どうも、しんま13です。
銀行口座の残高は原則残高が1000円未満の場合引き出すことができません。
自分のお金なのに引き出すことができないのは何かがおかしい気がしますが、銀行側のシステム手数料等を考えると致し方ないのかもしれません。
そこで今回は銀行口座の残高が1000円未満でも引き出す3つの方法をご紹介します。
目次
1. 振込手数料が無料のネット銀行を使って引き出し
例えば残高が500円の口座があった場合、他の口座から500円を振り込めば合計1000円の残高になるので引き出すことができます。
とはいえ、ほとんどの銀行が振込手数料がかかるので、たかだか500円を引き出したいがために手数料を払うのはアホらしい話です。
そこで出番になってくるのが振込手数料無料のネット銀行たち。
ネット銀行は各社様々な独自サービスを展開しており、振込手数料が無料のネット銀行も多数存在しています。
代表的な振込手数料無料のネット銀行だと
・ 楽天銀行(口座残高が10万円以上、取引件数が5件以上、給与受取をしている、などの条件で振込手数料が無料になる)
・ SBIネット銀行(ランクに応じて月最大15回まで無料)
の2つ。
特に楽天銀行は楽天証券と連動してマネーブリッジ設定すると預金金利が0.10%になったり、ハッピープログラム制度で取引毎にポイントがもらえたりするので、数ある銀行の中でもトップクラスにお得です。
かくいう自分もメイン口座は楽天銀行です。
参考リンク: 楽天銀行(旧イーバンク銀行)|ネットバンク
2. 無料送金アプリpring(プリン)を使う
個人間で送金ができる無料送金アプリの「pring(プリン)」。
このpringがなかなか便利で、自分も愛用しています。
注目すべきは、pringは個人間の送金だけではなく、口座間の資金移動が無料できるという点。
つまり、Aの口座からBの口座に資金を移動したい場合、pringを使えばスマホ上で簡単かつ無料で資金移動ができるのです。
自分もジャパンネット銀行から楽天銀行に合計して35万以上の資金移動をさせています。
さて、なんでこのpringが1000円未満の残高を引き出すのに役に立つのかというと、pringを使えば無料で、1000円未満の口座から資金を引き出すことができるからです。(正確にはpringのウォレットにチャージされる)
そしてこの引き出した資金を他の口座に移すこともできます。もちろん無料で。
難点としては、口座からpringにチャージする場合、最低500円からということ。
つまり残高が400円とかだと引き出すことができません。
とはいえ、その場合はpringから口座へ残高が500円以上になるように戻せば引き出すことができるのであまり気にする難点ではありません。
(pringから他の口座へお金を戻す場合は1円単位で可能)
もう一つの難点が対応銀行が少ない点。
2019年7月時点でpringに対応している銀行は下記の通りです。
・ みずほ銀行・ 三井住友銀行・ りそな銀行・ 住信SBIネット銀行・ 楽天銀行・ ジャパンネット銀行・ イオン銀行・ 埼玉りそな銀行・ 福岡銀行・ 西日本シティ銀行・ 愛媛銀行・ 関西みらい銀行(※旧関西アーバン銀行の方を除く)・ 北九州銀行・ 熊本銀行・ 京葉銀行・ 四国銀行・ 七十七銀行・ 親和銀行・ 筑波銀行・ 東邦銀行・ 百十四銀行・ 北洋銀行・ 宮崎銀行・ 群馬銀行・ 広島銀行・ 愛知銀行・ 伊予銀行・ 武蔵野銀行・ 千葉銀行
ゆうちょ銀行が使えないのは残念・・・。
pringの登録方法や詳しい使い方については下記記事を参考に。
参考記事: ユーザーに愛されるpring(プリン)とは?特徴や使い方まで徹底解説。使えるお店も紹介していく
3. 硬貨引き出し対応のATMを使う
一部の銀行のATMは硬貨の引き出し、もしくは硬貨の預け入れに対応しています。
みずほ銀行やゆうちょ銀行など主要な銀行も硬貨引き出しに対応していますね。
したがって、硬貨の引き出しに対応しているATMを利用すれば1000円未満の残高でも出金可能です。
口座を放置してはいけない理由
2019年から10年間取引がない口座を休眠預金として活用される制度が始まりました。
長い間、お取引のない預金はありませんか?
— 全国銀行協会 (@zenginkyo) 2018年11月12日
10年間お取引がない預金を #休眠預金 として、社会課題の解決のために活用される制度が始まっています。
休眠預金となった後も、引続き取引のあった金融機関で引き出せます。この機会に休眠預金の取扱いをご確認ください。https://t.co/ZQ46dZhi0I#全銀協 pic.twitter.com/0uTknnrqKx
つまり、残高が1000円以下だかといって10年以上放置して一切取引がないと、休眠預金扱いになり残高が没収されてしまうのです。
下記記事によれば、年間で1200億円の休眠預金が確認されているようです。
参考記事: 10年以上使っていない口座は、2019年から「休眠預金」に…“記帳”ではダメな場合もあるので注意 - FNN.jpプライムオンライン
ただ、一度休眠預金になってしまっても、銀行に連絡して手続きを済ませれば残高を引き出すことは可能です。
必要な手続きについては各銀行のホームページにて確認してみてください。
ではでは。
以上、銀行口座の1000円未満の残高を引き出す3つの方法【手数料はかかりません】...でした。