要件を言おうか

カネとかジンセイとかいろいろ

2021年の振り返りと2022年の抱負。マック退職!事業破綻!じ、じんせいたのしー!!

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ガッキーは逃げ恥婚、カトパン年商2000億円男との上昇婚、推しに推しまくってる橋本環奈は年上俳優との交際説が囁かれている。

筆者の将来の結婚候補たちが次々と奪われていくではないか。
さとみ(石原さとみ)の野郎も、昨年あえなくもれなくGS社員とゴールインしてしまったし。
きっつー。

芸能人に限らず、筆者の周りの知り合いに目を転じてみれば怒涛の結婚出産ラッシュである。

インスタに幸せなワンシーンを切り取った瞬間が次々とアップされる。
エモくて、美しくて、どこか儚くて、人生を考えさせられる素晴らしい写真の数々だ。

家賃3万6000円、ユニットバス、まともじゃない隣人、オカモトゼロワンのように薄い壁、おまけに大量のアリ付き、というエモさのかけらもない最悪の住環境でそれらの写真を眺め、「いいなあ。。。俺には何もない。。。」と絶望する。

今年の女のアレコレ話など、カツ丼女の胸の中でわんわん泣くという、男らしさのかけらもない醜態を晒したことくらいだ。

 


やや早いがそんな筆者の残念な2021年を振り返ってみよう。
いっくぞお( ;∀;)

目次

 

13年間働いたマックをクビ!!

 

今年一番の大きなニュースはやはりこれだろう。
6月。13年間働いたマックをクビ。(アルバイトとはいえ簡単にはクビにできないので、正確には自主退職を迫るというやり方で追い出された)


職場のサイコパス上司が会社に与える損害は計り知れないと、米国のニュースでみたことがあるが、マックの店長はまさにサイコパス上司のような人だった。

あまりあけすけに書くと訴訟リスクが跳ね上がるので詳細はぼかすが、とにかくほぼ毎日のようにケンカしていた。

なんでケンカばかりしてたのかというと、この店長は店の不利益になるようなことばかりするし、責任を取らないし、人の仕事の邪魔ばかりするからだ。

振り返れば、LINE、電話、対面、ありとあらゆる場面でぶつかってきた。
ケンカしすぎである。

のちに筆者の後輩がいう。

「そりゃあ権力ある人間と権力ない人間が戦ったら、権力ある人間が勝つに決まってるじゃん」

その通りである。この世界は勧善懲悪でできていない。半沢直樹のような倍返しが通用する世界ではないのだ。

こうして筆者は13年間働いたマクドナルドを締め出されるに至った。

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マネージャー研修時代の1枚。懐か死

 

貸し会議室ビジネス破綻

 


7月。マック退職してから3週間で貸し会議室をオープン。
自己資金100万円を軍資金に店舗ビジネスに殴り込みをかけた。

しかし、最初の威勢はどこ吹く風。
終盤はライバルにボコボコに殴り返され、ニッチもサッチもいかなくなり撤退を余儀なくされた。
噛ませ犬である。負け犬である。圧倒的敗北である。

一番冒頭で紹介した記事に撤退理由は書いてるので、ここでの詳しい説明は省くが、ともかくまた失敗してしまった。

いや、きついわ。
またこれかよ。

そんなこんなで預金残高はみるみる縮小していき、路上生活が目前と迫っていく。
そこらへんで路上生活してるおっさん供に挨拶周りしておこうかなと思考を巡らせる。
こうして負け犬は薄汚い野良犬に成り下がっていくのである。

 

ひろゆき化していた弟

 

8月。「飯を奢ってやる」という甘言につられて弟と飯を食いに行くこととなった。
我が家の家系は解散状態なので、基本的に仲が良くない。なので、弟と会うのも久しぶりである。

弟は逆玉婚で上流階級に二階級特進しており、兄である自分に圧倒的な差をつけていた。
そうした背景があるからか、やたらマウンティングしてくる。
そして、西村ひろゆきの影響を受けたのか、とにかくいちいち論破してこようとする。

有り体に言えば面倒くさいかつ嫌な奴に成り下がっていた。

弟がひろゆきにハマってるなら、こっちもひろゆき構文で迎え撃てばよかった。

「なんかそういうデータあるんすか?」

筆者「ここでデータを出す意味あるんすか?はいかいいえで答えてください」

「なんだろう、論点ずらすのやめてもらっていいすか?」

筆者「なんだろう、論点ずらすという指摘で論点ずらすのやめてもらっていいすか?」

目には目を、歯に歯を、ひろゆきにはひろゆきをである。


殴り合いになるわ。

参考: 息子がひろゆきにハマり会話全てがひろゆき語録に→親御さんもひろゆき返しを覚えて実践してみたら、想定外の穴が空いた話

 

メルカリ凍結

 

11月。筆者の重要な収入源だったメルカリ。
それがアカウント凍結となった。

利用規約に違反してるとのことだったが、どう考えても納得できるものではなかったので、幾度となく申し立てをしたが、結局現在に至るまでアカウントは凍結したままだ。

こうして月20万円以上あった売上がほぼゼロに。

さらなる追い討ちに絶望。もうね、つらい。

 

【総括】2021年の振り返り

 

今年1年を振り返ると、やはりマック退職が一番筆者にとってインパクトのある出来事だった。

マックを辞めたことにより生活に以下の2つの変化が生じた。

・暇になったのでこれまで以上に本を読むようになった
・暇になったのでなぜか勉強をするようになった


友達も少なく理解のある彼女くんもいない筆者が突如暇を与えられたら、当然の帰結としてその時間は本に向けられる。

そして、大の勉強嫌いなくせにいざやることがないと、なぜか勉強をする習慣が身についてしまった。
正直これは予想外。
ほんと、何が楽しくてこんなことをしているのか今でもよくわからない。

とりあえず今取り組んでる分野を終えたら、何か有益っぽい資格にチャレンジしたい。

なんせ筆者が持ってる資格は、運転免許と漢検7級のみ。
さすがに寂しすぎるラインナップである。

というわけで、「モテる 資格」という検索キーワードをGoogleに打ち込んでみた。

すると「弁護士」「公認会計士」「医師」などが女性にモテる資格上位らしいことが判明。

とてもじゃないが、小学4年生レベルの「漢検7級」を保有資格にカウントしてる筆者が取れる資格のように思えない。
※ちなみに漢検7級は高二の頃取りました・・・

即座に心が折れかけたが、もう少し調べてみると比較的簡単に取れそうな「心理カウンセラー」も女性にモテる資格候補であることがわかる。

心理カウンセラー。いいではないか。人の痛みに寄り添う的な仕事だから確かに女性にモテそう。
よし、自分、心理カウンセラーになりますわ。

あのゆたぼんのパパだってなれたんだから、筆者なら余裕にきまってる。
めでたく心理カウンセラーになったら、「あなたのココロのスキマお埋めします」をキャッチフレーズに集客していこうそうしよう。

他と差別化を図るために顧客は女性限定、年齢は20〜30代前半まで、熟した女性、わがままボディはお断り。
橋本環奈、石原さとみ、本田翼に似てる女性は無料でカウンセリングします。

そんなわけで、今後は心理カウンセラーとしての活動がメインになると思うので、よしなにお願いします。


各方面からお叱りをうけそうな冗談はともかく、マック退職を機に筆者は勉強の習慣が身についた。
今後もこの習慣を継続したい所存。

というわけで、今年1年の最大のハイライトは「マック退職」ということでした。

 

2022年の抱負

 

漫画「エンゼルバンク」でこんな台詞がある。

「裕福な家庭に育った子供は志しで生きて、貧しい家庭の子供は野心とお金で生きるの」


この言葉はまさに筆者に当てはまる。

決して裕福とはいえない家庭出身である筆者。
高校の学費は自分で負担し、18歳で家を出てから25歳くらいまでずっと貧乏だった。

電気ガス水道、全てのライフラインが停止し、督促状で郵便受けが破裂しそうになる。

こんな状況で、「俺、将来カンボジアに学校を建てて貧しい子に教育を与えたいと思ってるんすよ!世界から貧困をなくしたいんです!」みたいな崇高な志しなど持てるはずがない。

あるのは、腹一杯飯を食いたいという原始的な欲求と、いつかは金持ちになりたいという猛烈な野心だ。

ある程度生活が安定した今でもそれは変わらない。

男がこの世界で幸福を掴もうと思ったら金は必要不可欠だ。
金がなければ社会的評価も得られないし、女からも相手にされない。
したがって、筆者の人生の最重要事項は、如何にして金を掴むかであって、カンボジアに学校を建てることではないのだ。


男にとって金がどれだけ大事であるかを示した、2つの興味深い事例を紹介したい。
(やや長いので興味ない方は次の項までスキップしてください)

まず一つ目。
1999年から2000年にかけて中国で行われた「性的な態度や行動、性感染症などについての大規模調査」という、トーマスポレットらの研究だ。

この研究では、中国社会の様々な経済階層の人間5000人が被験者となり、ポレットらはここから男性のパートナーがいる女性被験者1534名の回答を分析した。

この調査で、セックスにおける女性被験者のオーガズムの頻度と、様々な要素の相関関係を調べた。

結論から述べると、夫が金持ちである場合女性はよりオーガズムを感じやすいという、身も蓋もない事実が判明している。

貧困層、中流下層、中流上層、富裕層、の4階層に分類し、男性パートナーの収入とオーガズムを感じた割合を見たところ、貧困層と中流下層には大した変化は見られないものの、中流上層と富裕層になった途端、「常にオーガズムを感じる」と答える女性被験者が約2倍に増える。

具体的には貧困層と中流下層で「常にオーガズムを感じる」と答えた人は6~8%程度だったが、これが富裕層になると12%になる。

この結果は、女性のオーガズムは男性パートナーの富が強く影響していることを示唆している。

「これは疑似相関じゃないの?」
「なぜ女性は旦那が金持ちだとオーガズムを感じやすいの?」
「短小包茎童貞でも金稼げれば大丈夫っすか!?」


と気になる方は、直接論文にあたるか、橘玲氏の「女と男 なぜわかりあえないのか」を参照されたい。
(筆者は日本語しか読めないので原文にあたれてません)


お次は残酷な成婚率の事例。

有名なので知ってる人も多いかもしれないが、結婚相談所で成婚した6982名を分析した結果、地獄な現実を突きつけられるという話だ。

参考: 結婚相談所で成婚した6,984名のデータで分かった結婚できる人の特徴|あなたは結婚できる?

結論から述べる。
年収300万円以下で成婚に至った男性はなんと0%である。

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年収別の成婚率グラフ /上記記事より引用

一切の例外はない。
奇跡もない。
年収300万円男性は誰1人として成婚していない。

年収300万円に満たない筆者は心底震え上がったものだ。

この結果は、如何に女性が男性に金を求めるかを如実に示している。

【補足】
記事元では年収300万円未満の男性が何%いるかが明示されていないし、誰がどこで取ったデータなのかも記載がないので、あくまで参考程度に留めておくのがいいかもしれません。



というわけで、2つの残酷な事例を紹介した。
男が思ってる以上に女は金を重視する。

この2つの事例が示すように、男にとって金はとても大事なものである。

金がなければスタートラインにすら立てない。

「金が全てじゃない!」
「もっと大事なものもある!」

との反論も予想されるが、これはもう価値観の違いとしか言いようがない。
なので、筆者は自分の全能力を金儲けに全振りする。
2022年こそビジネスを成功させ、今の暮らしから脱却したい。
これが来年の抱負だ。

 

おわりに

 

2歩進んで3歩下がるような1年であった。

職場から放逐され、絶望の最中始めた貸し会議室ビジネスは見事に破綻。
サイドビジネスであったメルカリもアカウント凍結となり、やることなすことうまくいかない。

ヘミングウェイの傑作「老人と海」に登場する老人の漁師は、84日にも及ぶ不漁に悩まされながらも漁をすることを止めない。

85日目の航海、ようやく大物のカジキマグロにエンカウントするも、カジキマグロの必死の抵抗、降り注ぐ炎天下、捉えたカジキマグロを狙うサメたち、大自然が老人に牙を剝く。

それでも老人は戦うことを止めない。

大自然が与える試練に対して必死に抵抗し、心身ともにボロボロになりつつももなんとか帰還する。
賢い漁師ではなかったかもしれない。優秀な漁師ではなかったかもしれない。
しかし、決して諦めない心とプロとしての誇りを忘れないその生き方は読者の心を打つ。

筆者も老人の漁師のように、不遇に悩まされながらも戦い続けたい。

こうして筆者は再び勃ち上がるために、一時の癒しを求めてレンタル彼女のホームページを徘徊するのだった。
さて、どの子を指名しようかなと。

去年の振り返りはこちら: 2020年の振り返りと2021年の抱負。今年は道に迷った1年でした