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ひとつの収入に依存するのはとても怖い。ノースキルアラサーの末路

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インフルなエンサー共が口をそろえて言うのは、「ひとつの収入に依存するのは危険!」ということだ。

ひとつの収入に依存するということは、その収入先がなくなった時生活が破綻することを意味する。
会社の収入だけに依存している場合は、給料という人質を取られているため、無理難題を吹っかけられても拒否できない。

こうした背景を利用してインフルなエンサー共は「収入源を複数持て!副業しろ!ついでに俺のサロンに入れ!あと有料noteも買ってね」とクロージングを仕掛けてくる。

インフルエンサーのふてぶしさはともかく、筆者もひとつの収入に依存するのはとても危険なことだと思ってる。

目次

 

一度たりとも人生が安定したことがない

 

良い大学に入って良い会社に入って着実にキャリアアップをしていく、というのがレールに敷かれた人生なのであれば、筆者は頼まれてもいないのに勝手にレールから降り我が道を突き進んできた。

高卒で就職先を2ヶ月で退職、以降ずっとバイトを掛け持ちしたりビジネスしたりして生活している。

当然、キャリアなど何もないし、生活が安定したことも一度たりともない。

今月20万円の給料がもらえたからといって、来月も同じ20万円もらえるとは限らない。
なんならFXに手を出したがために、給料マイナスなんていう月もあった。

バイトの収入は安定せず、ビジネスは当たるか外れるわからない。

こうした経験をするとより「ひとつの収入に依存するのは危険」と感じるようになる。
いや、もはや怖い。ひとつの収入に依存するのはとても怖い。

 

うまくいかない時こそ収入源を増やす努力を

 

経営学が専門であるロンドン・ビジネススクール准教授の「フリーク・ヴァーミューレン」は、「業績不振時は収入源を増やせ」と説く。

これは、苦しい時にはコアビジネスに集中せよという教えに真っ向から異を唱える主張だ。

なぜフリークはこんな主張をするのか。

その理由はこうだ。

業績不振時はどんなビジネスであれ、ひとつのビジネスだけじゃ会社を支えていくには不十分なケースが多い。
会社が生き残るためには様々な収入源を持つ必要があり、ひとつのビジネスに集中するより、新たな収益源を探し、作り出すことにリソースを注いだ方がいい。

小さな収入でもいい。あまり成長が見込めなくてもいい。
今は生き残りを賭けた戦いなのだ。贅沢は言ってられない。

様々なビジネスを持つことは、特定のビジネスへの依存を減らすためリスクヘッジになる。
そして、それは企業の将来の基盤を作ることにもつながる、とフリークは言う。

参考: 「やばい経営学」63p/~不況時に目を向けるべきはコストより売り上げ~


これはあくまで経営の話ではあるが、人生にも当てはまる。

今現在安定している人でもいつ危機が訪れるかわからない。
危機に備える最良の方法は、収入源を分散しておくことなのだ。

無論、これは全てのケースに当てはまるわけではなく、場合によっては選択と集中よろしく、ひとつのことに特化した方がいいこともある。
自身の状況を鑑みて選択するべきだろう。

そんなわけで筆者は貸し会議室事業に注力しながらも、同時進行で次なる金儲けのタネを探している真っ最中だったりする。

仮にこの貸し会議室事業がうまくいったとしても、その成功がいつまで続くかわからないし、何よりまた失敗したら経済的ダメージが計り知れないからだ。

貸し会議室事業に100万円以上の資金を突っ込んでるので、キャッシュに余裕はない。
ただ、貸し会議室は自身の労力をさほど必要としないので、労働力というリソースは有り余っている。

となれば、多少の労力が要求されても、元手がかからない(もしくは少額)ビジネスを選ぶ必要があるということになる。

何がいいっすかね?
今のところ特に何も考えついてない。

 

ノースキルのアラサーはマジでやばい

 

思えばこれまでマックジョブしか経験してこなかった。

【マックジョブとは】
スキル不要で誰でもできる仕事を指す。
ドナルド帝国で知られるマクドナルドに由来するスラングで、実際にマッククルーであった筆者にはうってつけの表現である。つら。


何のスキルの蓄積もないまま29歳になってしまった。
この事実は非常に残酷である。

なぜならこの歳で何のスキルもないとなれば、市場価値は0に等しく、残ってる仕事は社会的立場が低く低賃金かつきついものだけだからだ。

若いならまだいい。無限の可能性に満ち溢れているから、将来性を買ってもらえるチャンスにありつける。
若くもないノースキルのアラサーは、無限の絶望が広がっているだけ。きっつー。

この絶望から抜け出す方法は筆者が考えるに2つしかない。
リスクを取るか、スキルを身に着けるかだ。

ちなみにこうした状況を利用した無責任なプロブロガー共は、

「これからの時代はプログラミングですよ!」

「ほとんどの仕事はAIに奪われますよ!だからプログラミングプログラミング!」

「え、まだプログラミング勉強してないの?時代に取り残されますよあなたw」

などと、煽りに煽り高報酬なプログラミングスクールアフィをキメてくる傾向にある。
煽ってる本人は大してプログラミングなどできないくせに。

ともかく、プログラミングにせよ何にせよ需要のあるスキルを持っている人は、仮に収入源がひとつしかなくとも何とかなる。つぶしがきくからね。

一応、筆者は今現在の戦略は「リスクを取る」方針ではあるが、何らかのスキルを身に付けたいとも思う。
それがプログラミングなのかはわからないが、ある程度市場価値の高いスキルは欲しい。
それがあれば、もう少しましな人生になるだろうから。

あー橋本環奈と付き合いてぇ。