どうも、しんま13です。
フリーターを8年もやっていると、たまにフリーター仲間から、「正社員やるよりフリーターの方が稼げるよね」と言われることがあります。
フリーター1年目の頃は、「そういうものなのかな~」と思っていましたが、今ではそれは完全に嘘だということがわかります。
まあ、普通に考えてフリーターの方が稼げるわけないんですけどね。
というわけで今回は「正社員よりフリーターの方が稼げる」の嘘を暴いていこうと思います。
目次
- 正社員よりフリーターの方が稼げると主張する人の言い分
- 自分の時間をバイトに全振りすると確かに稼げるけども・・・
- フリーターには労働特典が0という悲しい事実。結論、正社員の方が稼げます
- フリーター最大のデメリットは時給制という点
- フリーターは「就職」か「副業」のどちらかを選択しないとマジで詰む
- まとめ
正社員よりフリーターの方が稼げると主張する人の言い分
この手の主張をする人の言い分としては、「バイトを複数掛け持ちすればそんじょそこらのサラリーマンより稼げるから」というのがほとんどです。
実際僕もバイトを5つ掛け持ちして、1日の睡眠時間3時間で一カ月休み0で頑張っていたこともあります。
その時やっていたバイトは以下の通り。
・ ファーストフード(週4)
・ コンビニ早朝(週3)
・ 学校(週3)
・ ティッシュ配り(週1)
・ 駅警備(週3)
なんでこんなたくさんバイトをしていたのかというと、税金を滞納していて財産差し押さえ通知を喰らっていたのでとにかくお金が必要だったからです。
このころは本当寝る時間以外の全てを労働につぎ込んでいました。
この時の月収は40万円ほど。
まあ確かにこれだけ見ると「正社員よりフリーターの方が稼げるじゃん」になるのですが、事はそんな単純ではないのです。
自分の時間をバイトに全振りすると確かに稼げるけども・・・
普通に辛いです・・・。
前述した通り、自分のように、自分の時間をバイトに全振りすれば月40万円稼ぐことも確かに可能です。
しかし、その代わり自分のプライベートの時間がなくなる上に、睡眠時間まで削られます。
自分の場合は1日18時間働くこともザラでしたからね。
自分がバイトで稼いだ40万円という金額は、まさに命を削って生み出したお金なのです。
命を削った代償として考えると、40万円という金額は安すぎますよ。
もう二度とやりたくありません。
とはいえ、「ほらみろ!辛いとはいえ普通の正社員よりフリーターの方が稼げるじゃん!」という意見が返ってきそうなので、反論していきましょう。
フリーターには労働特典が0という悲しい事実。結論、正社員の方が稼げます
正社員になると、ボーナスがもらえたり、仕事の成果によっては昇給したり昇格することができます。
休みたいと思えば有給も使えますし、会社を退職する際には退職金も支給されます。
福利厚生も充実しているし、社会保険に入ることもできます。(フリーターでも一定条件を満たせば社会保険に加入させてくれる会社は存在する)
しかし、当然フリーターにはこういった労働特典がありません。
どれだけ頑張ろうと時給が上がることはないし、ボーナスが出ることもありません。
一応フリーターでも有給は取得できますが、バイトに対して快く有給を取得させてくれる企業はかなり少数。
自分も有給を取ろうとしたことはありますが、露骨に嫌な顔をされたものです(苦笑)
確かにバイトを掛け持ちしまくれば正社員以上稼ぐことは可能ですが、それはあくまで短期的な話で、長期視点で考えると「ボーナス」や「昇格」などの正社員特権があるため、トータルで正社員の方が収入は多くなるのです。
実際、フリーターの生涯賃金は6000万円しかないのに対して、正社員は2億円です。
フリーターは正社員の半分も稼げないのです。
そもそもバイトを掛け持ちしまくって稼ぐのであれば、正社員をやりながらバイトを掛け持ちした方が全然稼げますよ・・・。
フリーター最大のデメリットは時給制という点
フリーター最大のデメリットはやはりこの「時給制」という点でしょう。
どれだけ頑張ろうと時給は変わることはありません。
フリーターが稼ぐためには自分の時間を切り売りするしかないのです。
しかし、1日は24時間しかありませんから稼げる額には限界があります。
仮に時給1000円で1日10時間、週6で働いても24万円にしかなりません。
加えて、もし病気などで倒れたら当然その間給料は発生しません。
これが普通の正社員なら、正社員は月給制なので病院に入院してる間も給料が発生するのですが、フリーターは休んだらその分給料は減るのです。
若いうちはまだいいとして、歳を取っていくと病気リスクも上がりますから、高齢フリーターの末路は悲惨です。
フリーターの方が稼げるという壮大な勘違いをしてフリーターでもいいやと思ってるなら、相当厳しい現実が待ち受けていることでしょう。
フリーターは「就職」か「副業」のどちらかを選択しないとマジで詰む
当ブログで口酸っぱく言っていることですが、フリーターの末路は悲惨なので、「就職」するか「副業」のどちらかを選択しないと明るい未来はありません。
個人的にはとっとと就職するべきだと考えています。
それが一番の最適解です。
「フリーターが簡単に就職できるわけないじゃん」
そう思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
何故なら、今現在どこの企業も空前の人手不足なので、人手が欲しくてたまらないからです。
人手不足という社会問題がフリーターが就職しやすい状況を作っているのです。
加えて、現在は無料で利用できるフリーターの就職支援サービスが多数ありますので、これらのサービスをうまく使えば就職できる可能性が飛躍的に高まるのです。
以下の就職支援サービスもその一つです。
・ 20代の既卒・フリーター・第二新卒を専門にした就職支援を10年前からスタート!再就職ならジェイック!
正社員という安定した立場を望むなら、ぜひこのサイトを利用してください。
また、僕のようにフリーター生活に危機感を感じてるけど就職したくないという方も多いかと思います。
そういう人は、「副業」をするべきです。
副業をするということは、すなわち自分一人でお金を稼ぐ能力を身に着けるということ。
副業が軌道に乗れば、それはもうフリーターではなくビジネスマンです。
フリーターの副業についての具体的な話は下記記事をご覧ください。
参考記事: 「フリーター」+「副業」の2本柱でなるべく働かないを実現させる
とにかく、脱フリーターをしないとマジで人生詰みます。
その脱フリーターの方法が「就職」か「副業」なのです。
まとめ
兎にも角にも、正社員よりフリーターの方が稼げるというのは真っ赤な嘘です。
フリーターと正社員の生涯賃金で比較すると、その収入格差は実に2倍以上。
フリーターのままでいると、正社員の友人との差はどんどん開いていきます。
どんな手段でもいいですからなるべく早く脱フリーターをしましょう。
ではでは。
以上、「正社員よりフリーターの方が稼げる」の嘘。脱フリーターをしないと人生詰みます...でした。
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