自分も現在、ニートに片足を突っ込んだような生活をしていますが、一応週2〜3程度バイトもしているしこのブログや他のブログから発生する収入もあるので、何とか人間らしい生活を送っている次第です。
そんな時ふと「ニートってどれくらいいるんだろう?ニートの末路はどうなるんだろう?」、みたいな疑問が湧いてきたので本記事では、
1. 中年ニートの現状
2. ニートの末路
3. ニートを脱出する方法
の3つを中心に書いていきます。
目次
- ニートの数とその現状
- 最近良く聞く「8050問題」
- 中年ニートの末路はどうなる?
- ニート脱出の第一歩はアルバイトを始めることだ
- それでも働きたくない!そんな人はどうすればいい?
- もし今ニートなら早いとこ行動しよう
- まとめ
ニートの数とその現状
まずニートの定義から説明すると、ニートとは15〜34歳までの通学・家事・就労をしていない者を指す言葉です。
面倒くさいので、本記事では働いていない人間をニートと呼ぶことにします。
そんなニートですが、全体ではどれくらいいるのでしょうか。
下記記事によれば、ニートの総数は2017年時点で71万人とあります。
参考記事: 2017年時点で71万人…「ニート」数の推移と現状をさぐる
ニートの数は2012年の83万人をピークに減っていますが、これは少子高齢化の影響でそもそも若者の数が減っているので、実際は横ばいだと考えていいでしょう。
にしても、正直これだけニートの数が多いとは思っていなかったので少々驚いています。
ニートになった理由としては3割が怪我や病気などのやむを得ない事情で、残りは、「自分に自信がない」「仕事を探したが見つからない」「急いで仕事に就く必要がない」などなどです。
アンケート結果を見ていると、ニートになりたくてニートになった人は見受けられず、どちらかというと仕方なしにニートになった人が多いようです。
自分の周りのニートたちは、働きたくなさすぎて自らニートになったポジティブニートばかりですが、アンケート結果を見る限り実際はネガティブニートの方が多いのでしょう。
とはいえ、自らの明確なる意志でニートになった人間は国からのアンケートなんかに答えなさそうな気もしますけど。
最近良く聞く「8050問題」
最近ちょっとした社会問題化しているのがこの「8050」問題。
これもニートによる問題と言っていいでしょう。
8050問題とは簡単に説明すると、50歳のニートと80歳の親が一緒に暮らし、お互いが高齢のため収入や介護などに問題が発生するというもの。
こうした家族は周囲に相談できないことが多く、社会から孤立してしまい、悲惨な事件を招いてしまうケースが多々散見されます。
以下もその一例。
参考記事: 82歳母親と52歳引きこもり娘が孤立死、顕在化する「8050問題」とは
年金で暮らしている80歳の親が、50歳の息子・娘の面倒を見るのは大変なことこの上ありません。
中には、子供を支えきれなくなった親が外部の機関に頼んで無理やり家から追い出すケースもあります。
いい大人がいい大人に説教され、問答無用で施設にぶち込まれるその光景は見ていて中々辛いものがありますね。
下記動画では、大人の引きこもり、いわゆる中年ニートが家から追い出される一部始終が収録されています。
(こうはなりくないものだ・・・)
これぞ中年ニートに待ち受けている最悪の末路かもしれません・・・。
引きこもりはニートはほぼ同じようなものですが、一応引きこもりが全国にどれくらいいるのかを調べてみると、なんと推計70万人も存在するそうです。
参考リンク: 推計70万人、「引きこもり」になった理由と現状(不破雷蔵) - 個人 - Yahoo!ニュース
しかも調査対象は15〜39歳に限定されているので、高齢の引きこもりも含めると、全体の総数は70万人を大きく上回ることかと思います。
引きこもりになった理由のほとんどが「職場に馴染めない」「病気」「就活失敗」と、ニートとほぼ同じ結果になっています。
何にせよ、ニートでいることは長期的に考えて将来性がないし親にも迷惑をかけてしまうのです。
中年ニートの末路はどうなる?
もう半分以上答えが出てしまったような気がしますが、中年ニートの末路は悲惨です。
先程の8050問題のケースだと、中年ニートは親子揃って道連れとなり孤独死するか、外部のおっさんに怒鳴られながら無理やり家から追い出されるという、最悪の未来しか待ち受けていません。
まだ親がいればいいですが、中には親と疎遠になってしまったニートもいるでしょう。
そうなると、自力で生活をしていくしかないわけですが、当然ニートだと生活能力がないわけですから生活は困窮します。
生活が困窮しても生活保護を受給するという選択肢がありますが、生活保護が取れる人はまだよくて、生活保護すら受給できない人はいよいよ詰み、もう人間らしい生活を送ることは不可能となりホームレスまっしぐらです。
実際2chで、ニートをやっていた30歳の男がお金がなさすぎてホームレスになってしまったというスレッドを見たことがあります。
その30歳の男は、ホームレスになってようやく働こうと思い、日雇いの仕事を始めるのですが、言うまでもなくかなり厳しい生活とのことでした。
スレッドの最後には「明日は我が身だ・・・」というコメントがあり、身が引き締まる思いをしました。
自分ならそんな未来は絶対イヤです。
しかし、働かず経済力がなければそうなるのは避けられません。
結局世の中お金ですから、お金がないとどうにもならないのです。
運良くめちゃくちゃお金持ちの家だったら何十年ニートをやろうが問題ありませんが、至って平凡な一般家庭に生まれて、働きもせずニートをやれば野垂れ死がいいとこです。
自分一人で野垂れ死にするならまだしも、親まで道連れとか最悪ですよ。
そんな人生嫌ですよね?
だったら早いとこニートから脱出するしかないのです。
ニート脱出の第一歩はアルバイトを始めることだ
ニートにいきなり就職しろと言ってもそれはかなりの無理難題。
中にはニート10年選手もいることでしょうから、そんな人がすぐに正社員として働くのは普通に無理ゲーです。
面接官に「ニート期間中何してたの?」と突っ込まれたら一発アウトです。
なので、まずはアルバイトから始めるといいでしょう。
アルバイトならそこまで気負うことはないし、もし辞めたくなったらすぐに辞めることができます。
社会復帰のトレーニングとしてアルバイトは最適なのです。
下記記事では、コミュ障や人見知りに向いているアルバイトを紹介しているので、よければ参考にしてください。
参考記事: 人見知り・コミュ障におすすめのバイト7選 +ネットでできる在宅ワークも紹介!
最初からいきなり週5働くのはきついでしょうから、まずは無理ない範囲で、週2くらいから始めるのがベストでしょう。
徐々にバイトに慣れてきたらシフトの数を増やしていきましょう。
週2でも1日8時間働けば月6万円以上稼げますし、これまで無収入だったニートからすれば6万円はかなりの大金です。
最初はニートを脱出するみたいな高いモチベーションではなく、欲しいモノを買うみたいな目標でもいいですから、まずはちゃんと働いてお金を稼ぐという体験をすれば絶対に人生は好転するはずです。
バイト先によっては、働きっぷり次第ではバイトから正社員へなる道も用意されている場合もあるので、いずれは正社員になりたい人はそういったバイト先で働くといいでしょう。
それでも働きたくない!そんな人はどうすればいい?
ニートを抜け出すには働いてお金を稼ぐ必要がありますが、中には「働いたら負け!!」という絶対働きたくないマンもいることでしょう。
かくいう自分もできることならあまり働きたくないタイプの人間です。
そんな働きたくない人はどうすればいいのかというと、ネットで副業をするしかありません。
今やインターネットの発展により、個人でもネットで簡単に商売できる時代ですからネットを使った副業のハードルは下がりつつあります。
なんせ女子高生がメルカリを使って月数万のお小遣いを稼ぐ時代ですからね。
バイトで稼ぐ10万円も、ネット副業で稼ぐ10万円も本質的には一緒です。
なので、働きたくないならネットを駆使して副業をするべきです。
「そんなこといっても、何をしていいかわからない」という人は、ぜひ下記記事をお読みください。
参考記事: ニートにおすすめな月5~10万円稼ぐ9つの副業を紹介。目指せネオニート
ニートにおすすめな副業を9個紹介しています。
どれも誰でもできることです。後はやる気だけです。
自分もこれまで色々な副業に手を出してきましたが、一番手軽だったのが物販ビジネス。
なんせ物販は商品が売れればすぐに現金が入ってくるので、即金性が高いです。
CDせどりやヤフオクでアイドルDVDを転売していた時はマックスで月10万円くらい稼いでいました。
参考記事: ヤフオクで月10万円稼ぐ手法と使っていたサイトを紹介する
ちなみに現在は前述したとおりブログ運営で稼いでおり、詳しい収入は言えませんが、何とかギリギリブログだけの収入で暮らせるくらいの収益は上げています。
ブログでもそれなりに稼ぎ、バイトも週2〜3程度やってるので、今の自分はそれなりにゆとりがある暮らしができています。
もっともここまで来るのには相当時間かかってますけどね。
なんせ昔の自分はクソ貧乏で、電気ガス水道全て止められ家賃も4ヶ月滞納し、財産差し押さえ通知まできたことがあるくらいお金がありませんでした。
そんな昔の貧乏時代を耐え抜いたからこそ今があるのかもしれません。
参考記事: フリーター時代の貧乏だった頃を振り返る
もし今ニートなら早いとこ行動しよう
ニート生活が楽しいならいいです。
人生には働かずゆっくりする期間があってもいいと思いますしね。
しかし、前述したとおりいつまでもニートをやっているとその末路は悲惨です。
50歳になってもニートだったら、もし仮に社会復帰しようと思ってもまともな働き先がないことでしょう。
なので、ニートは早いとこ脱出したほうがいいです。
若ければ若いうちにニート生活から抜け出しましょう。
もちろん、たっぷり貯蓄があって、老後に何の心配もなく、親に迷惑をかけているわけではないならニートだろうとなんだろうが好きにすればいいと思いますが、親と一緒に暮らし親の収入を当てにしているという状況なら、親のためにも一刻も早くニートを脱出してちゃんと働くべきです。
人に迷惑をかけてまでニートをやるべきではないのです。
まとめ
本記事のまとめを表にしておきます。
中年ニートの現状と末路のデータ | |
ニートの総数 | 2017年のデータだとニートの総数は71万人 |
8050問題が悲惨 | 80歳の親が50歳の子供養う社会問題 |
中年ニートの末路 | ホームレス |
ニート脱出の手段① | アルバイト |
ニート脱出の手段② | ネットで副業をする |
ではでは。
以上、中年ニートの現状と末路を解説。どうすればニートから脱出できるのか?...でした。
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