どうも、KAJI_です。
放浪者スタートで世界の都市を巡って行きたいと思います。
そのプレイ日記第10回です。
前回、霧に閉ざされた町「モングレル」を巡り、新たに4人の仲間が加入しました。
次はモングレルから北東フラッドランドに向かい、遺跡の探索とそこに住むユニークNPCを仲間にしようと思います。
そのためにまずはフラッドランドの東、隠された森にある「浮浪人の村」に向かいます。
フラッドランドは危険度が高いので、浮浪人の村を仮拠点として、何回か往復して探索を進める予定です。
ということでモングレルから浮浪人の村に移動し、そこでまた4人のユニークNPCを仲間にしました。
まずは「ピア」。
ピア「姉のネーヴィアは、私が剣を持つことを許してくれなかった。私が自らの迂闊さの犠牲になると言ってな、私が自分の目を串刺しにすると思っていたんだろう…応急処理を学ぶことも許してはくれなかった。私が浮浪忍者たちを針山代わりにしてしまうと言ってな…」
かじ「…」
ピア「でも私の得意なものを知っているか?走ることさ!自由に走り、砂に足跡を残しながら…混沌から走って逃げる。それが大好きなんだ。もしランナーが必要なら私に任せてくれ!」
かじ「姉はどうなったんだ?」
ピア「ネーヴィアか?死んだよ。彼女が大好きな事をしながらな、パラディンたちと戦うこと、それが全てだったのさ。ネーヴィアがここにいない以上、私がここに留まる理由はない、それに浮浪忍者にはランナーがたくさんいるしね。1人ぐらいいなくても構わないさ。」
かじ「いくら出せば雇えるんだ?」
ピア「私は質素な女だ、日々の糧があればそれでいい。しかし、浮浪忍者の屈強な戦士であったネーヴィアに報いるために3,000キャットを彼らに寄付したいんだ。彼らの反乱を支援するためにね。それだけだ。」
かじ「そういうことなら仕方ない、じゃあ行こうか。」
ピア「自由の旅だ!剣も持っていいか?目を串刺しにしないように気を付けるよ…」
ということで足の速いドジっ子「ピア」が仲間になりました。
ホーリーネーションとの戦いで姉を失ったようですね。
遠目に見ると可愛いんですが、アップにすると残念です。
能力の方は話していた通り、運動能力はかなり高めですね。
筋力も高いですが武器の扱いは低いです。
隠密や窃盗も高いので、偵察などにはかなり重宝するでしょう。
2人目は「ディグナ」。
ディグナ「スタックを出てから一か月になる…私がここに来た時、サーベルを扱える女がいた、読み書きができたり意見を述べる女がいた…それは私がいつも夢に描いていたことだ、何かが私の心を…動かした…」
かじ「どういう意味だ?」
ディグナ「私はこれ以上何かの一部でいたくない。ホーリーネーション、浮浪人…何もかも…故郷から逃げ出すときに私を捕らえようとした実の父親を殺したんだ。この虚しさが私は恐ろしい。私はただここから出来る限り遠くに離れたいだけだ。それ以上は望まない。」
かじ「私が力になれるかもしれない。一緒に来い。」
ディグナ「そう言ってくれるんじゃないかと思ってたよ、私を信じてくれたことに感謝する、兄弟。しかし雇用費用の3,000キャットをもらうまではここを去ることができないんだ。用意できるか、兄弟?」
かじ「もちろんだ、行こう。」
という感じで色黒でガッチリした「ディグナ」が仲間になりました。
父親を殺してスタックから逃げてきたようです。
どの組織にも属さずに自由に生きたいとのことで仲間になってくれました。
ただ能力はオール1。
よく人を殺してここまで逃げてこれましたね・・・。
3人目は「レヴァ」。
最初はかじで話しかけたんですが、男に仕える気はないと突っぱねられたので、イズミで改めて話しかけました。
レヴァ「…それは何だ?」
かじ「戦士を雇いたい。お前は傭兵か?」
レヴァ「そうだ…。しかしお前に雇われるつもりはないぞ、よそ者。私は男には仕えない。ホーリーランドに住んでいた頃に嫌というほど仕えたからな…」
かじ「…」
◆◆◆会話終了◆◆◆
レヴァ「神が不在の土地からきた女か、ここに流れ着く女はそう多くない。お前がここの連中よりも話が分かるやつだといいのだが…」
イズミ「もちろん。続けてくれ。」
レヴァ「私は、通常よりも困難な方法で神がいないことを学んだ。しかしここにいる避難民たちはどうしてもオクランへの信仰をすてることができないのさ。オクランは私たちを裏切り、見捨てられた私たちは男どもの温情にすがらなければならなかったというのに…こんな無意味に付き合うのはもうたくさんだ。軽蔑に値する。」
イズミ「では、ここを去りたいのか?」
レヴァ「そうだ、しかし男には同行しない、お前にだけついて行く、姉妹。私は浮浪忍者に入門して訓練を受けているが、カッとしやすい性格なので完全に本格的なパラディンキラーになれなかった。給金は6,000キャットだ、剣の腕前に見合った妥当な金額だと思うぞ。」
イズミ「悪くないな。雇い入れよう。」
レヴァ「お前と旅ができることを楽しみにしているぞ、兄弟。」
ということで男嫌いの「レヴァ」が仲間になりました。
「通常よりも困難な方法で神がいないことを学んだ」ってなかなか面白い言い回しですね。
それだけ苦労したということでしょう。
ただ能力は給金に見合わない模様、ちょっと低めです。
最後、4人目は「ナイフ」。
ナイフ「ホーリーランドの外から来た男だと?…どうだ、今のところ村では上手くやっているのか?」
かじ「ここの人達は社交的ではない。そこが気に入っている。」
ナイフ「彼らの大部分は、そうだな…人をあまり信用しないんだ。誰が彼らを責められる?、兄妹や父親からどんな扱いを受けたことやら。」
かじ「お前もホーリーネーションから来たんじゃないのか?」
ナイフ「もちろんいいとも。しかしな、スタックを出てからずっと旅をしてきたが、それから学んだことは男も女も信用できないってことだ。しかし、私はまた旅に出たい。お前は奪われてしまったものを追い求めているようだな、私が追い求めているのは自由だ。何が言いたいかと言うとだな。旅行者よ、人を雇うつもりはないか?また歩き回りたくて足がうずうずしているんだ…」
かじ「いいとも、いくらだ?」
ナイフ「そうだな、戦闘もこなせる程度には経験豊富だ。スタックにいる母に送るためにも6,000キャット欲しい。それからは喜んでお前らの食客兼用心棒になろう」
かじ「待て、母親を残してホーリーランドから逃げてきたのか?」
ナイフ「話はもっと複雑なんだ…オクラン教徒の女性すべてが革命を望んでいるたけではない。私の母もその1人だ、立派としか形容のしようのない頑ななまでの信仰を持ち非常に伝統を大切にする。そのため私が反乱軍と逃げてからは自ずと疎遠になってしまった。しかし、彼女のことが気にかかるんでな、贈り物を続けている…あの頑固な老婦人が気に入るかどうかは別にしてな。」
かじ「わかった。行こう。」
という感じで親孝行な用心棒「ナイフ」が仲間になりました。
このKenshiの世界はクソみたいな悪人や犯罪者・狂信者・化物が多いので、親孝行なナイフはかなり新鮮でした。
能力もバランスが良いですね。
一気に4人が仲間に加わって合計20人。
最初のかじとペットのガルルを除く18人がユニークNPCです。
この人数でフラッドランドを探索すると、後半に仲間になったステータスの低いメンバーが死ぬ可能性が高いので、「フラッドランド探索組」と「浮浪人の村で待機組」の二つにグループを分けました。
待機組は浮浪人の村の近くに寝袋を設置して、そこで寝ていてもらいます。
メンバーが増えたことで食料がかなり不安になってきました・・・。
拠点を持たない場合の食料問題は結構きついです。
基本的にそこらの野生生物を狩って肉を焼き、余裕があれば酒場で購入していますがいかんせん人数が多いのでなかなか安定しませんね。
探索組でフラッドランドの探索を開始。
少し移動するたび遺跡を発見しますが、何もない遺跡も点在しているようです。
・遺跡を発見
→遺跡に近づく
→別の遺跡を発見
→遺跡を探索後、別の遺跡に近づく
→更に別の遺跡を発見
と、そんな感じで何個かの遺跡を探索していくと監視塔を発見しました。
ここがユニークNPCのいる塔かな?と思い近づくと、塔の前に1人のスケルトンが立っていました。
おお!こいつか!とすぐに話しかけます。
バーン「見たところ、冒険家のようだな。明らかにスカベンジャーには見えないし、盗賊って柄でもない…。」
かじ「じゃあそのタイプならどうすればいいんだ?」
バーン「ああ、あんたが侵略者や盗賊の類なら、あんたが先に私を殺して塔を奪われる前に、あんたを殺さないとだけどね。スパイダーボットのおかげで、多くの侵入者は近づけない。だけど、招かれざる客は時として、その防衛を突破することがあるんだ、わかるだろ?…で、どっちだい?」
かじ「答えは簡単だよ。ただの通りすがりの旅人だよ。」
バーン「思った通りだ。フラッドランドは冒険家に魅力的だからな。たくさんの失われた財宝が眠っている。正気なヤツなられでも、スパイダーボットをリスクにさらしたりしない。少なくても、より攻撃的な侵入者の多くはベイに固まる…。」
かじ「…」
バーン「だが、このタワーでの隠れ生活はつまらない。だから、同胞の冒険家とシェルターを共有したり、ストーリーを交換するのがいい考えってわけだ。」
かじ「あ、じゃあ、あんたも冒険家なのか?」
バーン「前はそうだった。スケルトンは、あんたのような人間ほど軟弱じゃないが、存在に制限はある。我々は時間が経つにつれて動かなくなるんだ。あるいは、何の前触れもなく、突然停止してしまう。私の「とき」も近そうだ。私のパーツはサビれているし、以前のような冒険には適さない。そういうわけで、フラッドランドの孤独に引退したってわけだ。」
かじ「残念だ。それでも、多くの冒険をしてきたんだろう?」
バーン「東のアッシュランドから南のスワンプに旅したよ。失われた遺跡や歴史の断片を修復するのが、私の興味だ。それに、もちろん、世界が進化して果てていくときの人間の行動を見ることもね…。」
かじ「世界の歴史について少し教えてくれないか。」
バーン「どこから始めればいいかわからないな。だが、意見を交換したり、世界についての知識を授けることほど楽しいことはない…。数か月時間をくれないか?」
かじ「一緒に来るのはどうだ?すきなだけ知識を授けてくれればいい。」
バーン「私に冒険家の仲間がいるのなら、あまり大変ではなさそうだ…。それに、人間の関りを研究するのは楽しいしな…。最後の冒険か、なかなか楽しそうだ。さぁ行こうか。」
かじ「…」
バーン「あんたについていくよ。」
ということでフラッドランドで隠居していたスケルトン「バーン」が仲間になりました。
彼もキャラクリが出来る系のユニークNPCでした。
さすが元冒険家という感じのステータス。
しかもこの世界の歴史などにも詳しいようです。
スケルトンなので食料の心配もありませんし、かなり心強い仲間が加わってくれました。
その後、バーンの塔に残されたアイテムを回収し、フラッドランドにある遺跡を探索しました。
ちょいちょい遭遇するアイアンスパイダーと遺跡を守る警備スパイダーと死闘を繰り返し、何度か浮浪人の村に戻って回復しつつも、フラッドランドにある遺跡を全て探索しました。
計15冊の古代の科学書を見つけましたが、今のところ何か研究する予定はないので、バックパックの肥やしですね。
他にも高価で売れるものが大量に見つかったので浮浪人の村で売って、食料を大量に買い込みました。
一気に所持金が増えて小金持ちになりましたが、今後も都合よく遺跡が見つかるとは限らないので、このお金は慎重に使うつもりです。
次はフラッドランドの北側を探索し、「カニバルの首都」を見つけたいと思います。
カニバルの首都も一応都市の1つなので訪ねようと思いますが、カニバルは敵対的なので慎重に行こうと思います。
フォグマンと一緒で負けたら食い殺されちゃいますし・・・。
続く