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【ネタバレ有】映画「トレイン・ミッション」あらすじ・感想。リーアム・ニーソンの渋さが光る

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どうも、しんま13です。

以前当ブログで「フライト・ゲーム」の感想を書きました。

・ 映画「フライト・ゲーム」あらすじ・ネタバレ感想。孤独に戦うリーアム・ニーソンがカッコいい

落ちぶれた航空保安官が機内の中で「 1億5千万ドル送金しなければ、20分ごとに1人殺す」という脅迫メールを受信し、高度1万メートルの上空で見えない凶悪犯と戦う模様を描いたサスペンスアクションの傑作です。

相変わらずリーアム・ニーソンの渋さがたまらなくかっこよかったです。

そして、今回の「トレイン・ミッション」はいわばフライト・ゲームの電車版といえます。
何故なら主演もリーアム・ニーソンで監督もフライト・ゲームと同様のジャウム・コレット=セラですし、ストーリーもかなり酷似しているからです。
 

トレイン・ミッション DVD

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では「トレイン・ミッション」の感想を書いていきます。

目次

 

映画「トレイン・ミッション」の基本情報・予告編

 


【監督】ジャウム・コレット=セラ
【ジャンル】サスペンス・アクション
【公開日】2018年3月30日
【上映時間】105分

主演のリーアム・ニーソンと監督のジャウム・コレット=セラがタッグを組むのはこれで4度目。
当ブログではそのうちの2作「アンノウン」と「フライト・ゲーム」をレビューしています。

 

映画「トレイン・ミッション」の主要登場人物・キャスト情報

 

・ リーアム・ニーソン: マイケル・マコーリー役
保険のセールスマンだったがクビになった。元警察官。

・  エリザベス・マクガヴァン: カレン:マコーリー役
マイケルの妻。

・ ディーン=チャールズ・チャップマン: ダニー・マコーリー役
マイケルの息子。

・  ヴェラ・ファーミガ: ジョアンナ役
マイケルにゲームを仕掛ける謎の女

・  パトリック・ウィルソン: アレックス・マーフィー役
マイケルの親友の警察官。

 

映画「トレイン・ミッション」のあらすじ

 

元警官のマイケル・マコーリーは10年間務めていた保険会社をクビにされてしまう。
家のローンも残っている中での突然の解雇だった。

失意の中いつもの通勤電車に乗り帰路につこうとしていたが、電車内で不思議な女が声をかけてくる。

女は言う。「ゲームをしよう」と。

「この電車が終着駅に着くまでに、乗客の中に紛れ込んでいる盗品を持ったある人物を発見できたなら、貴方に10万ドル(着手金2万5千ドルと成功報酬7万5千ドル)を渡す」と言い残し、女はその場を後にした。

マイケルは最初ふざけた冗談だと思っていたが、家族が人質に取られたり、周りの人間が巻き込まれたりするうちに、女の要求に従うしかなくなっていく。

そして、マイケルは大きな陰謀に巻き込まれていくのだった。

 

映画「トレイン・ミッション」のネタバレストーリー解説

 

フライト・ゲーム同様、落ちぶれた男が主人公となるお話。

リーアム・ニーソン演じる主人公のマイケルは、元警察官で現在は保険のセールスマン。
家族のために必死に働くものの、無情にも会社はそんなマイケルに解雇を通告。
仕事を失ったマイケルは失意の中いつもの通勤電車に乗ると、謎の女に謎のゲームへの参加を強要される。

家族を人質に取られたマイケルは渋々ゲームに参加。

こんな感じで物語は始まっていきます。


マイケルは100人以上の乗客の中から、プリンと呼ばれバッグを持ってる人を探せというミッションを課せられるわけですが、ヒントが少なすぎるし謎の女の目的が見えないので、「これ、どういう形でストーリーが収束するのかな〜」と不安になりながら見ていましたが、案外ストーリーは単純でした。


というのも、プリンと呼ばれている女は、ある刑事による殺人事件の目撃者であり、謎の女はその目撃者を消すためにマイケルにプリンを探させているのです。

予告編でも巨大な陰謀が渦巻いてる的な感じでしたが、要するに不祥事もみ消すために謎の組織が動いているというお話です。

「バッグを持っている」「プリンと呼ばれている」

この2つのヒントだけで100人の乗客の中からプリンを探すのはまず無理です。
というか、みんな結構な確率でバッグ持ってると思うし。

そこでマイケルは、長年この電車で通勤しておりほとんどの乗客と顔なじみという点を活かし、顔なじみではない乗客を調べるという方法で見事プリンを見つけ出すのです。

長年同じ電車に乗ってるマイケルだからこそ見つけ出すことができたと言えるでしょう。
このミッションにおいてマイケルは最高の人選だったのかもしれません。

しかし、プリンを見つけ出すものの、何者かが列車のブレーキを壊してしまい、電車は脱線。
すかさず警察が駆けつけますが、マイケルはジャックしている犯人だと思われ、警察とマイケルのにらみ合いが続き、親友かつ警察官のアレックスが説得するため車両に入ってきます。

そこで、殺人を犯した刑事が実はアレックスだと判明します。

アレックスはプリンを殺すミッションを抱えていましたがマイケルが撃退。
最後はマイケルは乗客の皆から英雄扱いをされ、しかもその功績が讃えられたのか
警察官に復帰するのです。

にしても、ヴェラ・ファーミガの笑顔がどことなく不気味でしたなあ・・・。

映画「トレイン・ミッション」に登場するヴェラ・ファーミガ

 

映画「トレイン・ミッション」の感想

 

ストーリーは単純なので気軽に見られる作品でした。
「フライト・ゲーム」同様、主人公のマイケルはジャック犯だと間違えられ、孤独な戦いを強いられます。
でもそこが良い・・・!苦悩しながら懸命に打開策を見出すリーアム・ニーソンが最高に渋くてかっこいいです。

最後はきちんと敵を倒し周りから英雄扱いされハッピーエンドで終わるところが実に痛快です。

正直、サスペンス要素はそこまでないし、そんな凝ったストーリーというわけではないのですが、60歳のおっちゃんが自分の家族と乗客を守るために努力するその姿は必見です。


リーアム・ニーソンと言えばアクション俳優として有名ですが、今回も数々のアクションシーンが出てきます。
その中でも特にお気に入りなのがギターを持った黒人と戦うシーン。

リーアム・ニーソンは高齢なのか、最初は黒人に押され気味でやられそうになるのですが、途中でギターを奪いそのギターで黒人をタコ殴りにするのです。
ギターを容赦なく振り回し黒人を追い詰めて行く様は実に痛快ですw

老いながらも、さすがは96時間シリーズで最強のオヤジと呼ばれただけあって、アクションのキレは全く落ちていません。

アクションシーン、リーアム・ニーソンの魅力、引き込まれるストーリー展開、どこをとっても最高の映画だったので、ぜひチェックしてみてください。

なお、「トレイン・ミッション」は以下のサイトでレンタルできます。

・ ゲオ宅配レンタル

 

「トレイン・ミッション」はアメリカの通勤電車風景を知ることができる

 

作品名にトレインがつくくらいですから、物語はほとんどの電車シーンです。
そこで、アメリカの通勤電車は日本の通勤電車とは全然違うことがわかります。

トレインミッションで気づいたアメリカの通勤電車風景を列挙していきます。

 

1.乗客が皆顔なじみ

乗客同士がほぼ顔なじみで、皆自由に会話を楽しんいるという点で日本とは全然違います。

日本では基本他の乗客に干渉しないし、そもそも顔なじみが乗車している可能性は限りなく低いです。

アメリカに旅行に行った友人が、「アメリカはバスの中でみんなフレンドリーに会話してた」というエピソードを話してくれましたが、日本では考えられないことですね。

そもそも日本は子供の頃に「知らない人と話してはいけません」と教えられているので、そんなアメリカ人みたいなフレンドリーさは身につけていません。

作中で、知らない者同士でポーカーを楽しんでいるシーンもあり驚きましたね。
日本にもこういうフレンドリーさがあれば、もう少し良い国になるのかもしれませんね。

 

2.立っている人が一人もいない

日本の満員電車は世界でも驚かれるほど人がギュウギュウ詰めです。

あまりにも乗る人が多いと電車の扉からはみ出てしまい、それを必死で駅員が押し込めるシーンはもはや日常風景と化しています。

自分は、夜新宿駅から家に帰る際満員電車に巻き込まれるのですが、かなり辛いです。
身体の自由を奪われ、痴漢冤罪になるリスクに怯え、マジで相当な地獄です。

満員電車に乗るたびにサラリーマンじゃなくてよかったと心の底から思います。

そんな中、トレインミッションに出てきた電車の車内は、そこまで乗客が多くなかったし、立ってる人が誰もいませんでした。
皆、ちゃんと座れているのです。

しかも、車内にはトイレも完備されていたので、電車に乗っている間は用を足すことも可能という快適さを兼ね備えています。

羨ましいなあ・・・。

 

3.列車の車掌が切符を確認するというアナログさ

日本では電車に乗るために切符を買いますが、その切符を使うのは改札口のみです。

しかし、トレインミッションの電車では、車掌さんが乗客に対して切符をちゃんと持っているかを確認するのです。

無賃乗車を防ぐためのシステムなのかもしれませんがちょっとアナログすぎません?

確か日本でも昔は車掌が切符を確認していたと思いますが、人工知能だAIだと叫んでるこの昨今に、そんなアナログシステムを採用しているというのは実に不思議な話です。

 

まとめ

 

最近リーアム・ニーソン主演の映画ばかり見ています。

リーアム・ニーソン主演の映画はハズレがないし、何よりアクションシーンが最高にかっこいいので見ごたえがあって楽しいんですよね。

やっぱりリーアム・ニーソン映画で一番面白いのは「96時間」。

・ 【ネタバレ有】映画「96時間」あらすじ・感想。最強のオヤジVS人身売買組織

たった一人で人身売買組織を壊滅させ、全世界に最強にオヤジっぷりを見せつけたこの作品は、自分の中でアクション映画の最高傑作です。

リーアム・ニーソンはもう66歳のおじいちゃんですが、これからもアクション俳優として大暴れしてほしいところです。

ではでは。

以上、【ネタバレ有】映画「トレイン・ミッション」あらすじ・感想。リーアム・ニーソンの渋さが光る...でした。
  

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