行政書士受験生は独学か予備校に通うか、という2択を突きつけられる。
筆者は表題の通り独学を選択したので、なぜ独学を選んだかを書いていこう。
始めに言っておくと、有益な情報は一切ない。
目次
1. お金がないから
予備校に通うとなれば多額の資金を要する。
以下のアガルートさんが作成した資料によれば、高いところで26万円、最安プランだとしても5.5万かかる。
最安プランは最低限のサポートだけだろうから、最安プランを加味しないと大体平均の相場は20万円前後になる。
参考資料: 【2023年5月】行政書士の通信講座・予備校おすすめ6社を比較!費用や選び方も解説
爪に火を灯す生活をしている生粋の貧乏人である筆者に、それだけの金を投じる余裕はない。
行政書士試験が予備校に通わなければ受からない高難易度な試験なら、なんとか資金を捻出して予備校に通うかもだが、幸い行政書士は独学でも十分狙える資格なので、貧乏人の筆者に選択の余地はなかった。
もっとも、仮に金銭的余裕があったとしても、筆者は根が貧乏性なのでやっぱり独学を選ぶのかもしれないが。
2. 独学一発合格がしたいから
何かの選択を迫られた時、筆者は、「合理性があるか否か」を基準に判断する。
なぜなら、正しい選択は合理性から導き出されることがほとんだからだ。
しかし、筆者が本当に毎回合理的に行動できているならばもう少しましな人生を歩んでいる。
そうなっていないのは、筆者は合理性以外にも、「カッコいいかどうか」という基準があるら他らならない。
筆者は中身が生粋のオスなので、とにかくカッコいいものが好きで、自身の生き様もなるべくカッコいいものにしたいと考えている。(まるで想定通りな人生にはなっていないが)
だから選択基準が合理性の他にカッコよさが入ってくる。
筆者は行政書士試験において、予備校に通って受かるより、「独学1発合格の方がカッコよくね?」と考えたから独学の道を選択した。
そこに合理性は一切介在していない。
この時点でダメなニオイがぷんぷんするが、独学を選んだ理由に合理性がなくても、勉強のやり方に合理性があるならば、独学一発合格は決して夢ではないはずだ。
多分。
【おわりに】独学だろうが予備校に通おうが受かるどうかはその人次第
友人の女性の一人が行政書士受験生なのだが、彼女は筆者とは別で始めから予備校に通うという選択をした。
その結果、彼女は令和4年度の試験において惜しいところで不合格となってしまい、現在は行政書士法人で働きながら、引き続き受験勉強に励んでいる。
彼女は筆者よりもはるかに頭が良くしっかりした性格ではあるが、そんな彼女でも予備校に通って落ちたなら、筆者は予備校が受験の万能薬にはならないと思った。
もちろんこれは単なる一例にすぎないので、これだけで予備校が意味ないと断じることはできない。
実際、アガルートの行政書士の講座は、合格実績が56.17%と高い実績を出している。
※令和4年度の実績値
この数字が虚偽ではないなら確かに予備校に高い金を払うだけの価値はある。
しかし、それでも落ちる人は落ちるし、独学だろうと一発で受かる人は受かる。
結局は予備校派だろうが独学派だろうが、受かる人は受かるし落ちる人は落ちるので、独学と予備校どっちがいいのかというテーマに100%の正解はなく、その人個人のパーソナリティに合った選択をするのが最良という、灰色決着がこのテーマの妥当な結論と言えよう。