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手取り15万円で生活できるのか?貧乏生活から抜け出した自分が現実を語る

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どうも、しんま13です。

Twitterを見ていたら「手取り15万円」というキーワードがトレンドに上がっていました。

その内容は、「手取り15万円じゃ生活ができない!!」という趣旨のもの。

確かに15万円の手取りだと相当きついだろうし、一切の贅沢はできないことでしょう。

現在の僕自身の手取りは15万円を上回っていますが、一時期は死ぬほど貧乏で、手取りが15万円、または15万円を下回っていたこともあります。
なので、実際に手取り15万円での生活を経験していたわけです。

そこで今回はそんな自分の経験から、

・ 筆者の手取り15万円時代
・ 手取り15万円から抜け出す方法
・ 今後日本の会社の給料が上がらない理由


の3つをテーマに記事を書いていきます。

目次

 

筆者の手取り15万円時代を振り返って

 

自分がどれだけ貧乏だったかは下記記事で書いている通りです。

参考記事: フリーター時代の貧乏だった頃を振り返る

この時は本当に貧乏で全くお金がありませんでした。
頑張って働いているはずなのにバイト先の時給が安いがために自分の月の手取りは平均して15万円。

実家暮らしなら手取りが15万円でも全然食っていけると思いますが、自分の場合は18歳から一貫して一人暮らしだったので生活は常に困窮していました。

なんせ固定費だけで、

・ 家賃37000円
・ 光熱費8000円(電気ガス水道)
・ 携帯代9000円(この時はauで契約していた)
・ 通信費5000円
・ 国民年金15000円弱(現在は月16410円)


で合計74000円の出費がかかっていました。

これに加えて食費や交際費といった変動費も発生するし、国民健康保険料や住民税の支払いものしかかってくるので、手取り15万円だと正直かなりカツカツ。

当然貯金などもできないし好きなものを買ったりどこかに遊びに行ったりもほとんどできないという生活でした。

この頃は毎日のようにもやしばかりを食べていて、月の食費はわずか5000円でしたね。

参考記事: 筆者のお金がなかった時代の貧乏飯5選【1ヶ月の食費は5000円でした】

 
つまり、手取り15万円という金額は健康的で文化的な生活を送ることが不可能な金額だと僕自身は結論付けています。

もちろん手取り15万円で生きていくこと自体はできなくもないですが、毎月カツカツで娯楽にお金を回すこともできず貯金も不可能なので、万が一病気で倒れようものなら即破綻をきたすような危険極まりない生活スタイルです。

やはりこの厳しい社会を生きていく上で手取り15万円はきつい・・・。
せめて20はほしいところです。

 

自分が手取り15万円の貧乏生活から抜け出せた理由

 

そもそも自分の手取りが15万円という薄給だったのは、バイト先の時給が安かったから。
ならば、時給が高いバイトをすれば手取り15万円以上の金額を稼ぐことができるわけです。

実にシンプルな話ですよね。

そこで自分は時給が高いバイトをメインに変更し、複数のバイトを掛け持ちするというスタイルにシフト。

その結果手取り15万円から20万円にアップ。

働く時間はほぼ変わっていないものの、時給単価が高い場所に労働力を集中させたため手取りを5万円も増額することに成功したのです。


また、時給を上げることと平行して行ったのが、無駄な支出を削ること。

そもそも昔の自分は生活に無駄がありすぎました。
例えば携帯代。

自分はauで契約していたので月々の携帯代が9000円以上かかっていました。
しかしauから格安SIMのLINEモバイルに切り替えたところ、携帯代は月2880円に収まりました。

LINEモバイルのSIMカードとマニュアル

LINEモバイルのSIMカードとマニュアル

格安SIMは速度が遅いとか言われていますが、実際にLINEモバイルに変えてみた感想としてはそこまで遅さを感じないし全然アリなレベルです。

このように、自分の時給単価を上げつつ無駄な支出を省いていったので、手取り15万円の頃と比べて劇的に生活が楽になりました。

貧乏生活から抜け出す具体的な方法論については下記記事でまとめているので、よければ参考にしてみてください。

参考記事: 貧乏生活から脱出する6つの方法と、知っておくべきお金が貯まる2つの考え方

 

手取り15万円生活から抜け出す方法

 

手取り15万円生活から抜け出すには、

・ 仕事を変える
・ 副業をする


の2つを行うしかありません。

ま、考えてみれば当たり前のことですよね。

実際自分は時給単価の高い仕事をメインに変えたことによって手取り15万円という地獄から抜け出すことができました。

やはり一人で生活していくには最低でも月20万円はほしいところ。

ちなみにアルバイトで月20万円稼ぎたいと考える場合、時給は最低でも1250円必要です。
単純計算で時給1250円で1日8時間を週5回でやれば20万円になるからです。

参考記事: フリーターがアルバイトで月収20万円を稼ぐために必要な時給はいくら?  

というわけで、就職するにしてもバイトするにしても最低20万のラインはキープしましょう。


そして副業。
実は現在自分はバイトと平行して副業を行っており、そのおかげでかなり楽に生活できています。

最近始めた副業だとメルカリでの物販ビジネス。

参考記事: メルカリを始めて1ヶ月で1万円の利益を達成しました!稼ぐコツなどを紹介 

始めてわずか1ヶ月ですが1万円の利益を叩き出すことに成功しました。
ちなみに2ヶ月目の現在は利益2万円まで伸びています。

どこかの会社に雇用されて労働者として働く場合、歩合制の営業マンでもない限りいくら頑張ろうが基本的に給料は変わりません。

一方自分で副業を始めると、自分の頑張り次第で稼げる額が変わってきます。

なので、手取り15万円まではいかなくともお金がなくて生活に困っているなら、自分の頑張り次第でいくらでも稼げる副業に注力するというのも選択肢の一つとしてアリだと思います。

具体的には副業で月5万円以上稼げるようになると劇的に生活が変わります。
月5万円ということは年間にして60万円ですからね。

自分のお小遣いが60万円増えることを考えるとかなり贅沢な生活が手に入ることが容易に想像できるでしょう。

一応当ブログで月5万円は稼げるであろう副業をまとめているので、気になる方は下記記事を参考にどうぞ。

参考記事: ニートにおすすめな月5~10万円稼ぐ9つの副業を紹介。目指せネオニート  

 

この先日本の会社は給料が上がらない現実。その理由も解説

 

自分は何とか手取り15万円という地獄を抜け出すことができましたが、この先の日本の会社は給料が上がる理由がないので、今後も手取り15万円という地獄の底辺生活を送る人はいなくならないと思います。

むしろ手取り15万円を下回る人も出てくる可能性すらあるでしょう。

何故日本は給料が上がらないのかというと、それは日本が長らく不況だからです。

その経済停滞ぶりは失われた20年とも言われており、長い間経済が停滞しながらも打開策を見いだせずにいるのが今の日本の現状。

経済停滞の最たる理由は、少子高齢化により労働人口が減少し、高齢者の社会保障負担費用が膨れ上がっていることにあります。

単純な事実として総人口が減ればその分だけ消費も減るので、企業は売上が減ります。
そうなるとその企業に務めている人たちの給料が上がるわけがなく、むしろ削減の方向になっていくわけです。

実際、毎月勤労統計調査においても毎月賃金は減少傾向になることが事実として示されています。

下記の記事が報じている通り、賃金は5ヶ月連続で減少傾向にあり、働き手の給料は下がり続けていることがわかりますね。

参考リンク: 毎月勤労統計:賃金5カ月連続減 実質1.0%マイナス 5月 - 毎日新聞

なので、日本の給料は国が少子高齢化を解決しない限り上がることはありません。

 

まとめ

 

日本がどんどん経済的に縮小していく中、「日本以外の国に住む」という選択肢を持っていない人は今後きついと思います。

日本以外の国に住む選択肢を持っているフットワークの軽い人は、日本がやばくなったらとっとと違う国に移住してしまうので、どのような状況になっても生き残っていくことができるでしょう。

一方、日本以外の国に住むという選択肢を持っていない人は、どれだけ日本がやばくなってもその中で戦わなければいけないのでかなりきついです。

というわけで将来的には台湾にでも移住するかな〜と考えている自分でした。

参考記事: 初めての海外旅行で「台湾」に行ってきた。台湾は移住先としてアリ?


ではでは。

以上、手取り15万円で生活できるのか?貧乏生活から抜け出した自分が現実を語る...でした。

 

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