恒例の1年の振り返り。
当ブログでは毎年情けない失敗を晒し続けている甲斐あって、「しんまさんを見ていると自分よりまだ下がいると思って安心します!」とか、「バカのくせになんとか這い上がろうとして、でも結局うまくいかない様を見るとハイボールがより一層美味しく飲めます!」などの腹立たしい応援の声があるとかないとか。
今年はそうした奴らを見返せる内容になってるといいがどうだろうか。
目次
会計年度任用職員制度に全振り
賃金の底上げと社会保険料の恩恵を享受するため、4月から会計年度任用職員制度に労働時間を全振りすることにした。
詳しい経緯は以下記事に書いてある。
これにより、月の労働時間が平均110時間程度になり、見込んでいた年収250万円より多い金額で今年はフィニッシュできた。事業所得も合わせれば過去最高年収達成。
(最も、元が低いので大した額ではないが)
会計年度任用職員制度は制度上めちゃくちゃリスクがあるが、筆者はリスクよりリターンの方が大きいと踏んでここに懸けたが結果的にはよかった。
おかげさまで給与所得は前年よりはるかに増えたが、決して生活が楽になったわけではない。
なぜなら、急激な物価高、電気ガスの顕著な値上がり、雇用保険料の値上げ、と生活を圧迫する材料が増えたからだ。
それに対抗するべく、ガスは7~10月はほぼ使わず、冬が本格化しても暖房を使いたくないからイオンで買った1000円の格安ヒーターでどうにか凌ぎ、食事はなるべく自炊をし、自炊が面倒な時は閉店前のスーパーで値引シールがついた惣菜をハイエナの如く漁りに行くという貧困ムーブをかますのが常となった。
来年はもっとましな生活が送れるといいが。
レンスペ2号店オープンしたよ!
レンスペ1号店は見るも無残失敗。
人一倍負けん気が強い筆者はリベンジを誓い、今年の1月11日に2号店をオープン。
2号店をオープンしてもうすぐで1年経つわけだが、その結果はどうだったのか。
収益的なところでいうと、今月(12月)が普通にお客さんが入れば収支はトントンで終われたのだが、筆者の切なる期待を裏切りまあ入らない入らない。
なので、ちょいマイナスでフィニッシュと相成りそうである。
収益の伸びを見れば来年度は黒字で終われそうではあるが、突っ込んだ100万の回収は遠い。
つまり、黒字化はできるが高収益化は難しいということである。今後大きく伸びる可能性も低い。
以上のことから、筆者はレンスペビジネスは失敗だったと結論づけている。
当ブログで散々レンスペの可能性をイキり口調で熱弁してきたのにこのザマである。
恋愛は壊滅的
「そうだ、恋をしよう」と無謀な感情に突き動かされ、軽い気持ちでマッチングアプリを始めたら殺戮のバトルロワイアルが始まった。
イケメン中出し野郎に意中の子をぶん取られ江ノ島に傷心旅行をする羽目に。
マッチングアプリは基本的に男7女3という、女に圧倒的選択権がある世界なので、必然的に金も知恵も身長もない筆者は女の選択肢から外れることになる。
そのことに気がついた筆者はマッチングアプリを焼き捨てた。やる意味がないからだ。
12月某日。友人たちとささやかな忘年会を開き、筆者はその席で以下のような主張を熱弁した。
「世の女性に問いたい!株は安い時に買えというでしょ。いいですか?しんまという株は今最安ですよ!いずれ俺は必ず成功してしんま株は圧倒的な上昇をするわけ。その時にしんまを買いたいと言っても遅い。だから安い今に買えということですよ。なのになんで女性はすでに株価が高い成功している男ばかりに行くんですか?そういう男は競争激しいですよ?バカなんですかうぉらああぁぁ!!!!」
傍聴者は、「またしんまが無茶苦茶なこと言ってる・・・」と呆れ顔だったが、言ってることは間違ってないと思う。
どうですか、当ブログの女性読者さん。しんまという株に投資してみませんか?
行政書士に挑戦
今年した決断の中で一番重要なものは、間違いなく行政書士試験への挑戦だろう。
30年間生きてきた結論としては、資本主義社会で成功しようと思ったら「リスクを取る」か「スキルを身につける」かの2択しかないということだ。
これまでの筆者は、リスクを取ることで資本主義社会でのし上がろうと思っていたが全て失敗に終わっているので、人生戦略を「スキルを身につける」に切り替える時だと判断した。なので行政書士。
来年11月の試験に向けて勉強中である。
恋愛とビジネスは不確定要素が大きいので、努力が必ずしも報われるわけではないが、勉強は正しい方向かつ正しい量を努力すれば必ず報われる。
そろそろ人生を変えたい。
2022年のまとめと来年の抱負
クリスマス。リア充共が愛を確かめ合ってる中、筆者は「緊急救命〔即ハメ〕性交センター」というVを鑑賞していた。
以下は冒頭のナレーションである。
容態急変。
射精が必要な患者が運ばれてきます。
もはや一刻の猶予もありません。
患者を救え。早く射精を。大至急スペルマの放出を。 的確で素早い判断、治療が要求されます。
複数ドクターによる連続射精誘導。
スペルマ0の時代がやってきています。
男性の精液自己放出能力が急落。このままこの状況が続けば繁殖停止による絶滅が待っています。
人類は絶滅危惧種なのです。
今すぐ射精しないと生死に関わるという患者が次々と緊急救命性交センターに運び込まれ、大浦真奈美、あべみかこ、成宮いろは、妃月るい、がドラマ「コード・ブルー」みたいな格好をして、あの手この手で患者をフィニッシュに導き、患者の命を救うというリアル笑ってはいけないストーリーだ。
設定からして奇想天外すぎである。
しかも最初は手術室っぽいところで治療(性行為)をしていたのだが、後半は廊下にある簡易的なベッドで致すという雑さが目立つ展開となってくる。
お笑いはボケに対してツッコミがいるからお笑いとして成立するが、本作品はひたすら主演キャストが真顔でボケ続けており、それに対して誰もツッコまないという地獄の時間が流れ続ける。これほど浜田雅功を欲したことはない。
その構図が一周して笑えるので、ガキ使の笑ってはいけないロス難民にはある意味打ってつけかもしれない。
家族団欒でひと笑い欲しい時に、「緊急救命〔即ハメ〕性交センター」はどうですか?
家庭の不和に繋がりそうな冗談はともかく、今年も今年とて最悪のクリスマスだった。
謎のVを鑑賞し謎の涙が頬をつたう。一体俺は聖なる夜に何やっているんだと。今年もこの有様なのかと。メリーブッコロス。
多少収入は増えたにせよ過剰な物価高で増えた分は相殺され、相変わらず家賃3万6000円のアパートで貧乏暮らしの筆者。
狂った隣人、レオパレってる薄い壁、隙あらば不法侵入を試みる大量のアリ共、最悪の住環境で今年も年を越すことになる。
一緒に年越し蕎麦を食べてくれる理解ある彼女くんは、筆者の妄想の中だけにしか存在せず、現実世界で真摯に筆者の話に耳を傾けてくれる女は、いつだって保険勧誘の老婆と相場が決まっている。
来年はこんな生活を変えたい。
そのための施策は以下の二つである。
1. 行政書士試験に合格
2. FXで爆儲け
1はともかく2はめちゃくちゃリスキーと思うかもだが、筆者なりに勝ち筋は見出したつもりだ。
半年間最小ロットで検証し続け、光が見えれば資金をブチ込み本格的に相場で戦おうと思う。
ちなみに、10月の介入で稼いだ収益は、日銀の長期金利引き上げという頼んでもないクリスマスプレゼントにより全て吹っ飛ばしたため、めでたく今年のFX収支はマイ転したことを書き加えておく。
いきなり前途多難となったが、最小ロットでやっているのでうまくいかなかったとて損失は知れてる。(我を失って生活資金全てを捧げるとかしなければ)
とにかく自分を信じてやってみるかしかない。
以上の2つが来年やることだが、やることよりやらないことを決める方が大事だという。
なのでやらないことも決めた。
それは「恋愛」だ。
残念ながら現状の筆者のことを好きになる女はまずいない。
いたとしてもそれは1万に1人とかいうレベルで、それだけの低い確率を追い求めて時間を投資することは賢い選択とは言えない。
確率を上げるための努力は正しいが、低い確率を追い求める行為は、西村ひろゆきに言わせれば「あたまの悪い人」に該当するのだろう。
無論そんなことは百も承知だったが、今年の自分はどこか諦めきれずもがいていた。が、書いてきた通りその結果は散々だった。
マックをやっていた関係上女友達は多いので、女友達たちに、「誰か女の子を紹介してよ」とお願いすると、以下の反応が返ってきた。
A子ちゃん「絶対に無理です」
B子ちゃん「しんまは理想高いから誰も紹介できないよ」
C子ちゃん「わかりました!友達あたってみますね!(その後音信不通)」
大事な友達を誰がお前なんかに紹介してなるものか、という強い信念が感じられる。
この友達思いの彼女たちの態度を目の当たりにして、流石の筆者も骨粗鬆症並に心がバキバキ折れ、「今の俺は恋愛をしている場合じゃない」と極めて冷静な結論を出せた。
ありがとう、友人各位。
というわけで来年は恋愛はしないこととする。
最も、相手からくる分にはやぶさかではない。
しんまという不良債権を上手に処理できる白ギャルさん、待ってます。
おわりに
結局今年も、性格の悪いしんまウォッチャーを喜ばす内容となってしまった。
とはいえ、絶望の2021年よりはましな1年だったと思う。
なんせ2021年は13年間働いたマックから追放され、レンスペ1号店はあえなく撤退、そのおまけと言わんばかりにメルカリ垢は凍結、失敗に次ぐ失敗に完全にメンタルが死んだ筆者は宅配嬢の胸の中で悔し涙を流すという、実に情けない年だったのだから。
たしか去年はマジで金がなかったので、花桶をひたすら6時間洗い続けるという、AIが台頭したら真っ先になくなるであろう仕事で日銭を稼いでいた思い出。
花桶を洗いながら、「絶対に成功してやる・・・!」と100万回は口にしたであろういつものフレーズをつぶやき、相変わらず今年もオンボロアパートから脱獄できていないのだから始末におえないが、それでも去年よりは良い1年にできたとは思う。
来年こそはきっと。