃を突きつけるスチュアート


血がつながっていないとはいえ自分の娘なのに・・・。

しかしブライアンに一瞬のスキを突かれスチュアートは撃たれてしまいます。

映画「96時間/レクイエム」スチュアートに発砲するブライアン


こうしてキムは無事助かりスチュアートは警察に逮捕されます。

全ての事件が解決し、キムとジミーは「子供を産む。産んだ子にはママの名前をつける」とブライアンに話しエンディングを迎えました。


レノーアが死に、再婚相手だったスチュアートが逮捕され、家族はめちゃくちゃになってしまいましたが、キムのお腹には新たな家族が宿ったことがせめてもの救いかもしれません。


本作は第一作の「96時間」ほどの面白さはないですが、安定した仕上がりとなっており、相変わらずリーアム・ニーソンのアクションが映えるので、96時間ファン、そしてリーアム・ニーソンファンであるならば楽しめる作品です。

96時間シリーズはこれで完結となり、続編が作られることはもうないでしょう。
なんせリーアム・ニーソンもう66歳だし。

 

疑問点: なんでブライアンは逮捕されないの??

 

一応、本作最大の疑問点について触れておきましょう。

ブライアンはレノーアを殺した犯人たちを捕まえるために相変わらず法律をガン無視しまくっています。
列挙すると、

・ スピード違反
・ 器物破損
・ 公務執行妨害
・ 殺人

違法行為のオンパレード。

まあこんなのは今に始まったことではありませんが、そうは言ってもブライアンは真犯人を捕まえるためとはいえ、マレンコフのアジトに潜入し、マレンコフはもちろんのこと警備スタッフを皆殺しにしています。
もはやこれはちょっとしたテロ。

なのに、ドッツラー警部はブライアンの違法行為を咎めることはなくそのまま家に帰してしまうのです。

何、アメリカ合衆国って仇討ちOKな国なの?

これまでは警察と対峙するシーンがなかったためブライアンの違法行為はうやむやにされてきましたが、今回ははっきりと警察と対面し、しかも警察はブライアンの違法行為を全て把握してるのにもかかわらず一切お咎めなしというのは、見てる側としては不思議に感じてしまいます。

保険金殺人を企てたスチュアートは、別に自分でレノーアを殺したわけではないのにちゃんと逮捕されていますが、大量殺戮を繰り広げたブライアンは法の裁きから逃れるのはなんだか不可解ですなあ・・・。

 

まとめ

 

これにて96時間シリーズは完結。

一応Amazonプライムビデオで「96時間」のドラマが配信されていますが、これは主演がリーアム・ニーソンではないので、自分は見ません。

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また当ブログでは「96時間」「96時間/リベンジ」のレビューも書いていますので、興味があれば合わせてごらんください。

・ 【ネタバレ有】映画「96時間」あらすじ・感想。最強のオヤジVS人身売買組織
・ 【ネタバレ有】映画「96時間/リベンジ」あらすじ・感想。最強のオヤジ再び! 

ではでは。

以上、【ネタバレ有】映画「96時間/レクイエム」あらすじ・感想。最強のオヤジ、容疑者となる...でした。

 

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