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映画「イントゥ・ザ・ストーム」あらすじ・感想。命をかけた「ストームチェイサー」と本当に大切なこと

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日本にはあまり馴染みのない自然災害の一つ「竜巻」。

Wikipediaの説明によれば竜巻は以下のように定義されています。

竜巻は、積乱雲の下で地上から雲へと細長く延びる高速な渦巻き状の上昇気流。トルネードとも呼ばれる。ハリケーンや台風と混同されやすいが、それらとは全く異なる。 突風の一種で、規模が小さく寿命が短い割に、猛烈な風を伴うのが特徴。

参考: 竜巻 - Wikipedia


凄まじい威力と速度を誇る風の自然災害。
一度竜巻が発生すれば、建物が倒れ、窓ガラスが割れ、車は吹き飛び、甚大な被害をもたらします。

今回紹介する映画はそんな竜巻が題材の「イントゥ・ザ・ストーム」。
 

 

竜巻に立ち向かう竜巻ハンターたちの物語です。

目次

 

映画「イントゥ・ザ・ストーム」の基本情報・予告編

 


【監督】スティーヴン・クォーレ
【脚本】ジョン・スウェットナン
【ジャンル】ドラマ
【公開日】2014年8月8日
【上映時間】89分

 

「イントゥ・ザ・ストーム」の主要登場人物・キャスト情報

 

・ マット・ウォルシュ: ピート役

・ サラ・ウェイン・キャリーズ: アリソン役

・ ジェレミー・サンプター: ジェイコブ役

・ リチャード・アーミティッジ: ゲイリー・フラー役

・ アリシア・デブナム=ケアリー: ケイトリン・ジョンストン役

・ マックス・ディーコン: ドニー・フラー役

・ ネイサン・クレス: トレイ・フラー役

 

映画「イントゥ・ザ・ストーム」のあらすじ

 

地球史上最大規模の"超巨大"竜巻に襲われるシルバータウン。
人々がシェルターに逃げ込むなか、あえて竜巻の渦に向かって突っ走るプロのストーム・チェイサーたち、スリルを求めるアマチュア・チェイサーたち、そして愛する者を救うため立ち上がる勇敢な街の人々―。
超常的な巨大竜巻の中、想像を絶する24時間を生き残る術はあるのか!?

Amazonより引用

 

映画「イントゥ・ザ・ストーム」の感想

 

前述したとおり本作は竜巻を題材とした映画。

竜巻を撮影しようと追いかけるストームチェイサーたち、竜巻を撮影して人気者になろうとする底辺ユーチューバー、卒業式に竜巻に見舞われる高校生。本作は竜巻を題材とし、3者の視点から描かれています。
わずか89分という上映時間ながら、見ごたえはしっかりでした。

基本的にはストームチェイサーたちが主人公として話は進みますが、ここでストームチェイサーとは何なのかを説明しておきましょう。

文字通りストームは嵐、チェイサーは追跡者。すなわち、ストームチェイサーとは嵐を追いかけるハンターたちのことを指します。

彼らストームチェイサーは竜巻が発生すると現場に急行し、命がけで竜巻を撮影しようとします。
撮影した映像はメディアや研究機関に提供し報酬をもらいます。

言うまでもなく、日本ではそもそも竜巻がほとんど発生せず、発生しても大した事はないので、日本においてストームチェイサーとして活動している人はごく僅かだと思われます。
やはりストームチェイサーの舞台は竜巻の本場アメリカです。


話は戻って映画の本編。

説明したとおり、本作はストームチェイサー、底辺ユーチューバー、卒業を控えた高校生たち、の三者視点となっています。
その三者が巨大竜巻に見舞われ交錯することになります。

巨大竜巻は電線を倒し木をふっ飛ばし車を横転させしまい、次々と街を破壊していきます。
人生で一度も竜巻に遭遇したことがない自分からしたら、竜巻の破壊力に驚かされざるを得ません。竜巻とはこんなにも凶暴なのかと。

まるで竜巻自体に意思があるかのように、それこそ一つの生物かのように街に襲いかかります。

当然の如くストームチェイサーたちは竜巻を撮影するために現場に急行。
卒業を控えた高校生たちは竜巻の発生に怯え校内に避難。
底辺ユーチューバーは竜巻を撮影すれば人気者になれる勘違いをして、無謀にもカメラ1台を持ち撮影にチャレンジ。

竜巻を捉えることに命をかけるストームチェイサーたち、しかし今回の竜巻は一味も二味も違う。
これまで幾度となく竜巻と対峙してきたストームチェイサーチームたちも、今回の竜巻の凄まじさに仲間を一人失い、その凄まじさを痛感することに。

最終的にストームチェイサーたちは竜巻を撮影することを断念し、高校生たちを含めた皆を救うことを決め、全員で知恵と力を合わせて未曾有の自然災害に立ち向かいます。

凄まじい唸り声を上げ、触れる者全てを吹き飛ばしていく竜巻でしたが、ストームチェイサーたちは何とか耐えに耐え、ついに竜巻が通り過ぎ危機を乗り切りました。

あっという間に人間の命を奪う凶悪な竜巻。
こういった自然災害に直面した時人はどう思うのでしょうか。

ラストで高校生の一人が、「遠い未来よりも1日1日が大事だ。毎日の積み重ねさ。ぼくは生きている。それだけで十分だよ」と話していたのが実に印象的でした。

また、父親に反発していた息子が、今回の竜巻をきっかけに父親の偉大さと大切さを知って家族愛が深まったエピソードも泣けるものがありました。

安っぽい感動シーンとか、そんな当たり前のことをと思うかもしれませんが、やはり人は壮絶な危機に直面した時本当に大切なものを再確認するのだと思います。

我々日本人が3.11以降、価値観が大きく変わったように、本作イントゥ・ザ・ストームは竜巻の凄まじさを知るとともに、本当に大切な何かを再確認させられる映画なんだなと思いました。

巨額の予算を投じているわけでもないし、有名な俳優が出ているわけでもないし、これといって凝ったテーマでもないのですが、それでも本作は面白かったです。
何と言っても竜巻のド迫力な映像が凄まじいインパクトでした。
見るものを引き込む圧倒的な竜巻の凄まじさ。

ぜひその凄まじさを見ていただきたいです。

 

仕事に命をかけるストームチェイサー

 

ストームチェイサーの彼らが命がけでこんな仕事をしている理由は、おそらくお金のためでしょう。
竜巻の映像が撮れれば大金が稼げる。だからこそ自らの命をかけてまで竜巻を追跡しよとしているのだと思います。

そんなストームチェイサーたちをどう思うかは人それぞれですが、自分には彼らが非常に魅力的に見えました。

お金のためとはいえ自らの命をかけて最強の自然災害「竜巻」に挑む姿は素直に格好いい。

己の知識とお金と時間、全てを投入して最高の映像を撮るというプロフェッショナルさ。

でも、ストームチェイサーのピートは、最後はお金ではなく他の仲間たちを救うために果敢に竜巻に立ち向かっていきました。

映画らしい良いラストでしたね。

 

結局死ななかった底辺ユーチューバー

 

終始ふざけた映像を撮り「YouTubeで人気者になる」と豪語していた底辺ユーチューバーたち。

竜巻に遭遇した彼らは、普通なら即逃げ出すところを、「これを撮れば人気者になれる!」と言い始め、なんの装備もせずカメラを構えて竜巻を撮ろうとするのです。
しかもずっとテンション高めではしゃいでるのだから凄い。

こういうキャラって序盤ですぐに死ぬイメージですが、何故だか彼らは結局死なずに最後まで陽気でした。

ストーリーの展開的にも、プロのストームチェイサーたちが彼らをたしなめるみたいなシーンがあってもよかったような気がしますが、ストームチェイサーと底辺ユーチューバーが絡むシーンはほとんどなし。そこがちょっと残念ですね。

なお、彼らが人気ユーチューバーになれたかは定かではありません。
もしこれでなれたら凄い。

 

日本とアメリカの竜巻の発生件数

 

日本は地震大国として名高いですが、竜巻とはほとんど縁がありません。

気象庁によれば日本の竜巻の発生件数は年25個程度とされています。
ところがアメリカだと平均して年間1300個。
もう数からいって日本とは全然違います。

これだけ竜巻が発生するということは、すなわちストームチェイサーたちが竜巻を撮影するチャンスが多いということです。
なんせ1年中どこかで竜巻が発生しているわけですからね。

次に竜巻による被害のデータを見てみましょう。
日本では、竜巻による死者が年間0.58人。
そんな中アメリカは平均して年間54.6人が竜巻によって亡くなっています。

過去には3州にまたがって移動した巨大竜巻によって死者695名が出たという記録もあります。

こういったデータを見る限りアメリカにとって間違いなく竜巻は最強最悪の自然災害なのでしょう。

参考記事: 気象庁|アメリカで発生するトルネードとの違い


とまあ、データだけ見てると日本の竜巻は大したことがないように見えますが、過去の日本のニュース映像を見ると、甚大な被害をもたらしていることがわかります。

例えば2013年9月2日に埼玉県越谷市で発生した竜巻の事例。


在宅の屋根が吹き飛び、体育館の窓ガラスが割れ、電線柱が倒れるという、竜巻の凶悪的な破壊力が人々を襲いました。

死傷者こそ出なかったものの、66人がけがをしうち二人が重傷。
被害範囲の長さは19kmで、竜巻の幅は100~200m。
一時6万7000世帯が停電に陥ります。

日本が大したことはないといっても、ひとたび竜巻が発生すればその被害は計り知れないのです。

 

まとめ

 

竜巻が題材の実にシンプルな映画でしたが、普通に超面白かったです。
Amazonレビューでも高評価が多かったし、自分以外の人も楽しめた映画だと思うのでよかったらチェックしてみてください。

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ではでは。

以上、映画「イントゥ・ザ・ストーム」あらすじ・感想。命をかけたプロ「ストームチェイサー」と本当に大切なもの...でした。

 

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