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Origami Pay(オリガミペイ)とは?特徴と使い方を紹介。メリット・デメリットも徹底解説

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どうも、しんま13です。

最近キャッシュレス決済サービスの普及がめざましく、数々のキャッシュレス決済サービスが誕生しています。

本日紹介する「Origami Pay(オリガミペイ)」もその中の1つです。

Origami Payを実際に使ってみたところ、思いの外使い勝手がよく、サービスも良かったので本記事では、

1. Origami Payの特徴
2. Origami Payの使い方
3. Origami Payのメリット・デメリット
4. Origami Payの注意点

 

の4つをメインに書いていきます。

目次

 

Origami Pay(オリガミペイ)とは?

 

Origami Payの説明


Origami Payは株式会社Origamiが展開するキャッシュレス決済サービスです。

簡単に説明すると、スマホで決済ができる決済アプリの一つですね。

政府のスタートアップ支援策「J-Startup」に選定されているサービスでもあるので信頼度は抜群。

参考リンク: Origami、政府のスタートアップ支援策「J-Startup」に選定|Origamiのプレスリリース

基本的な機能は他のスマホ決済アプリと同様で、バーコードかQRコードをかざすことで決済が行えます。

アプリをインストールして、銀行口座かクレジットカードを登録するだけですぐに利用ができるのでかなりお手軽です。
実際自分もOrigami Payをインストールして5分くらいで設定が終わり利用可能になりました。

また、Origami Payは多くのキャッシュレス決済サービスにある個人間での送金サービスは行っておらず、あくまで決済にのみに特化したサービスです。

そんなOrigami Payの主な特徴を5つ紹介します。

 

1. 無料で使える

登録手数料も年会費もかからないので完全に無料で使えます。
当たり前ですがアプリ内課金もありません。

 

2. チャージする必要がない

例えば同じキャッシュレス決済アプリでも、LINEPayの場合だと基本はお金をチャージして使う仕組みで、残高がないと決済することができません。

一方Origami Payはチャージ不要。

クレジットカード(もしくはデビットカード)か銀行口座を登録しておくと、支払い時登録したところから直接引き落とされるので、Origami Pay内の残高が0円でも支払いすることができるのです。

個人的にもこのチャージ不要はOrigami Payの最大のメリットだと思います。
中途半端に残高が余ってしまう心配がありませんからね。

 

3. ほぼ全ての店で割引

ほとんどのクレジットカードやキャッシュレス決済アプリは支払額に応じてポイントを還元する「ポイント還元システム」がありますが、Origami Payではそれがありません。

その代わり、ほとんどの店で割引になります。

クレジットカードを支払い元にすると1%割引で、銀行口座と紐付けると3%割引が適用されます。

つまり、ポイントを還元するのではなく割引することでユーザーに利益還元をしているのです。

ポイント還元の場合ポイントが付与されるのは次月ですが、Origami Payの場合は割引制なので、その場で即割引がなされます。

 

4. お得なクーポンの配信やキャンペーンを常時開催している

多くのキャッシュレス決済サービスが還元額の大きさをアピールし集客を図っている中、Origami Payはお得なクーポンを配信したり、様々なお店とコラボするという形でプロモーションしています。

最近だと松屋とコラボし、300円以上購入すると毎回190円引きという脅威のコラボキャンペーンを始めました。

松屋とOrigami Payのコラボキャンペーン


自分もこのキャンペーンに参加させていただき、松屋のプレミアム牛めしを半額の190円で食べました。

松屋のプレミアム牛めし並


夜には松屋のカレーの並を注文。
こちらも190円引きが適用されたので半額の190円で食べました。

松屋のカレー並


参考記事: Origami Payと松屋のコラボキャンペーンに参加して牛丼並を190円で食べました

自分は基本的に貧乏なのでこうしたコラボキャンペーンはありがたい限りです。

 

5. Origamiマーケットプレイスが利用できる

アプリ内に「Origamiマーケットプレイス」というオンラインショッピングサイトがあり、そこで買い物ができます。

origamiマーケット


ジャンルは下記の通り。

・ 趣味(カメラ、カバン、アウトドア用品など様々)
・ キッズ・ベビーおもちゃ
・ 食品・飲食
・ インテリア・雑貨
・ ビューティー・コスメ
・ レディースファッション
・ メンズファッション
・ ガジェット
・ スポーツ用品
・ メディア・本・音楽・映画
・ 時計
・ アート


Origamiマーケットプレイスでは、購入額の1%がポイント還元されるようになっています。(送料除く)
ここで得たポイントはOrigamiマーケットプレイスのみで使用できます。
ですが、2019年1月31日を持ってポイントプログラムは終了したので、現在は購入してもポイントが貯まりません。
失効されたポイントに関しては代替クーポンと交換してくれます。


Origamiマーケットプレイスは2019年5月時点では品数は決して多くはないし、これといって安いわけでもなく、ダイレクトに商品を検索できる検索機能もないので、今後のサービス拡大に期待といったところです。

 

Origami Payが使えるお店

 

Origami Payは続々加盟店を増やしていき、現在Origami Payが使える店は国内で145万箇所、海外で1000万箇所にまで拡大しています。

Origami Payの加盟店一覧

個人的に嬉しいと思った加盟店は、

・ ローソン
・ ミニストップ
・ 松屋
・ 吉野家
・ 笑笑
・ ケンタッキー
・ ロフト


ここらへんですかね。
特にコンビニで利用できるのは嬉しいです。

 

Origami Payが使えるお店を探す方法

 

Origami Payが使えるお店を探す方法は、位置情報を取得して地図上にOrigami Pay加盟店を表示させることでOrigami Payを利用できるお店を探すことができます。

やり方はアプリのホーム画面から「地図からお店を探す」を選択します。

Origami Payのホーム画面から加盟店を探す



すると、位置情報が取得され、現在地からOrigami Payの加盟店情報が表示されます。

Origami Payの加盟店情報を地図上に表示

(横浜で検索してみたら結構加盟店多い)

Origami Payの加盟店情報は全て詳細に公式HPに公開されているわけではないので、使えるお店を探したい場合この機能で加盟店情報を探すといいでしょう。

ちなみに、Origami Payはローソンとミニストップで使えるので、この地図検索を使うと大量にローソンとミニストップがヒットします笑

 

【Origami Pay割引】お店の割引率を調べる方法

 

先程も書いたとおり、Origami Payはほとんどの店で割引を実施していますが、一部の店では割引を実施していなかったり、もしくは割引率が違ったりします。

そんなお店の割引率を調べる方法は、お店のページにアクセスし割引表示があるかどうをチェックすることです。

Origami Payのお店の割引率

 
画像のように2%オフと書いてれば2%の割引がされますが、逆に何も書いていなければ一切の割引がないということです。

個人的に悲しかったのがミニストップでは割引が一切されていない点。
よく行くコンビニだけに残念です。

Origami Payの登録方法

 

Origami Payのアプリインストール画面



Origami Pay登録の手順は実にシンプルです。
手順は下記の通り。

1. スマホから「Origami Pay」のアプリをインストール(オリガミペイと検索してもヒットする)
2. メールアドレス、またはFacebookアカウントを登録することでアカウント作成完了
3. 電話番号を登録しSMSに送られてくる4桁の暗証番号を入力
4. 支払い方法にクレジットカードか銀行口座を登録
5. これでOrigami Payのアカウントは作成完了。いつでも決済が可能になる


自分はものの5分程度で登録が完了し、その日に松屋でOrigami Payを利用させてもらいました。

面倒な手続きが一切ないので誰でも簡単にアカウントを作成することができますね。

 

Origami Payの使い方。お店で決済する方法

 

Origami Payのお店での決済の方法は二通りあり、「店員さんにスマホのバーコード/QRコードを読み取ってもらう」「お店のQRコードをスキャンする」のどちらかです。

一つずつ解説していきます。

 

1. コード払いの場合

店員さんに、「オリガミペイ払いでお願いします」と伝え、Origami Payのホーム画面から「コード支払い」を選択します。

Origami Payのトップページ


すると以下の画面が開きます。

Origami Payのコード払い画面

Origami Payのコード払い画面

店員がスキャナーでバーコードかQRコードを読み取ってくれ、数秒して決済が終了します。

 

2. QRコードスキャン払いの場合

店員さんに「オリガミペイ払いで」と伝えると、決済用のQRコードが掲示されますので、そうしたらOrigami Payのホーム画面から「スキャン支払い」を選択します。

Origami Payのトップページ


すると下記の画面が表示されます。

Origami Payのスキャン支払い画面

Origami Payのスキャン支払い画面

カメラを使って掲示されたQRコードを読み取ると決済が終了します。

 

Origami Payに紐付けるおすすめのクレジットカード

 

Origami Payは銀行口座を支払い元にすると3%割引が適用されます。
しかし、とあるクレジットカードを支払い元にして紐付けると同様の還元が得られます。

そのカードがkyashです。

kyashとはリアルカードを発行できるウォレットアプリで、自分が現在メインで使っているクレジットカードです。

参考リンク: ウォレットアプリ Kyash - いつものお支払いを2%お得に

kyashは還元率が1%という高還元率。
このkyashも他のクレジットカードを紐付けで使う仕様なので、自分は楽天カードを紐付けています。
楽天カードは還元率が1%なので、kyashの1%と合わせて合計2%の還元率になります。

なので、還元率2%にしたkyashをOrigami Payと紐付けると、

kyash3%+Origami Pay1%=3%還元

ということになるのです。
これでクレジットカードでも還元率3%が実現できます。

やり方の手順をまとめると下記の通り。

1. kyashに登録してリアルカードを発行(プリペイドカードなので審査なし)
2. 楽天VISAカードを発行(デビットカードであれば審査なし)
3. kyashに紐付けるクレジットカードを楽天VISAカードに設定
4. Origami Payの紐付けるクレジットカードをkyashに設定


これでOKです。
楽天カードの発行は下記リンクからどうぞ。

参考リンク: 楽天カード


kyashの登録方法や詳しい設定については下記記事をどうぞ。

参考記事: kyash(キャッシュ)のリアルカードの使い方とメリット・デメリットまとめ

クレジットカードの利用実績を作りたい方はこの方法を活用していきましょう。

 

自分がOrigami Payを使う理由。メリットなど

 

自分が現在スマホの入れているスマホ決済アプリは以下の5つです。

1. Origami Pay
2. PayPay
3. LINEPay
4. ゆうちょPay
5. pring(プリン)
6. ファミペイ
7. メルペイ


どのスマホ決済アプリも様々なキャンペーンを打ち出しており、その時々のキャンペーン内容でどのアプリを利用するかを決めています。

最近だと頻繁に使っていたのはPayPayとLINEPay。

理由はどちらもコンビニで使えて、しかも支払額の20%を還元するというアホみたいな現金バラマキキャンペーンを行っていたからです。

おかげさまで先月はポイントだけで1万円以上ゲットできそうです。

じゃあOrigami Payの出番はないじゃないかと思われそうですが、何だかんだ最終的にはOrigami Payが一番使う決済アプリに落ち着くと思っています。

というのも、Origami Payは現金バラマキキャンペーンは行わないものの、いろいろなお店とお得なコラボをしているし、基本還元率を3%にまで引き上げられるので、何だかんだ一番得する決済アプリだと思っているから。

どうしても、現金バラマキキャンペーンを行っているPayPayやLINEPayが目立ちがちですが、キャンペーンを抜きにすればOrigami Payが一番得する決済アプリなんですよね。

定期的に下記のような値引きクーポンを配信しているので庶民にとってはお得感が強いですしね。


それに政府のバックアップがあるというのも見逃せないポイントの1つです。

5月14日に出たプレスリリースでは、Origami Payは経済産業省が実施する「キャッシュレス・消費者還元事業」に登録されたことが発表されました。

これにより、2019年10月1日からOrigami Payで決済すると政府から最大5%還元され、Origami Payの3%割引きで最大8%の還元を受けることができるのです。
このメリットは大きい。
下記記事ではキャッシュレス消費者還元事業についてまとめてあるので、よければ参考にしてみてください。

参考リンク: 「キャッシュレス消費者還元事業」でポイント還元を受けるために必要なことのまとめ 

 

Origami Payのデメリット

 

自分は決済アプリの中で一番Origami Payを推していますが、全くデメリットがないわけではありません。
というわけで自分が感じたOrigami Payのデメリットを紹介していきます。 

 

1. 使えるお店が少ない

一番はこれ。

Origami Payがどれだけ還元率が良くても、どれだけお得なキャンペーンを打ち出しても、結局使えるお店が少ないと何の意味もありません。

冒頭でも紹介したとおり、ローソンやミニストップなどのコンビニで使えるのは大きいですが、そもそもコンビニに行くと絶対的に無駄遣いをしてしまうのであまりコンビニには行きたくありません。

できれば生活用品を買うスーパーなどで使えるようになってほしいのですが、残念ながら自分の近場のスーパーではOrigami Payを使える店舗はありません。

個人的な要望としては以下がOrigami Payを使えるようになってくれると嬉しい。

1. イオンやドンキなどの生活用品を販売しているところ
2. ユニクロ
3. マクドナルド
4. 本屋
5. ドラッグストア


まあ現在日本は急速にキャッシュレス社会に突入しているので、今後はもっともっとOrigami Payの加盟店が増えていくとは思いますけどね。

今後の展開に期待です。

 

2. 決済までが割と手間

これは全てのスマホ決済アプリに言えることですが、決済するまでが割と手間です。

Origami Payで決済するには、

1. アプリにログイン
2. 読み取り用のコードを表示させる
3. 支払い


という3つの工程があります。

これがSuicaでの支払いとかだったらカードをかざすだけでいいのに、スマホ決済だとやや手間がかかるのです。
ある程度は慣れの部分もあるので、気にならない人は気にならないかもしれませんが。

 

3. QRコードを中々読み取ってもらえない

これはもしかしたら自分だけなのかもしれないですが、松屋でOrigami Payを利用した際に、表示したQRコードが中々読み取ってもらえずちょっと手こずりました。

松屋でLINEPay払いもしたことがあるのですが、LINEPayの時は即読み取ってもらえて決済が終わりました。

しかしOrigami Payの時だけ読み取りに時間がかかったのです。
自分だけですかね?

 

Origami Payを利用する上での注意点

 

Origami Payを利用する上での注意点をまとめておきます。
今後Origami Payを利用する方はぜひご一読ください。

 

1. スマホを紛失・盗難の被害にあった場合

スマホを紛失、もしくは盗難の被害にあった場合、Origami Payを不正利用される恐れがあります。
その場合はサポートセンターの「support@origami.com」宛にメールを送る必要があります。

自分の登録情報を伝えるために、登録した電話番号や名前を記載するようにしましょう。

残念ながら電話でのサポートは行っていません。

 

2. 支払い時のセキュリティ設定をしておこう

より安全にOrigami Payを利用するために支払い時のセキュリティ設定をしておきましょう。
設定方法はiPhoneとAndroidの場合で異なります。

【iPhoneの場合】
1. 「お支払い」をタップ
2. 右上の歯車アイコンをタップ
3. 「生体認証を有効にする」をタップ

【Androidの場合】
1. 「お支払い」をタップ
2. 右上の三点アイコンをタップ
3. 「パスコード認証を有効にする」をタップ
4. 認証に使用する4桁のパスコードを入力する 


iPhoneは生体認証、Androidはパスコード設定ができます。

 

3. 支払い限度額がある

この手の決済アプリは支払い限度額が設定されていることがほとんどで、Origami Payの場合は1回の決済で10万円が限度額となっています。

 

【コラム】みんなでキャッシュレス決済をしよう

 

モニターに映る投資の情報


最後はコラムを書いておしまいにします。

日本は先進国の中でもキャッシュレス決済比率は低く、2016年のデータだとキャッシュレス決済の比率は全体の19.8%にとどまっています。

一方、韓国だとキャッシュレス決済比率が96.4%、イギリスだと68.7%、アメリカだと46%という数値になっています。

参考リンク: キャッシュレスの現状と推進(経済産業省資料)

日本がここまでキャッシュレス決済比率が低いのは、昔から現金信仰が強く、治安がいいので現金を使っても盗難リスクが低いため、中々日本人の国民性ではキャッシュレスで支払うというスタイルが根付かないのだと言われています。

自分はこの日本のキャッシュレス決済の比率がもっともっと上がっていけばいいと思っています。

消費者の観点で考えるとキャッシュレスは、

1. 支払いが早い
2. ポイントが貯まる
3. 支出が可視化できる


というメリットがあります。

事業者側の観点で見ても、

1. レジの混雑を緩和できる(支払いが早いため)
2. 現金管理という業務が必要なくなる、もしくは軽減される
3. 盗難リスクを抑えられる


業務が楽になるメリットが見えてきます。

だから、キャッシュレス決済比率が上がれば上がるほど得する人が増えると思っているので、Origami Peyのようなキャッシュレス事業者にはぜひとも頑張ってほしいのです。

2019年の10月に消費税が10%になり、政府はキャッシュレス決済をするとポイント還元する施策を発表しているので、増税後、どれだけキャッシュレス支払いが普及するのか実に楽しみですね。

 

おわりに

 

一通りOrigami Payの情報と得するテクニックをお伝えしてきました。
今後もOrigami Payがアップデートされたり、お得なキャンペーンが発表されたら記事内容を追記していきます。

ではでは。

以上、Origami Pay(オリガミペイ)とは?特徴と使い方を紹介。メリット・デメリットも徹底解説...でした。