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貸し会議室ビジネス破綻!カツ丼女の胸の中でわんわん泣いてしまいました

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某日某所、筆者はとあるホテルの一室で女の到着を待っていた。

無論、彼女でもなければそういうフレンドでもなく、待っていたのは夜の蝶である。

ホテル代3時間で6000円、女のサービス料が60分の変態淫乱コースで21000円で計27000円。プラス交通費が620円。
筆者の労働時給で計算すれば、実に17時間弱の労働に相当する金額である。それがわずかものの60分で消える。

筆者はもともとこういったサービスは利用しない。苦手だし金がかかるからだ。
なのに今回利用するに至ったのはなぜか。
それを語るには時計の針を1ヶ月前に巻き戻す必要がある。

目次

 

敗北が確定した貸し会議室ビジネス

 

税引き後1億の利益を目指して始めた貸し会議室ビジネス。

 


これまでチンケな商売にしか手を出してなかったので、「そろそろ成功したい!」という思いを胸に万を辞して店舗ビジネスに参入。

記事でも書いてるとおり、初月から黒字化に成功。
当初の事業計画では3ヶ月で黒字化にする計画だったので、これは好スタートを切れたのではと思ってました。

しかし、詳細は後記しますが、次第に客足は遠のき、徐々に売上は下がっていき、10月は大幅赤字に転落。

もちろん下がる売上にただ手をこまねいていたわけではなく、考えられる限りのあらゆる施策を打ちましたが、それらは全て虚しく空を切る。

売上が思うように上がらなかった場合のプランBも用意してたけど、正直もうプランBに切り替えたところで焼け石に水。

こうして、意気揚々と「1億目指す!」と息巻いたビジネスは終焉を迎え、「また俺は失敗したのか・・・!ちっくしょう!」と圧倒的落胆。

精神的にどん底に叩き落とされた筆者は当然の帰結として、「女を抱きてえ」と原始的な欲求を抱き、冒頭のホテルシーンにつながるわけです。
辛い時に女を求めるのは男の性なのである。
辛い現実からエスケープエスケープ。

 

カツ丼女の胸の中でわんわん泣く

 

ホテルの受付の婆さんに「あなた高校生でしょ!?年齢確認できるものある?」と足止めをくらい、魔法カード運転免許証を繰り出して黙らせ部屋に入室。

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本日の試合会場

 

29歳なのに18歳以下に間違われるって、どんだけ幼い顔してんだよしんま13。

やや不愉快な足止めに苛立ちを募らせつつ、女の到着を待っていると、そこにやってきたのは夜の世界に染まりきったスレにスレた闇属性みたいな女でした。

ちがう。そういうのオーダーしたんじゃない。

例えるなら、いちごタルトパフェを注文したらカツ丼がきたみたいな感じ。
カツ丼も嫌いじゃないけど、今はいちごタルトパフェの腹。

ので、迅速にカツ丼の腹に切り替える。柔軟性大事。

今の自分は辛い辛い現実から圧倒的エスケープをかますために、女の胸を借りる必要がある。

「僕リテラシー高め男子なので現金基本使わないんすよ。てかダサくないすか?今時現金支払いするって昭和かよって話っすよ!キャッシュレスで払えばポイントつくし会計も早いし何よりスマートっしょ。で、お姉さん支払いLINE Payでいいっすか?」

「使えるわけねーだろ現金で払えや」

みたいなやりとりをしつつ支払いを済ませ、風呂にポコチンGO。

詳しいプレイ内容ははてなブログの規約と、いるのかもわからない当ブログの女性読者のために割愛。

ともかく60分ガッツリ享楽にふけり、桃源郷という異世界に転生したかのような感覚を味わい、ひとときの現実逃避を堪能しました。

終盤、カツ丼女と肌を重ね合わせながら、彼女の胸の中でわんわん泣いてしまいました。

この涙はなんの涙なのか。喜び?悲しみ?安心感?
今振り返ってもみてもよくわからない。

といっても、実際に涙を流したわけではなく、心の中でだけど。
女の前で泣くのは筆者のプライド的にNGなのでグッと堪える。

この一連の体験の感想を一言で述べるなら、「カツ丼も案外悪くない」です。

 

敗因はなんだったのか?

 

カツ丼女のおかげで脳内がクリアになったので、貸し会議室ビジネスの戦況を整理。

敗北が確定した時にしなければならないことは、

・敗因の分析
・素早い損切り(敗因によっては必要なし)


の2つ。

おそらく敗因は物件選定でミスったこと。

というのも、貸し会議室のようなレンタルスペースビジネスはエリア選定と物件選びで8割決まるというのが、ありとあらゆるリーサーチをして辿り着いた筆者の結論です。

藤田田が提唱する「78対22の法則」に沿うのであれば、78%がエリアと物件で決まり、それ以外の要素が22%。

つまり、どれだけ経営努力をしようとも、そもそもエリアと物件で選択ミスすれば、利益追求は難しい。

筆者は始める前からそんなことは百も承知でしたが、それでも物件選びでミスってしまいました。

あまり具体的に書くと特定されかねないので、ぼやっと書きますが、筆者が契約した物件は7階建てビルの7階の部屋。

最上階を借りたわけですが、なんとこの物件エレベーターなし。
しかも4階より上はビルの電気設備などがある上にめちゃくちゃ暗い。
初見で来たら立入禁止区域と間違うレベルです。

さらに、このビルを外から目視した時、6階と7階部分は、他社の看板広告がでかでかと表示されているので、外から見たらまさかそこに部屋があるとは思わないのです。
文章だけではイメージしづらいと思うので、簡易的な絵を書きました。

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本当簡易的でごめん

こうした特殊な建物ゆえ利用者から、

「会議室の場所がわからない」
「エレベーターないとかどうなってんの?ありえないっしょ」
「ここ本当に入っていいんすか?」

といった連絡をたくさんいただきました。

時には辛辣なレビューをいただくことも何度かあり。

まとめる筆者が借りた物件のウィークポイントは、

・ 7階なのにエレベーターなし
・ 4階より上は電気設備などがあり入りづらい
・ 看板で部屋が隠されているため視認性が悪い


の3つ。

ではなぜこんな物件を筆者は借りたのか。
その理由はこれも3つ。

・ 駅から徒歩2分なのに家賃が安い(月38500円)
・ 駅から徒歩10分の会議室もお客さんが入っていたので徒歩10分歩けるなら、徒歩2分プラス7階の階段を登るくらいわけないだろうという考え
・ オンラインで集客するので視認性の悪さはこちらの努力でカバーできると思ったから


エリアの相場から考えて家賃38500円は破格。
まあこれが一番の決め手。

家賃が38500円であれば、1日2.5時間の利用があるだけで損益分岐点を超えるので、黒字化はそう難しくないと踏んでました。

しかし、いざ蓋を開けてみれば、筆者が思ってた以上にこの特殊な物件が足を引っ張り、結局大幅赤字転落。

エリア選定は間違っていなかった。
しかし、物件が選定ミス。

物件がボトルネックであるとわかった以上、最早いくら努力しようと無駄なので、ビジネスの常道に沿って損切りすることを決断。

契約上退去は2ヶ月前に申告せねばならないので、筆者が実際に物件を退去できるのは12月末。

なので今月と来月は赤字を垂れ流しながら、退去日を待ちます。

7月に始めた貸し会議室はこうしてクローズ。

 

第二ラウンドはどうするのか?

 

損切りにより自己資金100万円のうち、60〜70万円ほどを失う計算。
痛すぎるわ。
カツ丼女25回リピできるじゃねーかよ。

とはいえ、負けた時に大事なのは、「その負けを次にどう活かすか」です。

筆者は第一ラウンドこそ敗北しましたが、それはあくまで第二ラウンドに向かうためのステップに過ぎません。

第一ラウンドでの敗北を活かし、第二ランドは再び同じ貸し会議室ビジネスに挑みます。

今回は、エリアを変更し、ターゲットをややズラし、戦略は大きく変えます。
自己資金がやや不足するので、生活防衛資金を少しだけ切り崩す予定。

貸し会議室ビジネスは物件を見つけるのが最大の壁なので、しばらく物件探しに奔走することになりそうですが、できれば12月後半くらいまでには開業させたいところ。

カツ丼女のおかげで失われた闘志がメラメラと蘇ってきたので、次こそは成功させたい。

 

おわりに

 

実はこの記事執筆途中にショッキングな出来事がありました。

それはメルカリアカウントの凍結です。
詳しい内容は伏せますが、筆者の出品物が規約に違反してるとのこと。

納得いかない内容だったので問い合わせしましたが、おそらくアカウント復活は難しいでしょう。

フリマアプリは筆者にとってサブで回しているビジネスに過ぎませんが、それでも先月は売上が21万はあったので、メルカリが使えないのはかなりダメージがでかい。

こうして、貸し会議室ビジネスのみならず、サブビジネスのフリマアプリからの収入源も見込めなくなり、正直かなり追い詰められてます。

なんでこうも災難が重なるのか。

またカツ丼女に会いに行こうかな。
今度は本当に泣くかもしれない。