要件を言おうか

カネとかジンセイとかいろいろ

髪が急激に白髪化しました。もうだめです

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行政書士試験合格は望外の喜びだったが、その反動で髪が急激に白髪化した。
仰天し動転し煩悶したが、不幸はネタにして回収しないと気が済まないのでブログに全部書く。

目次

試験終わってから急に白髪が増えた

 

30代独身男性の自撮り画像など金をもらっても見たくないかもだが、記事の構成上写真を載せないとイメージをつかめないので、どうか我慢して閲覧していただきたい。

 

試験前写真(撮影日2022年5月3日)

試験後写真(2025年2月25日撮影)

試験後写真(2025年2月25日撮影)特にサイドの白髪化が目立つ

お目汚し大変失礼しました。我が国の至宝でも眺めて眼球のケアをしといてください。

試験前写真が引きのショットなので対比してもあまり違いがわからないかもだが、確実に白髪は増えている。
それも試験が終わってからすぐ(試験終了3~4ヶ月後くらいに一気に増えた感じ。正確には2024年3~4月ごろ)。

一般的には、白髪の原因は、加齢、栄養不足、頭皮の血行不良、生活習慣、ストレスなどが考えられるそうだ。

 

貧乏な人間が努力をすると寿命が縮む

 

筆者が行政書士試験に挑戦したのは、底辺から這い上がるためである。
何がなんでも一発で試験に受かりたかったので、「一発合格できなかったらそんな男に一片の価値もないので死んだ方がまし!!」と自分にプレッシャーをかけ、毎日死に物狂いで勉強した。

そうした見苦しい悪あがきが実り、無事一発合格したわけである。

これは一見美談に思えるが、最新の知見を知るとまた違った見え方になる。

低所得者層の若者における自己制御能力と、その後の健康上の関連性を調査した研究がある。*1
本研究の概要を一言で述べるなら、貧乏な人間の努力は寿命を縮める、だ。

努力をするということは自己制御をしなければいけないということだ。
本当はゲームをしたい。本当はNetflixを見ながらポテチを食べたい。
そうした欲望を強烈な意志で抑え込み勉強に打ち込む。

努力を重ねれば、社会的経済的ハンディキャップを持った人間でも成功することはできるが、研究では貧乏な人間の過度な自己制御は諸刃の剣となる可能性を示唆している。

というのも、強い自己制御で欲望を抑え込むと、身体がストレス反応を起こし血圧が上昇したりする。
人は強いストレスにさらされると、高脂肪食品のような誘惑に抵抗する能力も下がり、食生活も悪化する。

その結果、老化が早まるのみならず、心臓代謝の健康状態が悪化し、健康リスクが高まる羽目になる。

無情なのは、比較的恵まれた家庭に生まれた人間にはこのような現象は確認されなかったことだ。

実に残酷な研究結果だが、文句を言ったところでどうにもならない。

筆者が試験が終わって急に白髪が増えたのは、上記の研究が示すように過度なストレスにより老化が早まったのが最大の原因なのではないか(ちなみに2023年と2024年の健康診断ではどこも異常箇所なし)。

自分の脳みそに期待できないから根性論にすがって努力したのに、その反動で老化が早まるなどお笑い種でしかない。

 

ゆるく生きるか否か

 

メンヘラ女子、あるいはZ世代なるものたちには唾を吐きかけられるかもしれないが、筆者は基本的に根性論者である。

低スペックな脳みそと足りない人生経験を、根性論と読書量でなんとかカバーしてきたので、すがるものが根性論しかないのだ。
職場にいたらうざったい厄介アラサー男性である。いえい。

だが、筆者のような貧乏人が過度な努力をすることで老化が早まり健康リスクが高まるなら、根本的に生き方を変えなければいけない。
つまり、根性論に頼るのではなく、無理しない範囲で努力をしなければいけない。

文章にして書くのは簡単だが、無理しない範囲で努力をするということは、言い換えるなら無駄な努力をしないということで、無駄な努力をしないということは、何が無駄で何が無駄にならないかを見極める知性が必要になる。
その時点で筆者には無理なことが確定。
そんな知性があればとっくに大成している。

急激な白髪化は人生を考えるきっかけにはなったが、結局どうすればいいのか結論が出ない。

書店に助けを求めてみれば、「ゆる起業術」「ゆるFIRE」「ゆる投資」、ゆる本大量祭り。すごいゆるゆる言ってる。
ゆるブームは、努力はしたくないしリスクも取りたくない、でもお金だけは欲しいという、欲の皮が限界まで突っ張った愚者に向けたマーケティングなのだろうが、そんなゆるい生き方で成功できるなら人生苦労しない。

幸い筆者はまだ職場に寄生して給与所得という名の甘い汁を吸っているので、結論が出ずとも生活はできる。

上長に媚びへつらい、靴を舐めろと言われれば舐め、お手をしろと言われればお手をし、自慢話と求めてもないアドバイスに対してはまるで神の啓示を受けているかのような姿勢で傾聴すれば、当面クビになることはない。*2

筆者の行動原理は金が儲かるか儲からないか、その一点のみに集約されているので、金のためなら喜んでプライドなど明け渡す。

方向性に結論が出ないので、しばらくは現在の環境に身を委ねてゆっくり考えるしかない。

 

おわりに

 

低学歴、低収入、低身長、に加えて老化の加速という、モテない男にさらにモテない要素が追加されて事態は混迷を極めている。仏のガンジーですら助走をつけてドロップキックをしたくなるこの怒り、どこにぶつければいいんですかね。
財務省解体デモでも行くかあ(圧倒的迷走)

*1:https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.1505063112

*2:筆者は会計年度任用職員なので、来年度も任用してもらえるかは全て上長の胸三寸で決定する。一応補足しておくと、職場に靴舐めを強要してくるような嫌な上長はいない