前回エントリ
23日と24日の二日間は地獄のように苦しかった。
右上奥歯がズキズキ痛み出してきたからだ。
歯の痛みというのは一定の周期があって、痛くなっては治まって痛くなっては治まっての繰り返し。痛い時はめちゃくちゃ痛いのに、痛くない時は全く痛くない。本来そういもの。
しかしこの二日間に関しては、右上奥歯が継続的に痛かった。痛みが一日中治まることはなく、常時ズキズキと痛みがあった。それも猛烈な激痛。
歯の痛みのせいでろくすっぽご飯も食べれないし、ハキハキ喋ることも困難。痛み止めを服用しても全く効果はなく、寝ることすらままならない。
とにかくこの二日間マジで辛かった。
とりあえず次の歯医者の予約が25日なので、なんとか地獄の二日間をやり過ごし、25日に駆け足で歯医者に向かいました。この痛みから察するに、これはもう神経抜くしかないだろいうと覚悟を決めて診察を受けました。
「うん。神経抜きましょう」
ほらきた。もう煮るなり焼くなり好きにしてくれ。とにかくこの激痛から一刻も早く開放してくれ先生。
では麻酔をしますねと言われ口を開ける。
過去の治療から麻酔はそこまで痛くないとわかっている。
まあ今回もちょっとチクっとするだけだろうなブス!!
いった!!!!
ちょーい!!!待て待てこんな痛かったけ!!麻酔針の仕様が代わって太くなったの?あああああぁぁ今ズブズブいってる!!!!!針が体内にいぃぃぃぃ!!!
完璧油断してました。
この先生麻酔下手なのねえ?と、キレそうになったけど、どうやら神経を抜く場合、神経に近いところに麻酔を打つため通常より痛いらしい。
それ先に言えよと心のなかで愚痴る僕。
そしていざ治療開始。
右上奥歯の被せ物をドリルで削り落とす。
麻酔が効いてるため、ほとんど痛みはなかった。ヨカッター。
だが問題は神経を抜く時である。神経を抜くときに麻酔が効かず激痛が走るかもしれない。それが一番危惧していた問題。実際先生にも、「もし麻酔が効かない場合、激痛の中治療することになるので、それは覚悟してください」と言われていた。
僕の先輩で、麻酔が効かず激痛の中神経を抜いたレジェンドがいた。
もし麻酔が効かなかったら・・・激痛が・・・
治療中そんな不安が押し寄せてくると、一気に動悸が激しくなり手汗がじんわりにじんできた。
ビクビク怯えていたけど、しかしその心配は杞憂でした。
幸いなことに麻酔が大絶賛効果発揮で全く痛くない。おかげ様でそれまでの緊張が一気にほぐれました。ヨカッター。
神経を3本抜き、被せ物をしてとりあえず第一段階の治療は無事終了。
先生によると、3本あった神経のうち2本は壊死しており、残りの1本が生きていたという状況だったそう。どっちにしろほっといたら大変なことになっていたと言うではないか。だったら変に様子見なんてせずに、早く神経抜けばよかったじゃんかよーという文句をグッと飲み込みお会計。
サンタにプレゼントもらったり、クリスマスケーキを堪能したり、イルミネーションを見に行ったり、各々クリスマスをさぞかし楽しく過ごしたのかもしれないけど、僕は悲しく虚しく、歯の神経を抜くだけの1日だった。グッバイ神経ちゃん。
ひとまず痛みの嵐は去ったけど、クリスマスだと思うとちょっと切なくなるよね。
次の治療は1月6日。虫歯を17本抱える僕は、果たしていつ完治するのだろうか・・・
右上奥歯の神経を抜いたクリスマスでした。
— しんま13@隠居生活 (@shinma24) 2015年12月25日