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【ネタバレなし】映画「シン・ゴジラ」のあらすじ・感想。これは政治サスペンス映画だ!

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火を噴くゴジラ
イラストを描いた人: Hana


どうも、しんま13です。

Amazonプライムビデオに「シンゴジラ」が追加されたので観てみました。

 

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ

 


ゴジラ作品は子供の頃に何度か観たきりで、大人になってから観たのは現在上映中の「GODZILLA 決戦機動増殖都市」のみです。

そんなゴジラ作品の魅力は何と言っても、ゴジラという巨大怪獣が都市で暴れまわる姿だと思っています。
要するに脳みそ空っぽにして楽しめるんですよね。

今回は「シンゴジラ」の感想を書いていきます。

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目次

 

映画「シン・ゴジラ」の基本情報・予告編

 


【監督】 庵野秀明
【脚本】庵野秀明
【配給】東宝
【公開日】2016年7月29日
【上映時間】119分

 

映画「シン・ゴジラ」の主要登場人物・キャスト情報


※キャストの総勢は328名も存在するため、主要キャストを含め、筆者の印象に残ったキャストのみを紹介します。

● 長谷川博己: 矢口 蘭堂役(主演)
本作の主人公で内閣官房副長官。
巨大不明生物ゴジラを駆除するべく巨大不明生物特設災害対策本部事務局長を兼任。

● 竹野内豊: 赤坂 秀樹役
内閣総理大臣補佐官。

● 石原さとみ: カヨコ・アン・パタースン役
アメリカ合衆国大統領の特使。日系三世。

● 大杉漣: 大河内 清次役
内閣総理大臣。

● 柄本明: 東 竜太役
内閣官房長官。

● 市川実日子: 尾頭 ヒロミ役
環境省自然環境局野生生物課長補佐。

● 松尾諭: 泉 修一役
保守第一党政調副会長。

 

映画「シン・ゴジラ」のあらすじ

 

東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出し、アクアラインの倒壊事故発生するところから物語は始まる。

政府が事態の収拾を図ろうとするが、海中に巨大不明生物が存在する可能性が指摘され動揺が広がる。
ほとんどの人間がその存在を信じていなかったが、巨大不明生物の目撃情報や映像が出回り、巨大不明生物存在の可能性が一気に浮上する。

そして、とうとう巨大不明生物はその姿を現し地上に上陸し、はいずり回るように移動し、ありとあらゆる建物を崩壊させていく。
時間が経つと巨大不明生物は謎の進化を遂げ二足歩行で歩き始める。
これにより政府の緊張感が高まり、巨大不明生物は「ゴジラ」と名称され、政府によるゴジラ駆除作戦が指導するのだった。

 

映画「シン・ゴジラ」の感想

 

本作「シン・ゴジラ」は、ゴジラVS化学兵器みたいなバリバリのアクション系映画などではなく、現代の日本にゴジラが出現したら政府はどういう対応を取るんだろう的な内容です。
怪獣映画というよりは政治サスペンス映画。
なので、内容はかなりリアリティ志向。
基本、会議シーンばかりです・・・!

監督の庵野氏は、脚本の執筆段階から「防衛省」と「自衛隊」に協力を依頼しており、実際にゴジラが現れたらどういう対応を取るのかなどのミーティングを行い、徹底的にリアリティを追求したので、「あ〜確かに実際ゴジラが出現したら日本政府はこういう対応しそう〜」っていうシーンが多いです。

日本政府の初動対応の遅さ、忖度の文化、度重なる会議、いかにも日本的な政治風景が随所に盛り込まれています。

そんな中、本作の主人公の矢口は、良くも悪くも政治家らしくない男でした。

矢口は自分の立場や出世などには目もくれず、必要とあれば上司の意見を無視しゴジラ迎撃のために全力を尽くし、さすが主人公と言わんばかりの活躍をしていました。

そんな、本作シン・ゴジラの感想ですが、個人的にはとても面白かった。

とにかく徹底したリアリティ志向で、映画を観ているというよりはドキュメント映像を観てる気分でした。

純粋な怪獣映画を期待していましたが、これはこれであり。
こういう視点のゴジラは非常に新しいかもしれません。


最初ゴジラが上陸した時のその姿には驚きました。

シンゴジラ 進化前


「あれ、ゴジラってこんな醜い怪獣だっけ?」...と。

腕もなくまるで蛇のように蛇行して移動。
怪獣というより巨大幼虫に見えるキモさ。

だけど実はこれは進化前のゴジラ。
進化が進むと2本足で直立歩行し、我々人類に絶望感を与えてくれる圧倒的な存在感を見せつけています。

シンゴジラ 進化版

 
これぞゴジラ!
まさに生物界の王と言わんばかりの佇まいです。

 

石原さとみの英語がうざいかも

 

ちょっと気になったのがカヨコ・アン・パタースン役の石原さとみの英語。

彼女は日経三世という設定なので、日本語がうまくはなく、基本英語でしゃべります。

別にその設定はいいのですが、彼女が日本語を喋る時、カタカナ言葉をすごいわざとらしい言い方で話すので、違和感ありまくりです。

カヨコ・アン・パタースン役を石原さとみに演じさせるのではなく、この役は外タレに任せてしまったほうが、観てる方は違和感なく楽しめたような気がします。

もしくは、カヨコ・アン・パタースン役を英語はもちろんのこと、日本語もペラペラという設定にすればよかったのに。

ま、相変わらず石原さとみの可愛さは神がかってるので良しとしますが。

 

【ゴジラ考察】ゴジラが1体だけじゃなかったら勝ち目なくね?

 

陸・海・空・全ての軍隊を総動員、人類の英知を結集してゴジラに対抗し、最終的にはどのゴジラ映画でも人類が勝利しちゃうのが王道パターンですが、僕は思ったのです。

それって、ゴジラが1体だけだからじゃないかと・・・。

これがもしゴジラ10体が相手だったら、さすがの人類も手のうちようがない気がします。
その全長は300メートルを超え、口から放射線や火炎放射を吐き出す攻撃力を誇り、ありとあらゆる攻撃にも耐えうる肉体を持っている、生物界の王。
そんな王が10体も出現したら、地球の支配者は明日から人類でなはくゴジラになることでしょう。

なぜかどの映画も運良くゴジラ1体だけしか出現しませんけど、ゴジラが生物なのであれば、1個体しか存在しないという可能性は低く、何十、何百といても不思議ではありません。
もしゴジラたちが本気を出してきたら人類はあっという間に全滅です。

そう考えると、人類がゴジラに勝てるのは運がいいからってことになりますね。

 

まとめ

 

シン・ゴジラ。
いい意味で自分の期待を裏切ってくれたゴジラ映画でした。

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以上、【ネタバレなし】映画「シン・ゴジラ」のあらすじ・感想。これは政治サスペンス映画だ!...でした。