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個人でプチ金券ショップをやって儲けるセコすぎるカラクリをご紹介

※本記事には広告が含まれています。
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金券に絡んだサイドビジネスを思いついたのでブログに書きます。
なお、あまり期待せぬように。
多分大して儲からないから。

目次

 

金券ショップの儲けのカラクリ

 

大抵は駅前一等地にある金券ショップ。

株主優待件、金券、食事券、電車の切符、などが額面以下の値段で販売されており、節約意識の高い人たち御用達の存在です。筆者もよく行く。

金券ショップの儲けのカラクリは薄利多売と回転率。

例えば金券ショップの「アクセスチケット 」では、QUOカードだと額面の95%で買い取って、98%で販売するので利益は3%です。(柄によって買取額・販売額は変動する)
つまり、QUOカード1万円分販売しても残る利益はわずか300円。

このように、どこの金券ショップも利益率が平均して概ね3%らしいです。

どう考えても儲からなさそうな商売ですが、だからこそ金券ショップは駅前の好立地なところに店舗を構えるのです。

駅前立地という優位性を活かし、とにかく売りまくる。
利益率の低さを回転率でカバーするのがこの商売の本質なのです。

そうすれば、金券という商品の性質上、売上は普通の飲食店などよりも高くなり、1日で100〜200万円とか売れたりします。

200万円売れれば1日の利益は6万円。
毎日これだけ回転すれば月商6000万円、利益180万円。
1日100万円しか売れなくても月利90万円。

金券は在庫がかさばらず、店員も1人置くだけでいいので、小さなスペースで商売ができるため、そこまで家賃も高くなりません。

利益が90万円しかなくても、家賃、人件費、光熱費当を差し引いても十分黒字となり、商売として成立するのです。

 

個人でプチ金券ショップをやって儲けよう

 

金券ショップの儲けのカラクリを理解した上で、個人でもできるプチ金券ショップのご提案。

当たり前ですが金券ショップでは金券が額面以下で販売されています。
しかし、なぜかフリマサイトでは金券が額面以上で販売されているという不思議。
(クレカ現金化、クーポン消化、ポイント消化、売上金消化、などのニーズがあるため、額面以上で販売されているのだと思われる)

この価格の歪みを利用することで、個人でも十分に儲けることが可能となります。

すなわち、金券ショップで金券を額面以下で購入し、フリマサイトで額面以上で売るのです。

無論これも薄利多売ですが、金券ショップの儲けのカラクリ同様、回転率を上げていけばしっかり利益を残せるでしょう。

ただ、そもそもフリマサイトでは現金の代わりに使える、QUOカード、マックカードなどの金券は出品禁止です。

では何を売ればいいか。
その答えは株主優待です。

例えば大人気のマクドナルドの株主優待。

バーガー、サイド、ドリンク、各種1枚のセットであれば、680円で金券ショップから仕入れられます。(価格はチケッティ参考)

680円で仕入れたマクドナルドの優待券セットは、フリマサイト「ラクマ」では、850円ちょいで取引されています。

仮に850円で売れたとすれば、サイトに支払う手数料56円と送料63円を差し引けば、残る利益は51円。
(ラクマの手数料6%+税と、発送はミニレターで計算 )
「いや、少な!!!」と思うかもだけど、これはやり方次第。

例えば1セットじゃなくて、一気に10セット分まとめ売りすれば、もう少し利益は取れる。
逆にバラで売るのもあり。

ラクマの最低出品価格は300円ですから、ドリンク券を1枚300円で売れば、利益は68円。(ドリンク券単品の仕入れ値は150円。アクセスチケット 参考)
最低出品価格という縛りが存在するせいで、セットで売るよりバラで売る方が儲かるというパラドックスが、フリマサイトではしばし発生します。

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ラクマに出品されているマクドナルドの優待券


大量まとめ売りとバラ売りを駆使すれば、大儲けとはいかないまでも、良いお小遣い程度にはなるんじゃないかと思います。
個人でやるプチ金券ショップ。どうでしょう?

※注意点 ちゃんとやるなら古物商を取得しよう。

 

なぜ金券ショップは自分たちでフリマサイトで金券を売らないのか?

 

このサイドビジネスを考えついた時に真っ先に浮かんだ疑問が、「なぜ金券ショップは自分たちでフリマサイトで金券を売らないのか?」です。

筆者のようなセコい発想をする奴に株主優待を販売するより、自分たちでフリマサイトで株主優待を売れば、新たな販路獲得に繋がるので売上は増えるはず。

でもなぜかそれをやらない。

一体なぜなのか。
手間がかかるから?手間の割に大して儲からないから?新しくフリマ担当スタッフを雇ったら採算割れするから?筆者のようなセコい貧乏野郎を、福祉の精神で温かく見守ってるから?

考えてもわからない・・・。

 

おわりに

 

ループホールを突いたような極めてセコいビジネスの提案でしたが、酷使される100円ライター、まるでアクセスがこない過疎過疎ブログ運営、過当競争となったウーバー配達員、などであせくさ消耗しているんだったら、薄利多売でも確実な利益が見込める商売に着手する方が現実的な戦略なのではないでしょうか?

なお、金券ショップの儲けのカラクリは回転率ですが、フリマサイトで同じ回転率を叩き出せるかといえば、それは難しいかもしれないけど。