どうも、しんま13です。
以前働き方改革の名目のもとに、「プレミアムフライデー」という試みが発表されました。
参考リンク: プレミアムフライデー(Premium Friday) 月末金曜、何しよう?
プレミアムフライデーとは、日本国政府と経済団体連合会によるプログラムの一環で、月末金曜日は早めに仕事を切り上げて豊かな週末を過ごそうという働き方改革と、個人消費喚起を目的としています。
2017年6月時点で、金曜日の早めの退社、すなわちプレミアムフライデーを導入した企業は524社に留まっており、プレミアムフライデーの広がりはかなり限定的です。
参考リンク: 「プレミアムフライデー」について-経済産業省
企業がプレミアムフライデーを導入する明確なメリットが見えてこないので、導入企業が増えないのかもしれませんね。
そして、このプレミアムフライデーの反省を活かしてか、経済産業省は新たに「シャイニングマンデー」の導入を検討しているようです。
参考リンク: 日曜夜に遊んで月曜午前中に休む 経産省が「シャイニングマンデー」を検討 - ライブドアニュース
シャイニングマンデーとは、月末の金曜日は忙しいという指摘があったため、代わりに月曜日の午前中を休むという、プレミアムフライデーの代わりになる施策です。
ずいぶんと前置きが長くなってしまいましたが、今日はこのシャイニングマンデーについて自分の意見を書いていきます。
目次
シャイニングマンデーは賛否あるけど個人的には否定しません
先に断っておくと、シャイニングマンデーは2018年8月現時点では民間には導入されておらず、まだ検討段階のプログラムです。
にしても、プレミアムフライデーが企業に浸透しなかったからといって、「じゃあ曜日を月曜に変えよう!」とシャイニングマンデーを打ち出すってのは、正直安易すぎると思います。
根本から方法を変えるのではなく、曜日だけ変えて「シャイニングマンデー」と名称しちゃうあたりがいかにもお役所仕事っぽいです。
ただ、自分的にはシャイニングマンデー自体を否定するつもりはありません。
シャイニングマンデー導入が働き方改革につながるとは考えづらいですが、それでも企業がシャイニングマンデーを導入してくれれば、社員の負担はいくらか減るからです。
つまり、シャイニングマンデーはメリットは少なくても、デメリットはないに等しいので、やるならやればいいのです。
少なくとも、労働者にとっては損な話ではないですからね。
退職代行サービスを普及させた方が働き方改革につながる
結論から言うと、シャイニングマンデーを導入するより退職代行サービスを普及させた方が働き方改革につながります。
退職代行サービスについては一度当ブログでも記事にしています。
参考記事: 退職代行サービスの可能性がすごい!会社なんて気軽に辞めてほしい
退職代行サービスとは、業者にお金を払えば退職手続きを全て代理してくれて、なおかつ有給休暇の取得もしてくれる画期的なサービス。
つまり、このサービスを使えば、自分はその日から会社に行かずに退職処理が進むのです。
ブラック企業大国日本において、この退職代行サービスはめちゃくちゃ需要があることでしょう。
シャイニングマンデーを導入して働き方改革を進めるより、問題のある会社はサクッと辞めてしまえる環境を作った方が、どう考えても働き方改革につながります。
何故なら、企業側は退職代行サービスが普及してしまうと、社員を辞めさせないように職場環境を改善するしかなくなるので、結果的にブラック企業が減っていくので、会社で消耗する人が減るからです。
シャイニングマンデーを導入しなくて別に企業は困りませんが、退職代行サービスが普及すると人材流出につながるので企業はめちゃくちゃ困ります。
働き方改革を本気で進めようと思うなら、退職代行サービスを普及させるべきです。
・ そろそろ会社辞めませんか? | 退職代行なら、EXIT
ブラック企業はすぐに辞めるべし!
自分の周囲には会社の愚痴を言う人や、ブラックすぎる会社に疲弊している人がたくさんいます。
そういう人たちは「会社辞めたいわ~」とよく言うのですが、大抵辞めません。
「会社辞めたいわ~」と言ってる人で本当に会社を辞めた人をほとんど見たことありません。
話を聞いてるこっちの身としては意味不明です。
で、どうして辞めないの?という質問をすると大抵返ってくる答えが「実際辞めるとなると面倒くさいし」「次の仕事が見つかるか不安だし・・・」です。
常々言っていることですが、会社と労働者の関係性は雇用契約を結んだだけの、単なる利害関係者です。
自分にとって利益がない会社ならとっとと辞めた方が自分のためです。
次の仕事が見つかるか不安とか言ってる時点で、次の仕事に就くだけのスキルと経験を持っていないことを意味しているので、それはもう自分の能力不足です。
会社なんて気軽に辞めてほしいです。
「石の上にも3年」とか「そんなんじゃどこいっても通用しないぞ」みたいなアドバイスはシカトしましょう。
自分が辞めたいと思ったら辞めるのが一番ベストな判断です。
(会社に迷惑がかかるような辞め方はやめましょう)
以上、シャイニングマンデーより退職代行サービスを普及させた方が働き方改革につながると思う...でした。