どうも、しんま13です。
僕が考案したわけでじゃないですが、害悪型のバタフリーとタイプヌルの構築がマジで強かったので当ブログで紹介していこうと思います。
考案者はポケモン実況者のTonさんです。
目次
バタフリーの基本スペック(種族値や特性など)
まず最初にバタフリーの基本スペックをみていきましょう。
バタフリーの種族値 | |
HP | 60 |
攻撃 | 45 |
防御 | 50 |
特攻 | 90 |
特防 | 80 |
素早さ | 70 |
:タイプ 虫・飛行
:特性 ふくがん
:夢特性 色眼鏡
合計種族値は395。
バタフリーは初代から存在しているポケモンであり、登場当初は強力な虫技がないことに加えて、素早さの種族値も微妙だったために誰も使っている人はいませんでした。
そもそもバタフリーは虫タイプなのに一切虫技を覚えず、唯一の打点がタイプ不一致のサイケ光線のみというしょぼさ。
弱点も多く、岩が4倍、2倍が炎、氷、飛行、電気の5つ。
スペックをみる限り開発者の愛が全く感じられないモブ中のモブポケモンです。
そんなバタフリーがルビーサファイアから特性「ふくがん」を獲得。
これにより技の命中率が1.3倍補正がかかり、眠り粉がほぼ必中で撃つことができるという強みを得ます。(眠り粉の命中率は実数値で97%にまで跳ね上がる)
この眠り粉を必中で撃てる性能を活かしたのが今回紹介する害悪型バタフリーとタイプヌルの構築です。
【バタフリーの育成論】害悪型。眠らせて身代わり貼って舞って舞いまくれ
・努力値 HP204、B54、S252
・性格 臆病(S↑ A↓)
・特性 ふくがん
・持ち物 食べ残し
・技 眠り粉、身代わり、蝶の舞、暴風
・能力実数値 HP161、A58、B77、C100、D 100、S134
この型の使い方
いわゆるテンプレのバタフリー害悪型ですね。
この型のやることは、
1. 眠り粉で相手を眠らせる
2. 身代わりを張る
3. 蝶の舞でC、D、Sを上げていく
4. 十分舞ったら暴風で相手を倒していく
です。
特性ふくがんにより眠り粉がほぼ必ず当たるため、相手が眠ってる間に身代わりを張って安全圏から蝶の舞で積んでいくという戦法です。
努力値配分はSに全振り、身代わりを張るためのHP調整をしつつ、余った努力値は防御に振るという仕様。
食べ残し込みで計5回身代わりを張ることが可能です。
如何せん耐久がぺらぺらなので、自分より素早さが高い相手に対して投げるとワンパンされてしまうため、基本は自分より素早さが低い相手に投げて安全に眠り粉を撃つようにしましょう。
バタフリーとタイプヌルの構築で安全にバタフリーを召喚していく
タイプヌルの強みは「しんかのきせき」を持たせることにより耐久力が保証されている点と、素早さの遅さを活かした後攻とんぼかえりで味方を安全に召喚することができるという2点です。
しかもヌルは凍える風を覚えるので、相手の素早さを下げることも可能。
つまり、ヌルを使うことにより、ヌルを経由して安全にバタフリーを召喚することができるだけではなく、バタフリーより素早さが高い相手にはヌルの凍える風で素早さを下げてバタフリーで抜くことができるのです。
バタフリーの紙耐久と微妙に低い素早さをリカバリーできることこそがヌル&バタフリー構築の強みです。
実際に使ってみた感想
バタフリーよりSが遅い相手に対してヌルの後攻とんぼかえりでバタフリーを投げるという動きを徹底していれば、相手に何もさせないまま完封できました。
というか、このヌルフリーコンボが決まると高確率で回線を切断されます。
相手視点からすれば、バタフリーが蝶の舞で2回舞ってしまうとドラパルトでさえ上を取ることができないので、上から眠り粉をかけられてボコされるという展開は免れることができません。
そりゃ回線を切断したくなりますよね。
まだこのヌルフリー構築で対戦回数をそこまで重ねたわけではないですが、今のところ一回も負けてはいないです。
この構築の弱点
①大マックスしたら一気に弱くなる
バタフリーで大マックスしてもいいですが、その場合身代わりがなくなる上に眠り粉が撃てなくなるのでバタフリー自身の強みを活かすことができなくなります。
なので、バタフリー&ヌルという構築で戦う場合大マックスは3体目のポケモンに切る方がいいでしょう。
②ステルスロックがきつすぎる
バタフリーは岩タイプが4倍の弱点のため、ステルスロックを巻かれるとHPを半分削られてしまいます。
この型のコンセプト上バタフリーのHP管理は非常に重要なのでステロを巻かれたらジ・エンドになるため、相手のパーティにカバルドンなどのステロ要員がいたら選出しない方がいいでしょう。
③ラム持ちは無理
眠らせることができないと一切強さを発揮できないので相手の動き的にラムっぽかったら一旦ヌルに引くなどして様子をみた方がいいでしょう。(こっちのバタフリーの合わせてトゲキッスなどを投げてきたらほぼラム持ち確定)
④身代わりを貫通されると辛い
すり抜けドラパルトや音系の技で身代わりを貫通されるとジ・エンドです。
⑤こだわりトリックされると詰む
こだわりトリックは大マックス環境では弱体化したとはいえ、受け回し破壊の戦法としてまだまだ健在です。
実際受け回しパーティを使ってた時によくロトムにこだわりトリックをされたものです。
このバタフリーもこだわりトリックされたらジ・エンドなので十分注意した方がいいでしょう。
ただ、身代わりを張った状態であればトリックは外れます。
おわり
この害悪バタフリーヌル構築はチート級に強いので勝てずに悩んでいる人は一度使ってみてはどうでしょうか。
ではでは。
以上、【ポケモン剣盾】害悪バタフリー&タイプヌルという最強構築を紹介【ソードシールド】...でした。