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家電量販店チェーン 店舗数ランキングベスト10【2022年版】

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※本記事は2022年2月14日に更新されました。店舗数データは企業の公式ホームページ、またはIR等から入手しています。

今回は家電量販店チェーンの店舗数ランキングベスト10です。

ウィキペディアによれば家電量販店の定義は以下の通りです。

家電量販店(かでんりょうはんてん)とは主にテレビ受像機、パソコン、オーディオ機器などの家電製品を多く仕入れて安く売ることを基本路線とする大型小売店である。


家電量販店チェーンは市場規模5兆円を超えのビッグ市場。
さて、店舗数ではどういった並びになるのでしょうか。

ではいっきます。

目次

 

10位 ヨドバシカメラ


【店舗数】
24

【概要】
ヨドバシカメラは株式会社ヨドバシカメラが展開する家電量販店チェーン。
2020年3月集計時は23店舗で11位だったが、2年後再集計してみると1店舗増え見事ベスト10入りを果たした。
売上高も2019年3月期の6931億円から、2021年の3月期には7318億円と順調に成長している。
都心に住む筆者にとってはヨドバシは身近な存在で、実際24店舗のうち8店舗は東京に出店している。

好調の理由はヨドバシ通販ではないかと推測する。
ヨドバシ通販は家電だけにとどまらず、食料品、お酒、インテリア家具、書籍など、幅広いジャンルをカバーしている。
しかも、届くのが早い。時間指定しなければ翌日に届く。(モノや条件等によるが)

9位 ビックカメラ


【店舗数】
62

【概要】
ビックカメラは株式会社ビックカメラが展開する家電量販店チェーン。
東証一部上場企業。

ビックカメラはその名の通り、創業当時はカメラを専門で販売するディスカウントストアだった。
その後、時代の流れに合わせてパソコンや家電を扱いはじめ現在の形態になった。
2021年8月期の連結売上高では8340億円を叩き出した。

ビックカメラもヨドバシ同様通販事業にも力を入れている。

8位 マツヤデンキ


【店舗数】
114

【概要】
マツヤデンキは株式会社マツヤデンキが展開する家電量販店チェーン。
親会社はヤマダホールディングスとなっている。
家電量販を中心に、AV商品、OA機器、在宅機器を販売している。

直営で運営する家電量販店チェーンが多い中マツヤデンキはフランチャイズ加盟も積極的に募集している。
なお、2020年3月に集計した時と店舗数は変わらず。

7位 ベスト電器


【店舗数】
142

【概要】

ベスト電器は株式会社ベスト電器が展開する家電量販店チェーン。
東証一部上場企業。親会社はヤマダホールディングス。
ベスト電器は家電量販事業はもちろんのこと、在宅リフォーム事業、海外展開、フランチャイズ事業などを行っている。
早くから海外展開を行っており、1985年にシンガポールに1号店を出店。
以降、シンガポール、マレーシア、インドネシアの3カ国を中心に店舗展開を行っている。

2020年3月集計時には店舗数は307店舗だったので、2年で半分以上店舗数が減っていることになる。
なぜこんなに店舗数が減ったのかわからないが、新卒採用も中途採用も打ち切っているところをみると、経営状況は芳しくないのかもしれない。

6位 コジマ


【店舗数】
139

【概要】

コジマは株式会社コジマが展開する家電量販店チェーン。
もともとは小島電機商会という個人商店だったが、1963年8月に株式会社小島電機に法人化。
コジマは主に家電電化製品や電気製品の販売及び、修理や工事をやっている。
ビックカメラの経営傘下に入ったため、店舗の7割が「コジマ×ビックカメラ」に転換した。(当ランキングでは全てコジマの店舗とみなしてランク付けしています)

5位 ノジマ


【店舗数】
210

【概要】

ノジマは株式会社ノジマが展開する家電量販店チェーン。
東証一部上場企業。
幅広く家電製品を扱っており、中でもデジタルオーディオ、パソコン、スマートフォン端末を積極的に販売している。
2020年3月集計時は191店舗だったので、順調に店舗数が増えているようだ。

4位 ジョーシン(Joshin)


【店舗数】
213

【会社概要】

ジョーシンは上新電機株式会社が展開する家電量販店チェーン。
東証一部上場企業。
生活家電はもちろんのこと、家電製品を幅広く扱っている。
店舗展開は幹線道路沿いのロードサイドを中心に行っている。
また、上新電機株式会社はジョーシン以外にも多くのショップブランドを抱えている。
例を挙げると、「マザーピア」「キッズランド」など。



3位 エディオン


【店舗数】
462

【概要】

エディオンは株式会社エディオンが展開する家電量販店チェーン。
東証一部上場企業。
家電販売以外にも、「エディスマ・エネルギー管理システム事業」「不動産売買仲介事業」「エコ・リビングソーラー事業」と手広く事業を行っている。
フランチャイズも含めた全ブランドの店舗数は1199店舗である。
競合他社の付け入る隙を与えない、高密度な出店をするドミナント戦略が基本。

2位 ケーズデンキ


【店舗数】
530

【会社概要】

ケーズデンキは株式会社ケーズホールディングスが展開する家電量販店チェーン。
東証一部上場企業。
ケーズデンキは、家電量販店チェーンには珍しくポイントカードを一切発行していないが、その代わり「ケーズデンキあんしんパスポート」というものを発行している。
ポイントカードを発行しない理由は、ポイントで還元するのではなく現金値引きにこだわることで、顧客に価値を感じてもらうためだ。
家電量販店チェーンの多くは家電製品以外にも、食品飲料、おもちゃ、テレビゲーム、などを幅広く取り扱っているが、ケーズデンキはほぼ家電製品一本で勝負している。

1位 ヤマダデンキ(ヤマダ電機)


【店舗数】
774

【会社概要】

ヤマダ電機は株式会社ヤマダ電機が展開する家電量販店チェーン。
東証一部上場企業。
子会社を多く抱えており、在宅、金融、保険、人材派遣、と幅位広いジャンルをカバーしている。
事業戦略として積極的にM&Aを行っている。
M&Aした会社の例を挙げると「ベスト電器」「リフォームのナカヤマ」「エス・バイ・エル」などがある。
2021年3月期の売上高は1兆7525億。異次元の売上を叩き出している。

まとめ


Amazonなどの通販サイトが猛威を振るう昨今、家電量販店チェーンたちはリフォーム事業に力を入れたり、在宅販売をするなど、他業種への参入が目立ち生き残りに必死になっており、業界全体は明るい感じではないみたいです。

そんな感じ!

以上、家電量販店チェーン 店舗数ランキングベスト10【2022年版】...でした。

 

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