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「フリーターの何が悪い」というプライドを持つフリーターが知るべき現実

※本記事には広告が含まれています。
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どうも、しんま13です。

自分は今年に入ってフリーター生活9年目に差し掛かるわけですが、フリーター生活が長いと人から白い目で見られることが多々あります。

当初は「フリーターの何が悪いんだよ!!」と思っていましたが、しかしこの資本主義の日本においてそんなプライドは邪魔なだけです。

というわけで本記事では、

1. 何故フリーターが悪いのか
2. 駄目なフリーター
3. 良いフリーター
4. フリーターの取るべき戦略


の4つをメインに書いていきます。

目次

 

フリーターの何が悪いのか?

 

僕自身フリーターですので、フリーターが悪いとは何一つ思っていませんが、現実問題日本社会ではフリーターの社会的立場は低いです。

その理由を見ていきましょう。

 

1. 日本人は安定を求める人が多いから

日本人は積極的にリスクを取ってリターンを取る狩猟民族のような国民性ではなく、どちらかというと安定を求める国民性。

だからこそ、フリーターのような不安定な生き方を良しとする人は少ないのです。

正社員のメリットは何と言っても、

1. 社会的信用がある
2. 安定している
3. 福利厚生がしっかりしている


の3つ。

特に社会的信用は正社員最大のメリットでしょう。

正社員というだけで他人から社会の一員であると認めてもらえ、銀行からお金を貸してもらいやすく、非正規の人と比べて遥かに結婚もしやすいです。

福利厚生もしっかりしているし、正社員というだけで圧倒的に人生が安定します。

一方、非正規雇用のフリーターはこうしたメリットが何もないので、安定大好き日本人からしたらフリーターの生き方を許容できないのでしょう。

 

2. フリーターは稼げないから

「世の中お金じゃない」
「お金より大事なものがある」

そんな耳障りの良い綺麗事を言う人は多いですが、現実問題、日本は資本主義社会ですから、結局のところ金を持っている人間が強いのです。

そう考えた時に、フリーターは稼げないので社会から評価されるわけがありません。

下記記事によれば、フリーターの生涯賃金は平均9800万円なのに対して、正社員は1億7800万円という結果になっています。

参考記事: 驚愕!フリーターと正社員の生涯年収の差|転職エージェント【ワークポート】

つまり、フリーターは正社員の半分しか稼げないのです。

世の中には「正社員よりフリーターの方が稼げる!」と言うフリーターもいますが、それは間違いです。

何故なら、フリーターは基本賃金が低いことに加えて、「ボーナス」「昇給」「退職金」といった労働特典が1つもないので、稼げるわけがないのです。

参考記事: 「正社員よりフリーターの方が稼げる」の嘘。脱フリーターをしないと人生詰みます

 

3. 努力していないように見えるから

フリーターというだけで適当に生きてる人と見られてしまい、挙げ句の果てには「あの人は何も努力をしていないしょうもない人」と誤解されてしまいます。

実際自分もこのように見られたことが多々あるし、面と向かってバカにされたこともあります。

こっちとしてはバイトとはいえ決して手を抜かず一生懸命やっているつもりだし、バイト以外でも勉強を頑張ったり、様々な副業にチャレンジしたりして努力をしているつもりです。

しかしほとんどの人はそういった努力をしている部分は目に入らず、フリーターという肩書だけでその人の人物評価をしてしまうのです。
だから、どれだけ努力をしていようとも「所詮フリーターでしょ」と言われてしまいます。

悔しいですが、フリーターの評価なんてそんなものなのです。

 

4. いい歳して高校生に混じってバイトしているから

20代のフリーターならまだしも、30代のフリーターで、しかも高校生と混じってバイトをしていると、流石に第三者から見たら「やべわーこいつ」と思われてしまいます。

自分の職場には高校生がたくさんいて、自分はその中に混じってバイトをしています。
自分はまだ20代だからマシですが、中には30歳を超えたフリーターの先輩もいます。

やはり、皆その30代のフリーターの先輩に対してはどこか白い目で見ているものです。

個人的には30代だからなんぼのもんだよと思っているのですが、客観的に考えれば30歳になっても正社員ではなくフリーターで、しかも高校生たちと一緒にバイトをしているというのは、ヤバイのかもしれません。

 

5. フリーターは将来性がないから

正社員であれば仕事の成果によって、昇給、昇進という形で、どんどん出世していきます。
つまり、仕事をバリバリ頑張ればちゃんと評価されて報われるのです。

中には、新入社員として入って、順調に成果を上げていき、気がつけば社長に就任していたというパターンもあります。

自分の父親もそのパターンで社長になった人です。(全然儲かってなさそうだけど)

一方、フリーターはそんな未来は絶対にありません。

どれだけ仕事ができてもどれだけ成果を上げても、昇進することはまずありません。
ブックオフコーポレーションの橋本 真由美さんのように、パートで入って成果を上げて社長になった人もいますが、基本的にバイトはバイトのままで終わることがほとんどです。

フリーターはフリーターでいる限り将来性などないのです。

 

結局フリーターは社会から認められない

 

拳


結局のところ日本人は肩書で人を判断するところがありますから、不安定なフリーターという立場は社会から認められないものです。

フリーターがどれだけ努力しようとも、どれだけ一生懸命仕事をしようとも、どれだけ人間的魅力があっても、どれだけ社会を下から支えていても「所詮はフリーターでしょw」と言われておしまいです。

心底腹立たしいですがこれが悲しい現実です。

なので、お次に「駄目なフリーター」と「良いフリーター」について書いていきます。

フリーターで何が悪いと思う方こそ、駄目なフリーターにならないでほしいです。

 

駄目なフリーターの特徴

 

落ちぶれている人


駄目なフリーターの特徴を一言で言うと「とりあえずフリーター」というタイプの人です。
もっと言えば将来のビジョンが全くないフリーター。


自分の周りにいた駄目なフリーターは、何の考えもなくとりあえずフリーターになった人でした。彼をAさんとしましょう。

Aさんはアルバイトで月18万くらい稼いでおり、実家暮らしなのでガンガンお金が貯まるはずですが、浪費が激しく常にお金がない状態。

Aさんは給料が入ると課金したり外食したりライブに行ったりして、すぐにお金を使ってしまいます。
当然貯金は0。財布は常にカツカツ。

言うまでもなく、将来のために資格を取るとか、貯金をする、といった行動は一切なく、ただその場その場の快楽にお金を使っています。

Aさんは今30代ですが、そんなAさんの10年後が本当に心配です。

 

良いフリーターの特徴

 

パリッとしたビジネスマン


良いフリーターの特徴は「目標がある人」です。

要するに無計画にフリーターになったのではなく、計画的にフリーターになった人が良いフリーターです。


フリーターのメリットはとにかく時間に融通がきくところ。

良いフリーターはこのメリットを最大限活かし、フリーターをやりながら俳優を目指したり、将来に向けて勉強をしたり、自分のビジネスを成長させたり、といった感じでちゃんと将来のビジョンがあり目標があるのです。

つまり、自分で設定した目標を達成するために、あえてフリーターというポジションを選んでいるのです。

こういうフリーターなら将来性があります。

 

フリーターが取るべき2つの道

 

希望の光


自分の結論としてはフリーターが取るべき道は2つしかないと思っています。
それが下記の通りです。

1. 副業をして自分で稼ぐ能力を身につける
2. 就職を考える


少なくともフリーターのままだと何の将来性もありません。
そう考えた時にフリーターが取るべき道は「副業をして自分で稼ぐ能力を身につける」か普通に「就職」するかのどちらかしかないのです。

自分で稼ぐ能力があれば、どんな局面でも生きていくことができますし、副業が軌道に乗れば普通の正社員より稼ぐことも可能です。

実際自分の周りにも副業で始めてビジネスが軌道に乗り、法人化し、社長になった人もいます。

僕自身もその道を目指しており、これまでいろんな副業にトライしてきました。

参考記事: 情報販売からせどりまで様々な副業に手を出してきたけど全て失敗だった


副業や自分でビジネスをするのが面倒だという人は、もう就職するしか道は残されていません。

就職すれば安定した生活を送ることができ、フリーターの倍以上稼ぐことができます。
何も目的がなくとりあえずフリーターになったのであれば、今すぐフリーター生活を脱して一刻も早く就職するべきです。

下記のジェイックさんを利用すれば、無料でフリーターの就職を全力でサポートしてくれます。

参考リンク: 20代の既卒・フリーター・第二新卒を専門にした就職支援を10年前からスタート!再就職ならジェイック!

フリーターのままだと一生うだつの上がらない人生を送ることになりますので、とにかくフリーター以外の何かにチャレンジするべきです。

参考記事: フリーターは就職か副業をしないと老後破産する現実。サラリーマンをやりつつワンチャン狙おう

 

フリーターをバカにする人に言いたいこと

 

怒りの感情を露わにするインコ


最後に個人的な思いをぶちまけて本記事を締めくくろうと思います。

フリーターというだけでバカにする人はたくさんいますし、実際自分もいろんな人にバカにされた経験があります。

しかしこれだけは言わせてもらいたい。

フリーターが世の中から消えたら社会が死にます。

例えばコンビニ。
フリーターがいなかったらコンビニはお店として回りません。
ファーストフードもフリーターがいなかったら回りません。

交通誘導警備、居酒屋、ファミレス、フリーターがいなかったら回らない業態はたくさんあります。
しかもこのご時世人手不足が深刻化しています。

フリーターが世の中にどれだけ貢献していることでしょう。
フリーターがいなかったらこの社会は大打撃を受けます。

もしフリーターをバカにするなら、フリーターが働くお店やサービスは絶対に利用しないでほしいです。

以上、これが自分がフリーターをバカにする人に言いたいことです。

ではでは。

以上、「フリーターの何が悪い」というプライドを持つフリーターが知るべき現実...でした。