どうも、しんま13です。
自分は一人暮らしを始めてもうすぐ9年になりますが、最初の1年はめちゃくちゃ貧乏でした。
参考記事: フリーター時代の貧乏だった頃を振り返る
貧乏だった理由は貯金0どころかマイナスの状態で一人暮らしを始めた上に、あてもないのに会社を一ヶ月半で辞めたからです。
当然生活は困窮。
家賃は4ヶ月滞納し、光熱費を支払えず電気とガスが止まり、携帯代すら支払えなかったので携帯も止まりました。
税金もろくに払えなかったので、最終的に財産差し押さえ通知も来ました。
そんな貧乏生活をしていた時代は、まともに食費も捻出できなかったので、なんとか工夫をして安くてそれなりに美味しいごはんを作ることに全精力を注いでいたのです。
というわけで本記事では、そんな自分が貧乏時代に作った貧乏飯を紹介していきます。
目次
- 1. もやしのみもやし炒め
- 2. 具なしカレー
- 3. 具なし醤油チャーハン
- 4. 具なし味噌汁
- 5. ペペロンチーノ
- 筆者の月の食費は5000円でした
- 「納豆」「玉子」「もやし」は貧乏人の三大スター
- 人生が変わるコスパ最強のレシピ本
- そこまで我慢しなくても食費月1万円はいける
- まとめ
1. もやしのみもやし炒め
貧乏人の最強の味方は間違いなくもやしです。
何と言ってももやしは安い。こんなんでどうやって利益出すの?っていうくらい安いのです。
自分が通っているスーパーだと200g19円で買え、毎週水曜日は半額の9円で買うことができます。
自分がよく作っていたのはもやしのみのもやし炒め。
もやし炒めはベーコンと一緒に炒めるのが美味しいのですが、当時の自分はベーコンを買うお金すらなかったので、もやしのみです。
なんとも寂しい料理ですが、もやしのみでも工夫と知恵をこらせば美味しくなります。
ポイントはにんにくチューブを入れること。
にんにくともやしはめちゃくちゃ味が合うので、にんにくチューブを入れるだけで段違いに味がグレードアップします。
もやしに、にんにくチューブを入れて炒め、塩コショウで味付けすれば完成。
安上がりかつ、簡単に作れて、しかもめちゃくちゃ美味しいので、自分のようにお金が無い貧乏野郎にはおすすめの一品です。
【使用する材料】
1. もやし100g
2. にんにくチューブ
3. 塩コショウ
【1品の大体の値段】
10円
2. 具なしカレー
もはやなんの工夫も知恵もないですが、一切の具が入っていない具なしカレーです。
具なしカレーなんて美味しいのかよっていう感じですが、普通に美味しいです。
市販のカレールウは食品のプロが作っているだけあって、ルウのみでも全然いけます。
ご飯を炊いて、具無しカレーを作ればそれだけで1食になるので、安上がりかつ簡単にできます。
なんせルウを溶かすだけで完成しますからね。
【使用する材料】
1. 市販のカレールウ
【1品の大体の値段】
1人前ならだいたい10円くらい
3. 具なし醤油チャーハン
作り方は実にシンプルで、ご飯を醤油で炒めて味付けするだけで完成。
めちゃくちゃ美味しいというわけではないですが、それなりに美味しいのでマジで金欠の時は具なし醤油チャーハンはおすすめです。
お金に余裕があれば玉子も一緒に入れると美味しさは増します。
というか、見栄えがよくなります。
【使用する材料】
1. ご飯
2. 醤油
【1品の大体の値段】
測定不能。多分5円くらい
4. 具なし味噌汁
「また具なしかよ!!」って感じですがお金がないのでしょうがないです。
作り方は普通の味噌汁となんら変わりません。
ただ具が入っていないだけです。
具なし味噌汁とご飯があるだけで立派な1食になるので、めちゃくちゃ節約できます。
金銭的に余裕があれば、長ネギを買ってきてネギを細かく切って味噌汁に入れるだけでもかなり美味しくなるのでおすすめ。
ちなみに自分が昔良くやったのが、味噌汁の中にご飯をぶっこむ食べ方。
あんまり行儀がいい食べ方ではないので、人前でやるとひんしゅくを買いますが、普通に美味しいし、貧乏人にとっては知恵と工夫を凝らしたライフハックです。
【使用する材料】
1. 味噌
2. 長ネギ(金銭的に余裕があれば)
【1品の大体の値段】
測定不能。多分5円くらい
5. ペペロンチーノ
ペペロンチーノは簡単に作れてしかもめちゃくちゃ美味しいのでよく作りました。
自分のペペロンチーノ作り方は以下の通り。
1.パスタをお湯で7分茹でる
2.茹で上がったパスタをザルにあける
3.フライパンにオリーブオイルを引く(別に普通の油でも問題なし)
4.その中にパスタと鷹の爪とにんにくチューブを投入
5.塩コショウで軽く炒めて完成
別に鷹の爪は入れなくてもいいですが、入れないとペペロンチーノ感は出ません。
金銭的に余裕があれば細かく切ったベーコンを入れるとめちゃくちゃ美味しくなります。
【使用する材料】
1.市販のパスタ一束
2.オリーブオイル(普通の油でも構わない)
3.にんにくチューブ
4.鷹の爪(入れなくても問題ない)
5.塩コショウ
【1品の大体の値段】
60円くらい
筆者の月の食費は5000円でした
以前ライブドアブログをやっていた頃、「1ヶ月の食費5000円生活」という企画で記事を書いていました。
あまりにもお金がなさすぎて、「どうせならこの状況を楽しもう!」と考え、ネタにすることにしたわけですね。
1ヶ月の食費を5000円に収めなきゃいけないので、当然外食することもできなければコンビニ飯を食べることもできません。
スナック菓子なども買えません。
常に自炊オンリー。
幸いなことに米だけはあったので、おかずをどうするかに全精力を注いでいました。
本記事で紹介した5つの貧乏飯を作ったり、職場の主婦の方から食材を分けてもらったり、時にはパン屋にパンの耳を貰いに行ったりして、なんとか1ヶ月生き延びることに成功。
結果的に1ヶ月5000円以内で生活することはできたので、「ああ、5000円あれば1ヶ月食いしのげるんだな〜」と感慨にふけった記憶があります。
こんな貧乏時代を経て、今はようやく金銭的にも余裕が出てくるようになりました。
現在の食費は外食も含めれば月2〜3万程度。
人間らしい生活を送れるようになってほんとよかったです。
「納豆」「玉子」「もやし」は貧乏人の三大スター
納豆、玉子、もやし、の3つの食材はとても安く幅広い料理に使えるので、自分はこの3つの食材を貧乏人の三大スターと呼んでいます。
玉子が一つあれば、「卵かけごはん」「玉子焼き」「スクランブルエッグ」「目玉焼き」「ゆで卵」と、ちょっと思いつくだけでもかなりの料理ができます。
お金がなく貧乏に苦しんでいるフリーターはこの3つの食材を駆使して、自炊を頑張るといいでしょう。
ちなみに自分の地域だと、もやしは前述した通り一袋9円、納豆は45g3パックで70円、玉子は10個入りで120円、で買えます。
人生が変わるコスパ最強のレシピ本
お金と時間をかければ美味しい料理ができるのは当たり前。
我々貧乏人は、いかにして時間とお金をかけずに美味しい料理を作るかが大事なのです。
そこでおすすめしたいのが、はらぺこグリズリーさんという人気料理ブロガーが出版された料理本「世界一美味しい手抜きご飯」。

世界一美味しい手抜きごはん 最速! やる気のいらない100レシピ
- 作者: はらぺこグリズリー
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/03/06
- メディア: 単行本
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本書では、安く簡単に美味しい料理を作れるレシピを100個紹介しており、この本を買えばありとあらゆる料理をマスターできます。
はらぺこグリズリーさんは、誰でも簡単に料理が作れるように徹底的に調理法をシンプルにしています。
なので、お金がなくて自炊をしなければいけない人はぜひとも本書のレシピを参考にしてみてください。
当ブログでレビュー記事も書いています。
参考記事: 「世界一美味しい手抜きごはん」レビュー!一人暮らしズボラ系男子にはどんぴしゃのレシピ本です
そこまで我慢しなくても食費月1万円はいける
1ヶ月の食費5000円生活はかなりの我慢を強いられるし、人におすすめできるものではありません。
ですが、倍の月1万円の食費ならそこまで我慢することなくいけます。
下記記事では1ヶ月の食費を1万円に抑えるテクニックを書いていますので、食費を節約したい方は参考にしてみてください。
参考記事: 一人暮らしの食費平均は月4万円?1ヶ月の食費を1万円にする方法を紹介する
まとめ
自分がクソ貧乏だったので、お金がなくて困っている貧乏な人はどうにか助けてあげたいという個人的な気持ちがあったりするのですが、今はお金がなくてもそれなりに楽しめる時代だと思います。
一昔前の貧乏人は、お金がないとどこにも遊びに行くことができませんでしたが、今はインターネットの発展により娯楽が安くなったので、貧乏人でも十分に楽しむことができます。
例えば、ソシャゲは基本無料で楽しめるし、YouTubeで無料でいろんな動画を見れるし、年会費3900円払えばAmazonプライムビデオで映画見放題だし、無料で読める漫画サイトもたくさんあるし(合法なやつね)、そこまでお金をかけなくても娯楽が楽しめるようになっています。
日本は頑張って働いてもあまり報われない国ですが、そのかわり治安がよくてご飯が美味しくて娯楽が安いので、住むだけなら最高の国なんじゃないかと。
まあそれでもやっぱり貧乏は嫌ですけどね。
ではでは。
以上、筆者のお金がなかった時代の貧乏飯5選【1ヶ月の食費は5000円でした】...でした。