どうも、しんま13です。
突然ですがゴルゴ13っていう漫画を知っていますか?
知ってる方がほとんどだと思いますが、一応説明しておくと、ゴルゴ13は、依頼されたらどんな相手でも確実に暗殺するというプロの暗殺者の話です。
連載当初は簡単なスパイアクション漫画でしたが、連載が長期化するにつれて、社会情勢や国際情勢をうまく取り入れて人気を獲得。
今年で連載50周年を迎えました。
そんなゴルゴ13ですが、主人公のゴルゴはとにかく謎が多く、本名、国籍、年齢、全てが厚いベールに包まれています。
ゴルゴはスナイパーという裏の世界の住人ですから、自分の個人情報が世に知れ渡ることはすなわち廃業を意味します。
だからこそこれまでゴルゴの個人情報はほとんど明かされてこなかったのです。
とはいえ一読者としてはやっぱりゴルゴのことは気になる。
というわけで今回は、ゴルゴの年齢だけでもわからないものかといろいろと探ってみることにしました。
目次
ゴルゴは70歳?長期連載漫画の矛盾
ゴルゴ13は1968年から連載が始まり、一度たりとも休載することなく現在まで連載が続いています。
ゴルゴ13では実際に現実で起きた事件や世界情勢などをよくネタにしており、例を挙げると、東西の冷戦、ベルリンの壁崩壊、日本のバブルなどです。
つまりゴルゴ13は実際の現実世界とリンクして描かれているのです。
しかし、現実世界とリンクして描かれているなら、現実世界と同じ時間軸が流れているはずで、そう考えるとゴルゴは今現在かなり高齢のはず。
仮に1968年の連載開始の時点でゴルゴが20歳だったと仮定しても、現在は70歳ということになります。
70歳といえば普通は年金暮らしですが、ゴルゴの場合は、70歳の老体で世界中を駆け巡り、愛銃のM16を片手に大暴れ。
麻薬工場を一人で壊滅に追い込んだり、高性能な軍事ロボットを銃弾1発で破壊したり、ゲリラを圧倒的な戦力で全滅させたり、とても70歳とは思えない暴れっぷりです。
(20歳でも麻薬工場を一人で壊滅させることなんてできやしませんが)
年齢に大きな矛盾を抱えるゴルゴ13ですが、しかしこれは長期連載漫画の宿命ともいえるでしょうね。
ゴルゴの設定年齢は何歳だ!?
作者のさいとうたかを先生はゴルゴの年齢設定を何歳くらいにしたのでしょうか。
ゴルゴファンの間では有名な話ですが、ゴルゴにはモデルとした人物がいて、その人物がかの有名な俳優の高倉健さんです。
そう、ゴルゴのキャラクター像は高倉健さんをモデルとして誕生したのです。
ここからゴルゴの年齢が割り出せそうです。
ゴルゴ13の連載が始まったのが1968年。
その時、高倉健さんは37歳。
高倉健さんをモデルにゴルゴが誕生したのであれば、ゴルゴの年齢は37歳と推測することができます。
もしくは30代。
確かに、ゴルゴの顔つきや体格、そして身体能力を考えると、30代説はかなり説得力があります。
20代にしては雰囲気ありすぎるし、40代にしては身体能力高すぎるし、消去法的に考えても30代っぽいですね。
ヒントを握る「檻の中の眠り」のエピソード
ゴルゴは30代と結論付けたいところですが、ゴルゴ13の2巻に収録されている「檻の中の眠り」のエピソードでゴルゴの年齢に関するヒントが出てきます。
この回ではゴルゴが、アラスカ・ブリストル湾の北刑務所に囚人として潜入するのですが、最初のシーンで刑務所の所長であるキッカースにゴルゴの罪状が読み上げられます。
「デューク東郷・・・日系人か!!立派な名前だな。レジャイナ生まれ、29歳、強盗、婦女暴行、放火、殺人未遂、公共物破壊、性格凶暴にて、冷酷、飲酒悪癖、フン、酒乱か・・・」
そう、ゴルゴの年齢が29歳だと読み上げられるのです。
もちろんこの罪状自体がゴルゴが刑務所に潜入するために用意した偽のプロフィール。
しかし、潜入したと疑われないためにプロフィールにおかしなところが一つでもあってはいけません。
そういう状況でゴルゴが自分の年齢を29歳に設定したということは、ゴルゴは第三者から見て29歳に見えるということを意味します。
あれだけ雰囲気を醸し出しておいてまさかの20代・・・。
にわかには信じられませんが、ゴルゴが自分で29歳だというプロフィールを用意したわけですから、ゴルゴ20代説はかなり信ぴょう性高いです。
まあ29歳はほぼ30歳みたいなものなので、30代と言っても差し支えはないですが。
まとめ
ゴルゴの年齢について決定的なことはわかりませんでしたが、情報を総合すると29~37歳くらいである可能性が高いんじゃないかと。
個人的にはとても20代には見えないのでゴルゴは33歳くらいなんじゃないかな~と思っています。
ゴルゴの年齢について何か情報があればぜひ教えてくださーい。僕はここまで調べるのが限界でした・・・。
ではでは。
以上、ゴルゴ13って何歳なの?ゴルゴ13の年齢の謎を追ってみた...でした。