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【ポケモン剣盾】サザンガルドはなんやかんや強い

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どうも、しんま13です。

自分は日々ポケモン剣盾のランクマッチを潜っているのですが、最近サザンガルドの構築にハマっていて、ずっとこの構築で潜っています。

このサザンガルド構築はめちゃくちゃ有名なので多くの人に知られていますが、多くの人に知られた今でも安定した強さを誇っており、実際自分もサザンガルドを使い始めてから明らかに勝率が上がりました。(連敗が減って連勝が増えました)

というわけで本記事ではサザンガルドの特徴や使い方などを解説していきます。

目次

 

サザンガルドとは?

 

サザンガルドとは、サザンドラとギルガルドの相性補完でサイクルを回しながら有利対面を作り勝ちにつなげていく構築のことです。

サザンドラとギルガルドの相性補完は完璧で、サザンドラの弱点であるフェアリー氷ドラゴン虫格闘はギルガルドで半減、もしくは無効で受けることができ、ギルガルドの弱点である地面炎ゴースト悪はサザンドラで半減、もしくは無効で受けることが可能。

相手からすればサザンドラに対してはフェアリー技を撃ちたいと考えていても、裏にギルガルドが見えていると、フェアリー技ではなく炎技を選択肢に入れなければならず、非常に難しい択に毎ターン悩まされます。

このように、完璧な相性補完があるが故に相手はサザンガルドに対して最適行動を取れない可能性が高くなり、相対的にこちらの勝てる確率が上がるのです。

 

サザンガルドが強い理由

 

サザンガルドが強い理由は以下の通り。

・完璧な相性補完が取れている
・相手が最適行動を取れない可能性が高くなる
・サザンドラとギルガルドは高い種族値を誇るために単体でも強い(それ故別に必ずこの2体セットで選出する必要がない)


サザンドラは俗に言う600属で、ギルガルドは2つのフォルムを合わせると、実に合計種族値が680にもなります。
(ギルガルドはあまりにも強すぎるが故に、剣盾から種族値が20下げられ「どくどく」を没収された経緯がある)
なんだかんだいっても種族値は偉大で、しかも両者覚える技範囲も広いので使いやすいことこの上ありません。
力こそパワーよろしくシンプルに強い。
どちらもランクマッチでの使用率がトップ30位内に入っていますしね。

参考: 【ポケモン剣盾】ランクマッチ シングルバトル集計とその考察【シーズン4前期】 | ポケモンソルジャー【ポケソル】
(ポケソルの集計によればシーズン3の使用率ランキングにおいてサザンドラは使用率が10位、ギルガルドは15位となっている)

 

単体の解説

 

サザンドラとギルガルドについて1体ずつ単体性能を簡単にまとめておきます。

 

サザンドラ

ドラゴン悪という珍しいタイプで前述した通り合計種族値は600。
特性は浮遊。

サザンドラの種族値
HP 92
攻撃 105
防御 90
特攻 125
特防 90
素早さ 98


特攻種族値125という高数値に加えて素早さも98とそこそこ高いので、高速アタッカーよりのポケモンです。

基本的なテンプレ型は、性格は「臆病」でCSぶっぱ、技構成は、悪の波動、流星群、大文字、とんぼ帰り、で持ち物はこだわりスカーフかメガネのどちらか、というものです。

大文字の枠が火炎放射だったり、とんぼ帰りを外してフェアリータイプへの打点としてラスターカノンを採用していたりする場合もあります。

ちなみに自分はスカーフ型で使っており、その理由が不利対面でもとんぼ帰りで逃げてギルガルドにつなげるのと、環境に蔓延しているパッチラゴンとウオノラゴンを上から流星群でワンパンできるからです。スカーフヒヒダルマを上から大文字で火ダルマにできるのも一押しポイント。

もう一つのテンプレ型は悪巧み型。
身代わりを張り食べ残しで回復しつつ悪巧みを積んで全抜きを狙うという型。
自分は悪巧み型を使ったことはないですが、相手にするとめちゃくちゃ厄介だった印象です。

サザンドラを使って感じたことは、スカーフを持たせると初手性能が異常に高くなるのと、環境に多いロトムに強く出れるのが個人的に気に入っているポイントです。
ただ、メガネを持たせないと火力が足りず、そこまで不利対面でもないのに押し負けてしまうシーンが過去何度かありました。
「だったらメガネを持たせればいいだろ」と言われそうですが、自分的にはスカーフを持たせないとスカーフドリュウズ、スカーフヒヒダルマ、パッチラゴン、ウオノラゴンに対面で勝てないので、サザンドラを使う上でスカーフを持たせることは絶対条件だと思ってます。
ここらへんは構築によるでしょうけどね。

 

ギルガルド

タイプは鋼ゴースト。ギルガルドは「バトルスイッチ」という変わった特性があり、フォルムで種族値が変わるポケモンです。

ギルガルドの種族値
HP 60
攻撃 50(ブレードフォルム時は140)
防御 140(ブレードフォルム時は50)
特攻 50(ブレードフォルム時は140)
特防 140(ブレードフォルム時は50)
素早さ 60


場に出た時はシールドフォルムになっており、シールドフォルム時は防御と特防の種族値が140という圧倒的な高さを誇っています。
攻撃するときにブレードフォルムに切り替わり、その際には防御と特防が50になり代わりに攻撃と特攻が140になります。

この140という種族値は、努力値を一切振らなくても実数値で160になるので、非常に強いです。

ブレードフォルムからシールドフォルムに戻る方法は、ギルガルド専用技の「キングシールド」を使うことでフォルムチェンジができます。
このキングシールドも強力な技で、効果は相手の攻撃を防ぐことができ、相手の攻撃が接触技だった場合相手の攻撃ランクを1段階下げるという追加効果があります。
「守る」の上位互換に見えますが、守るとの違いは変化技は防げないということ。
相手からすればギルガルドがキングシールドを使うタイミングは読みやすいので、択を生む技でもありますね。

ギルガルドのテンプレの型は主に以下の3つです。

・弱点保険型
・襷型
・身代わり食べ残し型


弱点保険型の場合はがっつり耐久に降り、(大体はHBぶっぱで残りSという感じ)襷型はASぶっぱでキングシールドは外している個体が多いです。
最後の食べ残し身代わり型はHに全振りし残りをAかCに降るという努力値構成で、技はキングシールド身代わりは確定の残り2つは攻撃技。
ちなみに自分はこの食べ残し身代わり型をこよなく愛しています。

環境には弱点保険と襷型が多い印象です。(上位の構築記事もこの2つの型が多かった)

自分が食べ残し身代わり型を好きな理由が、ギルガルドは択を生むポケモン故に、択に勝てば多くの場面で身代わりを残すことができ、身代わりとキングシールドのコンボが滅法強いからです。
しかも身代わりを採用している関係上、受け回しにも強く出ることができ、TODすることもできるので、状況によって戦い方を柔軟に変えることができるのもグッドポイント。


ギルガルドを使って感じたことは、とにかく使うのが難しい!ということです。
ギルガルドは相手にすると弱点保険と襷をケアしなければいけないので対応が難しいのですが、自分がギルガルドを使う場合は択が難しすぎるので、択を間違えると一気に形勢逆転されてしまいます。
なので、相手にするのも自分が使うのも難しいポケモンという所感です。

 

現環境でもサザンガルドは通用するのか

 

偉そうに講釈を垂れてきましたが、自分の順位は5000〜1万位台をうろうろしている程度なので、自分がサザンガルドで明確な結果を出しているわけではありません。
なので、そんな自分がいくらサザンガルドは強いと言ってみたところであまり説得力はないでしょう。

そこで、結果を出した上位勢がサザンガルド構築を使っているのかを構築記事を検索できるぽけっとふぁんくしょんで調べてみました。

参考: シングルのサザンガルド構築検索結果

すると65件ものサザンガルド構築がヒットします。
しかもどれも2桁や3桁と高順位。

例えば以下の構築。

スカーフサザンドラと食べ残し身代わり型のギルガルドでシーズン3最終49位という高順位を達成しています。

シーズン3で最終47位を達成されたこのサザンガルド構築も面白いです。


モルペコの捨て台詞と威嚇ギャラドスで対面操作をする面白い構築で、これだけの高順位なのにモルペコが入っているのがすごいなと思いました。
というか、今の自分のサザンガルドの構築はほぼこの構築のパクリです。

これだけ上位勢がサザンガルド構築を使っているので、まだまだサザンガルドは現環境でも通用すると結論づけても間違いなないでしょう。

 

現在の自分のサザンガルド構築を紹介

 

需要があるかわからないですが、最後に今の自分のサザンガルド構築を紹介しておきます。

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ロトムの枠はモルペコで使っていましたが、シーズン4はあまりにも呪いカビゴンが増えたために、こだわりトリック要員としてロトムを採用したという感じです。

ロトム、サザンドラで、これらのポケモンで対面操作をしつつクッション役のギルガルドやナットレイで相手を受け、スキあらば身代わりを張ったり、ナットレイで鉄壁を積んでいき、相手を疲弊させた後にギャラかキッスで詰めるという立ち回り方です。

一応基本選出としては、

初手サザン、ガルドorナットレイ、キッスorギャラ

で、相手にカバルドンがいる時は初手にギャラドスを投げるようにしていました。

カビゴンの役回りは、キッスやロトムなどの特殊アタッカーと、現環境最強のラプラスに対するメタ要員として採用しています。

冒頭でも書いた通りこのサザンガルド構築に切り替えてから明らかに勝率が上がったので、決して弱い構築ではないと思います。
とにかくサザンガルドの対応力が高いので、どんな相手でもこの2体が最低限仕事してくれるのが強かったです。

今後も環境に合わせながらサザンガルドを使っていくと思います。
ではでは。

以上、【ポケモン剣盾】サザンガルドはなんやかんや強い...でした。