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【2022年版】コンビニチェーン 店舗数ランキングベスト10

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 ※本記事は2022年1月23日に更新しました。

 



以前ハンバーガーチェーンの店舗数ランキングを記事にまとめたのですが、他にも作ってみたくなったので、今回はコンビニチェーンの店舗数ランキングデータを作ってみました!


まあ結果は大方予想がつくとは思いますけどね。
ではいっきます!

目次

 

10位 ポプラ


【店舗数】

ポプラの店舗数は190

【会社概要】
ポプラは株式会社ポプラが展開するコンビニチェーン。
1998年に600店舗を達成してから店舗数は伸び悩み中。
2021年1月28日に店舗数を集計した時は436店舗あったが、現在は190店舗にまで激減。

なぜこんなに減ったのか調べたところ、コロナによる売上低迷が理由で、事業構造改革を推進。400店舗ほどあったポプラのうち、140店舗を「ローソンポプラ」や「ローソン」に業態変換したからだった。

参考: コンビニのポプラ 新型コロナで売上回復が遅れ、4期連続の赤字に : 東京商工リサーチ


なお、店舗数では業界10位だが、本拠地である中国地方を拠点に出店しているため、中国地方での店舗数は大手と並ぶ。

9位 NewDays(ニューデイズ)


【店舗数】

NewDaysの店舗数は495

【会社概要】
JR東日本グループのJR東日本リテールネットが展開するコンビニチェーン。
「駅からはじまる、あたらしいまいにち」がコンセプト。

最大の特徴は、JR東日本グループが運営しているため、駅構内に店舗を構えているという点である。
また、NewDaysは駅中コンビニではあるものの、公共料金の支払い、宅配便、コピー、といった店頭サービスを実施しており、他のコンビニ同様利便性は高い。

8位 ローソン100


【店舗数】

ローソン100の店舗数は669

【会社概要】
株式会社ローソン100が展開しているコンビニチェーン。
「ローソン100」という名前通り、ほぼすべての商品が100円で販売しているのが特徴。
プライベートブランドである「VL」の存在が低価格で商品を販売できる秘訣である。

また、ローソン100は賞味期限が近くなってきた弁当やおにぎりなどは、廃棄するのではなく値引きして販売するという特徴がある。

 

7位 まいばすけっと


【店舗数】

まいばすけっとの店舗数は1053

【会社概要】
イオングループが展開しているコンビニチェーン。
2005年12月に1号店がオープンして以来、順調に店舗数を伸ばしており、主に都心部での出店を加速させている。
2021年1月28日に集計した時は961店舗だったが、さらに出店を加速させ現在は1000店舗を超えるまでのコンビニチェーンに成長した。

生鮮食品やイオンのプライベートブランドであるトップバリュ商品を販売しているのが特徴。

カップラーメンが100円以下で販売されていたり、50円台のおにぎりなどもあり、消費者にはうれしい低価格だ。

6位 セイコーマート


【店舗数】

セイコーマートの店舗数は1176

【会社概要】
株式会社セコマが展開しているコンビニチェーン。
主に北海道で展開しており、北海道でのコンビニのシェアは39%を誇る。
1971年に1号店が開店したが、これは大手コンビニチェーンのセブンイレブンよりも先である。

また、コンビニチェーンにしては珍しく24時間営業にこだわっていないのが特徴。

ホットシェフという、店内調理のお弁当や揚げ物メニューも人気を博している。

5位 デイリーヤマザキ


【店舗数】

デイリーヤマザキの店舗数は1266

【会社概要】
山崎製パン株式会社が展開しているコンビニチェーン。
コッペパンの製造から始まった会社のため、「コッペパン」「ランチパック」「チョコチップスナックパン」など、パン製品が充実しているのが特徴。
「デイリーホット」という、店員がお店でパンを調理するサービスもある。

また、ローソン100と同様デイリーヤマザキもコンビニチェーンの中では珍しく賞味期限が近くなった商品を値引き販売している。

4位 ミニストップ


【店舗数】

ミニストップの店舗数は1971

【会社概要】
イオングループが展開するコンビニチェーン。
黄色と青を組み合わせた配色デザインのロゴが特徴的。
同じイオングループのまいばすけっとが圧倒的な出店攻勢をかける中、ミニストップの店舗数のやや微減。

フードメニュー(店内調理商品)に力を入れており、ホットスナック、デザート、ピザ、など商品の種類は多岐にわたる。
海外展開も積極的に行っており、海外店舗数は3173店舗で、韓国には2597店舗展開しており日本よりはるかに多い店舗数を誇っている。(

3位 ローソン


【店舗数】

ローソンの店舗数は14711
(ローソン100も合わせた店舗数。ローソン100を除くと14042店舗)

【会社概要】
株式会社ローソンが展開する日本3大コンビニチェーンの一つ。
業界2位の店舗数を誇っていたものの、大手コンビニチェーンであるファミリーマートとサークルKが合併したため3位に順位下落。
それでもやはり1万を超える店舗数は圧巻と言える。

ローソンは「淹れたてコーヒー」「ドーナツ」「ホットスナック」「中華まん」など、フードメニューのバリエーションは豊富。

積極的に海外展開もしており、海外店舗の総数は3621店舗。
そのほとんどが中国への出店である。

2位 ファミリーマート(ファミマ)


【店舗数】

ファミリーマートの店舗数は16597

【会社概要】
ファミマは株式会社ファミリーマートが展開する日本3大コンビニチェーンの一つ。
2016年1月にコンビニチェーンのサークルKサンクスと経営統合。これにより一気に店舗数が拡大し、これまで業界3位だったが2位に浮上した。

高級路線のファミマプレミアムシリーズでは、「くちどけ贅沢ショコラプリン」「ファミマプレミアムチキン」「炙り牛焼肉バーガー」など、魅力的なメニューがそろっている。

海外展開も行っており、海外店舗の合計は8428店舗となっている。
(サークルKとファミリーマートが経営統合し、サークルKが次々にファミリーマートになっているため、サークルKとファミリーマートを合算して店舗数をはじき出しました)

1位 セブンイレブン


【店舗数】

セブンイレブンの店舗数は21227

【会社概要】
株式会社セブンイレブンジャパンが展開する日本最大のコンビニチェーン。
国内店舗数は2万店舗を突破し、チェーン全店売上高は4兆円を超える。
セブンは売上高も桁違いだが、他のコンビニチェーンと比較して利益率が高いのも大きな特徴だ。

商品開発に力を入れているため、セブンイレブンの商品は美味しいと評判だ。

自社ブランドであるセブンプレミアムでは、「冷凍商品」「惣菜商品」「加工食品」「アイス」などがあり、ラインナップはとても充実している。
比較的商品が切り替わるサイクルが早く、売れない商品はすぐに販売が終了してしまう。

注目すべきは淹れたてコーヒーを販売するセブンカフェ。
セブンカフェは開始1年でコーヒー業界のシェア1%を獲得してしまうくらい味には定評があり、セブンイレブンを代表するメイン商品である。なんでもセブンカフェは1店舗1日平均100杯出てるんだとか。

世界最大のチェーンストアでもあるため、海外展開も積極的であり、海外店舗数の合計は7万店舗以上にもなる。まさに王者である。


コンビニチェーン全体の店舗数、売上高、来店客数、平均客単価のまとめ


最後にコンビニチェーン全体の統計データを載せておきます。

一般社団法人の日本フランチャイズチェーン業界がコンビニエンスストアの統計データを公開しているので、それを元に統計データの表を作成してみました。

コンビニエンスストア統計データ2022年版
全店店舗数 55,950 2021年12月の年間データ
全店売上高 9,7兆円 2021年12月の年間データ
全店来店客数 13億人 2021年12月の年間データ
全店平均客単価 725,4円 2021年12月の年間データ


参考: http://file:///Users/shinma/Downloads/20220120111854.pdf


こうして統計データを見てみると改めて日本って国はコンビニが多いんだなと感じます。

コンビニ業界の市場規模は9兆円という途方もない規模で、年間13億人が利用し、全国に5万5950店舗もあるという、日本は異常なまでのコンビニ大国なのです。

最近のコンビニは店内調理の商品に力を入れていたり、イートインスペースを併設したり、更には2025年までに全店でセルフレジ導入を目指すなど、時代の変化に合わせてどんどん進化を遂げています。
実際、ほとんどのセブンイレブンはセルフレジになっていますからね。

はたして10年後のコンビニは一体どんな姿をしているのか想像がつきませんね。


おわりに


いかがだったでしょうか?
こうしてちゃんと数字データにしてみると面白いですね。

特にサークルKと合併したファミマの勢いがすごい・・・。もうすぐでセブンを追い抜く店舗数です。

ちなみに自分がこの中で一番利用するのがセブンイレブン。
というかコンビニはセブン以外行きません。

セブンはホットスナックしかり、セブンプレミアムしかり、弁当しかり、とにかく商品が美味しいんですよね。セブンプレミアムのクオリティ恐るべしっ!

これまで何度となくセブンの「マーボ豆腐丼」を食べてきたことか・・・。

もはやコンビニは生活のインフラになりつつある存在ですし、年々店舗数も増加していることからビジネスの観点からとても注目されている業界でもあります。
事実、セブンイレブンジャパンの売上は躍進を続け、店舗数もとうとう2万店を突破しました。
下記サイトで気軽にコンビニオーナーの資料請求ができますので、コンビニ業界に興味がある方はチェックしてみてください。

参考リンク: 未経験でも安心フランチャイズを探すなら

以上、【2022年版】コンビニチェーン店舗数ランキングベスト10...でした。

※本記事の店舗数データは、会社のホームページ、IRの情報、店舗検索システムから取得しました。
基本的にはIRから情報を取得していますが、IRに店舗数を公開していない場合、店舗検索システムから店舗数を調べているのですが、店舗検索システム仕様上の問題で、正しく情報を取得できていない可能性があります。
大幅に数字がずれていることはないですが、正しいデータをお持ちの方は、コメントから教えていただけると助かります。

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