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「キャッシュレス消費者還元事業」でポイント還元を受けるために必要なことのまとめ

※本記事には広告が含まれています。
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どうも、しんま13です。

皆さんは「キャッシュレス消費者還元事業」をご存知ですか?(キャッシュレスポイント還元事業とも呼ぶ)

というのも、2019年10月1日に消費税が現行の8%から10%に引き上げが決定していますよね。

そこで政府は消費税引き上げによる消費の落ち込み対策として実行するのがが、このキャッシュレス消費者還元事業(キャッシュレス・ポイント還元事業)なのです。

キャッシュレス消費者還元事業とは簡単に説明すると、対象店舗にて対象のキャッシュレス決済手段で支払いをすると、最大5%のポイント還元が受けられるという制度。

つまり、このキャッシュレス消費者還元事業を活用すれば、増税以上のリターンが見込めるので、消費者は絶対的にこの制度を活用するべきなのです。
なので本記事では、

1. キャッシュレス消費者還元事業とは?
2. 消費者としてポイント還元を受けるための条件
3. お得なキャッシュレス決済手段


の3つをメインに書いていきます。

目次

 

キャッシュレス消費者還元事業とは

 

冒頭でもちらっと書いたとおり、キャッシュレス消費者還元事業とは消費税増税による景気悪化を防ぐための対策案です。

その内容はというと繰り返しの説明になりますが、キャッシュレス消費者還元事業に指定された対象店舗で、指定されたキャッシュレス手段を使い支払いすることで、2%or5%のポイント還元が受けられるという仕組みです。

実施期間は2019年10月1日から2020年6月30日までの約9ヶ月間。

キャッシュレス消費者還元事業は、絶対的にお得な制度なので活用するべきなのですが、自分の肌感覚としてはまだあまり認知されていないという所感。
政府も認知してもらうために積極的にPRはしていますが、PR効果は今ひとつといったところです・・・。

(キャッシュレスポイント還元事業のCM)

この記事を読んでいる方はぜひともキャッシュレスポイント還元事業の制度を活用していただきたいです。

 

消費者がポイント還元を受けるために必要なこと

 

消費者がキャッシュレス消費者還元事業でポイント還元を受けるために必要なことをまとめておくと、

1. 政府が認定したキャッシュレス事業者のキャッシュレスサービスを利用する
2. 政府が認定した加盟店を利用する


の2つ。

キャッシュレスサービスとは主に以下の4つを指します。

1. クレジットカード
2. デビットカード・プリペイドカード
3. スマホ決済(QRコード、バーコード決済)
4. 電子マネー


つまり、ポイント還元を受けるためには最低でもどれかのキャッシュレス決済手段を用意しておかなければなりません。

世の中には数多くのキャッシュレス事業者が存在しますが、どの事業者が対象なのかは下記で確認可能。

参考リンク: 登録されている消費者向けサービスを探す | キャッシュレス消費者還元事業


有名どころだと、

・ 楽天カード
・ JCB
・ Suica
・ WAON
・ nanaco
・ LINEPay
・ PayPay


などが対象。

自分が登録しているキャッシュレスサービスが対象かどうかは、そのサービスのホームページでも確認できます。

加盟店舗に関しては以下のマークがある店舗で支払いをするとポイント還元が受けられます。

キャッシュレスポイント還元事業のマーク

キャッシュレスポイント還元事業の加盟店を示すマーク

2019年9月5日時点で、577,885店が加盟しています。
有名どころだと、大手コンビニの三社「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」も加盟店で、2%のポイント還元を受けられます。

自分も早速1日にコンビニでキャッシュレス消費者還元事業の還元を受けてきたところです。

参考記事: コンビニでキャッシュレス消費者還元事業の還元を受けてきました


加盟店申請は2019年10月1日以降も受け付けているので、今後もさらに加盟店が拡大していくものと思われます。

一応下記リンクで加盟店一覧が見られるようになっていますが鬼のように見づらい仕様になっているのでご注意を。

参考リンク: https://cashless.go.jp/assets/doc/kameiten_touroku_list.pdf

 

ポイント還元の限度は毎月15000ポイントまで

キャッシュレス消費者還元事業にはポイント還元の上限があり、1ヶ月15000ポイントまでです。(事業者によって上限は異なる場合があるが基本は15000ポイントまで)

すなわち、5%還元なら30万円まで還元を受けられるということになります。

ただ、対象のキャッシュレス手段が複数あればその分だけポイント還元を受けられます。
例えば楽天カードとJCBカードを持っている場合、2つ合わせて1ヶ月のポイント還元は3万円になります。

 

2%還元と5%還元の違い

キャッシュレス消費者還元事業は2%還元と5%還元に分かれています。
これは事業者の規模によって還元される金額が変わるという仕組みになっています。

詳しくは、

・ 中小企業・小規模事業者が運営する店舗   :5%還元
・ コンビニなどのフランチャイズチェーン店舗 :2%還元


となっています。

「このお店は2%還元なのか5%還元なのかどっちだろう・・・?」と思ったら、お店のポスターなどでキャッシュレス消費者還元事業のマークを探して何%還元かをチェックしましょう。 

 

Visaタッチ決済でもポイント還元の対象

Visaタッチ決済とは、Visaカードを端末にかざすだけで決済ができる新たな決済手段の一つです。

Visaタッチ決済に対応しているカードは下記の写真のように特定のマークがあります。

Visaタッチ決済対応カード(あおぞら銀行のデビットカード)

Visaタッチ決済対応カード(あおぞら銀行のデビットカード)

このVisaタッチ決済でもキャッシュレス消費者還元事業のポイントは付与されるのか?

結論から言うとVisaタッチ決済でもちゃんとポイント還元はされます。

Visaタッチ決済はあくまでクレジット支払い扱いなので、Visaタッチ決済もポイント還元の対象なのです。

Visaタッチ決済については下記記事でまとめているので、気になる方は参考にしてみてください。

参考記事: Visaタッチ決済とは?利用方法やおすすめのVisaタッチ対応カードまで紹介していく
 

合計7%還元を受けられるおすすめのキャッシュレス決済手段

 

ここまで読んだのであれば、消費者として「キャッシュレス消費者還元事業」でポイント還元を受けるために必要なことは一通り理解できたかと思います。

ここで問題となってくるのが、どのキャッシュレス決済手段を使えば一番得をできるのか、という点。

当たり前ですがどうせポイント還元を受けるなら一番得をするキャッシュレスサービスを使いたい。
できるだけ増税の負担を減らしたいものです。

そこでおすすめできる最強のキャッシュレス決済手段が、当ブログで猛プッシュしている「kyash(キャッシュ)」。

筆者が実際に使用しているkyash

筆者が実際に使用しているkyash


kyashはキャッシュレス消費者還元事業に認定されているので、kyashで支払うと2%or5%還元を受けることができます。

kyash自体のポイント還元率は2%でしたが、10月1日からは還元率が1%に引き下げられます。

なので、政府からのポイント還元+kyashのポイント還元1%をあわせて最大6%のポイント還元が受けられることになります。

kyashがすごいのはkyashに他のクレジットカードを連携させることで連携したクレジットカードのポイント還元も受けることができる点です。
(連携するというのはkyashの支払い元にクレジットカードを設定するということ)

つまり、仮に還元率1%のカードをkyashに連携させた場合、

1. kyashのポイント還元1%
2. 連携したカードのポイント還元1%
3. キャッシュレス消費者還元事業のポイント還元2%or5%


で、最大7%のポイント還元を受けられることになります。
7%もの還元を受けられれば2%の増税など気にならないレベルの還元額ですよね。

kyashの発行方法や使い方、クレジットカードの連携などについては下記記事を参考にどうぞ。

参考記事: kyash(キャッシュ)のリアルカードの使い方とメリット・デメリットまとめ 

 

スマホ決済ではOrigami Pay(オリガミペイ)が最強【最大8%還元】

 

LINEPay、PayPayといった有名どこのスマホ決済アプリもキャッシュレス消費者還元事業の事業者として認定されましたが、個人的にキャッシュレス消費者還元事業でポイント還元を受ける上で一番おすすめのスマホ決済はOrigami Pay(オリガミペイ)です。

OrigamiPayの操作画面


※以下オリガミペイと呼称します。

オリガミペイはあまり聞き馴染みのないスマホ決済アプリかもしれませんが、一応国内初のスマホ決済アプリであり、政府のスタートアップ支援策「J-Startup」に選定されているサービスだったりもします。

もちろんオリガミペイもキャッシュレス消費者還元事業に認定されています。

では何故オリガミペイが一番おすすめなのかというと、最大8%ものポイント還元を受けられるからです。

まずオリガミペイは決済時にポイントが付与されるのではなく、その場で割引きするという仕組みをとっており、ほとんどの店舗で割引されます。

加えて、オリガミペイはチャージして使うのではなく銀行口座かクレジットカードを紐付けて使うという仕様です。

そして、銀行口座と紐付けて使用すると常時3%割引が適用されます。
すなわち、

1. オリガミペイの3%割引
2. キャッシュレス消費者還元事業の2%or5%還元


で最大8%もの還元を受けることが可能となります。

つまり、1万円の決済をすると800円もの還元が受けられるということですね。
間違いなくどの決済手段よりもポイント還元を受けられます。

そんなオリガミペイの欠点は、使えるお店がLINEPayやPayPayほどはないということ。
ローソン、吉野家、松屋、ブックオフ、などかなり使えるお店は増えましたが、それでもまだまだといった感じです。

とはいえ、還元率だけを見れば間違いなくナンバーワンのスマホ決済アプリですので、これを機にぜひとも使ってみてください。

オリガミペイについては下記記事で徹底解説しています。

参考記事: Origami Pay(オリガミペイ)とは?特徴と使い方を紹介。メリット・デメリットも徹底解説

 

まとめ

 

これからの時代はキャッシュレスで支払わないと損をする時代なので、現金派の人は今回のキャッシュレス消費者還元事業を機に、現金派を卒業しキャッシュレス派になってほしいと思います。

実際自分は現在すでに完全キャッシュレス生活です。

電気代、ガス代、スマホ代、スマホ代、税金、食費、何から何まで全てクレジットカードかスマホ決済アプリで支払っています。

おかげさまで1ヶ月でクレジットカードのポイントだけで2500ポイント溜まっています。(1ポイント1円)
年間にすれば合計3万ポイント。
結構な額ですよね。
これが現金支払いなら0。

現金派とキャッシュレス派どっちがお得なのかは一目瞭然だと思います。

今後はさらに現金派とキャッシュレス派で格差は広がっていくことは間違いありません。

ではでは。

以上、「キャッシュレス消費者還元事業」でポイント還元を受けるために必要なことのまとめ...でした。