映画化しますと言ってから一向に公開されなかった傷物語。
そんな焦らし野郎が今年の1月8日にようやく公開されましたので、早速見に行ってまいりました。
傷物語は物語シリーズの中で僕が一番好きなお話で、原作は10回以上読み返すぐらいのハマりっぷり。
予告映像を見て、その映像美に舌を巻きました。
ただ、傷物語は3部作構成で、本編が65分しかないというのがやや不満に感じた点。
さてさて、
「傷物語 鉄血編」
早速ネタバレなしでレビューと評価をしていきたいと思います。
映像美に圧倒された!あとキャラデフォが凄いw
こちらの予告映像を見ていただければ分かる通り、キャラクターデザインがアニメとは若干異なります。
端的にいうと作画のクオリティが向上しています。
とにかく映像が美しい。芸術作品を見ている錯覚に陥るぐらい、スマートで美しい映像です。
なんといっても、羽川翼の可愛さは必見。
アニメ以上にぷるぷる感が増し、若い女性に見受けられるみずみずしさが遺憾なく発揮されていました。元々羽川翼は、グラマーな巨乳であり物語シリーズのおっぱい担当でした。それが映画では、更におっぱいのハリが増しなんともいやらしい。
これはヌケる・・・!(おい)
ちなみに物語は、羽川のパンチラシーンから始まるので冒頭から目を見開いておくことを強くおすすめします。
また、もう一人の登場人物忍野メメ。彼のかっこよさはアニメとは比にならないレベルでした。めちゃくちゃ美化されてます。
まず登場シーンから既にかっこいい。
ネタバレになるので詳しくは書けないけど、忍野メメは、その容姿、佇まい、言動、全てにおいてイケメンすぎるイケメンでした。福山雅治ポジションも十分視野に入るくらい。
原作では汚らしいおっさんというキャラなんだけど、そこは映画パワーで美化されるんですね。
これは抱かれてもいい・・・!(おい)
映画公開に時間がかかっただけあって、とにかく映像のクオリティは保証します。
見終えた感想
65分の上映を見終えて真っ先に思ったのが、「え?ここで終わるの?てっいうかもうおしまい?」でした。
3部作構成という分割商法に乗り出したアニプレックス。しょうがないとはいえ、これには少し不満を感じました。
面白かったといえば面白かったんですが、これからという時に終了するので、どうしても消化不良感が否めません。
例えるなら凄いいいとこでスンドメされた気分・・・!(おい)
しかし、それを差し引いても、素晴らしい映画だったと思います。映像のクオリティには圧倒されまくったし、何よりストーリーが単純でわかりやすく、テンポもスムーズでした。
傷物語の原作が好きな人なら、一定の満足感を得ることができると思います。結局不満に感じるのは、65分という上映時間の短さその一点のみで、それ以外については何も文句なしの映画です。
ファンであるなら見る価値は十分にあると自分は感じました。
物語シリーズを知らない人にこそ見て欲しい映画
傷物語は物語シリーズの一番最初の話なので、物語シリーズを全く知らない人でも十分楽しめる作品です。
というよりか物語シリーズを知らない人にこそ見て欲しい映画かも。
基本的に物語シリーズはストーリーと関係ない無駄話ばかりで構成されており、ダラダラとテンポが悪いのが特徴。わりかし見る人を選ぶ作品だったりします。
そこへいくと傷物語は、一つの作品として綺麗にまとまっており、無駄話もそこまで多くはなく程よいバランスです。総括すると、傷物語は万人受けする作品だといえます。
だから個人的には、傷物語は物語シリーズを知らない人にこそ強くおすすめしたい作品ですね。
興味がわきましたら是非劇場に足を運んで、物語シリーズの世界観を体験してみてください。
また、物語シリーズはU-NEXTで見放題ですので、ぜひ31日間の無料視聴期間を利用してチェックしてみてください。下手にDVDを買うよりお得です。
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熱血編と冷血篇のレビューも書いていますのでよければ合わせてごらんください。
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