どうも、しんま13です。
自分はポケモン剣盾から対戦をガチった人間なのですが、剣盾ではピクシーがノーマルタイプではなくフェアリータイプになっててびっくりしました。
そんなピクシーですが優秀な特性「マジックガード」により、直接ダメージ以外のダメージを受けないため、対戦においてかなり使い勝手が良いポケモンです。
今回はこのマジックガードを活かしたピクシーの育成論を紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
目次
ピクシーの基本スペック(種族値や特性など)
まずはピクシーの基本スペックを見ていきましょう。
ピクシーの種族値 | |
HP | 95 |
攻撃 | 70 |
防御 | 73 |
特攻 | 95 |
特防 | 90 |
素早さ | 60 |
:タイプ フェアリー
:特性 マジックガード・メロメロボディ
:夢特性 天然
合計種族値は483。
可もなく不可もなくといった数値で、これといってずば抜けて高い能力値はありません。
耐久があるわけでもなく、エースになれるほど火力があるわけでもなく、素早さも60属。
圧倒的に何かが足りない・・・それがピクシーです。
そんなピクシーですが、冒頭でも述べたとおり特性「マジックガード」が優秀故に、この特徴もないポケモンに可能性をもたらしてくれているのです。
マジックガードは直接ダメージ以外のダメージを受けないという効果なので、
・毒ダメージ
・火傷ダメージ
・ステルスロックダメージ
・天気のあられや砂嵐ダメージ
といったありとあらゆるスリップダメージを防ぐことができます。
この特性マジックガードこそがピクシー最大の評価点です。
したがって、ピクシーの型を考える場合マジックガードを最大限活かせる型にするべきでしょう。
本記事ではこのマジックガードを活かした型を2つ紹介します。
【ピクシーの育成論1】起点作成型。火傷とステロを撒き散らせ
:努力値 H252,B252,D4
:特性 マジックガード
:性格 ずぶとい(B↑ A↓)
:持ち物 火炎玉
:技 ムーンフォース、トリック、月の光、ステルスロック
:能力実数値 H202,A81,B137,C115,D111,S80
この型の使い方
ピクシーは火炎玉で火傷になっても火傷の定数ダメージを受けないため、相手からの状態異常を防ぎつつ、物理アタッカーに対してトリックで火炎玉を押し付けるという立ち回りができます。
そしてステルスロックを撒くことで裏のエースを通す起点作りも可能。
ステルスロックは環境で大暴れしている、ギャラドス、トゲキッスなどに刺さりまくるためめちゃくちゃ強力。
HBに努力値を振り切っているためドリュウズのアイアンヘッドを1発は耐えることができ、火炎玉トリックでドリュウズを火傷状態にすることで、月の光で回復が間に合います。
(ドリュウズが火傷状態の場合、アイヘが確定2発から乱数3発になる)
月の光という回復手段を持っている上に、定数ダメージを一切受けないため、かなりしぶとく場に残って仕事をしてくれます。
自らが燃えることにより相手のあくびループを断ち切ることができるのもgood。
定数ダメージを受けないという仕様上相手の受け回しにも滅法強く、ドヒドイデのどくどくやナットレイのやどりぎの種を完封することができます。
まとめると役回りとしては、
・初手に出して起点作成
・火炎玉トリックで相手の物理アタッカーを機能停止に追い込む
・相手の受け回し破壊
の2つです。
やれることの幅が広いのでパーティに入れておくと安定的に役目を果たしてくれるでしょう。
このピクシーを使って最終14位を達成した構築記事は必見です。
参考記事: 【SWSHs2使用構築】ナマコリフレクション【最終14位】 - 思考の裏側
【ピクシーの育成論2】命の玉アタッカー型
:努力値 H180,B4,C252,D4,S68
:特性 マジックガード
:性格 控えめ(C↑ A↓)
:持ち物 命の珠
:技 ムーンフォース、大文字、10万ボルト、瞑想
:能力実数値 H193,A81,B94,C161,D111,S89
この型の使い方
特性マジックガードにより命の珠ダメージが入らない優位性を活かしたアタッカー型。
ピクシーを使っている上位勢の構築記事を見る限りほとんどがこのアタッカー型です。(最も努力値配分は人によってかなり変わってくる)
努力値の調整意図は、Cに振り切り、S4振りアーマーガア抜き余りHP振り。
命の珠を持たせることにより予想外の火力を出すことができ、H振りアーマガアを大文字で確定2発(80~96%ダメージが入るため羽休めが間に合わない)、ドリュウズは確定1発。
HDドヒドイデも10万ボルトで乱数2発。
大マックスすれば大マックスギャラドを大サンダーで確定1発。
ピクシーは技範囲が広いのであらゆる敵と撃ち合うことができます。
自分は受け回し破壊のために瞑想を採用していますが、ピクシーを使ってる上位勢は瞑想の枠を草結びにしているので、ここらへんは好みによるものでしょう。
また、努力値調整も諸説あり、H252、B52、余りCに振ることで陽気ドリュウズのアイアンヘッドを確定耐えしたり、または特定の仮想的を想定せずHCぶっぱにするのもアリです。
ここらへんの努力値調整は構築の内容で決めましょう。
ピクシーを使って気づいたこと
上位勢の構築記事を見る限りピクシーはアタッカーとして使われることが多いようですが、自分がピクシーを使っていて気づいたのは、ピクシーに対して挑発してくる人が結構いました。
ピクシーは種族値的にどう見てもアタッカーよりのポケモンではないせいか、受け回しや起点作成型を警戒されることが多かったです。
そのため、アタッカー型で使ってると思わぬアドバンテージが取れることがしばしあり。
マイナーポケモン故のメリットかもしれませんね。
おわり
ポケモンホームリリースにより夢特性の天然ピクシーが解禁されたので、新たなピクシーの型も増えることでしょう。
しかしポケモン過去作をほとんどプレイしていない自分からすれば、ポケモンホームはあまり魅力的なサービスじゃないんですよね・・・。
過去作のポケモンもランクマッチで使えるみたいなことになったら、自分的には結構いやです。
ではでは。
以上、【ポケモン剣盾】上位勢も使っているマジックガードピクシー【育成論】...でした。