どうも、しんま13です。
当ブログを購読してくださっている方は知っているかもしれませんが、自分はもうすぐフリーター生活が9年に達します。
フリーターになってから一度たりとも親の支援を受けず、9年間1人で生きてきました。
その主な収入源は言うまでもなくアルバイト。
というわけで今回はアルバイトだけで生活ができるのかどうかを、アルバイトで生計を立ててきたフリーター歴9年の自分が現実を語っていきます。
目次
- アルバイトだけで生活することは不可能じゃない
- 筆者は典型的な貧乏フリーターでした
- アルバイト生活には年金が辛すぎる・・・
- アルバイト生活はデメリットばかりです
- 【悲報】フリーターだと結婚できません
- 【結論】アルバイト生活はおすすめしません
- なるべく働きたくない人はどうするべきか
アルバイトだけで生活することは不可能じゃない
結論から言うとアルバイトだけでも生活することは可能です。
事実、自分はフリーターになってからずっと一人暮らしでしたが、誰からの支援も受けず、アルバイト収入だけで生活費を稼いでいました。
自分はこれまでいろんなアルバイトをしてきました。
過去やってきたアルバイトを列挙すると以下の通り。
・ 警備バイト
・ 清掃バイト
・ ラブホスタッフ
・ 飲食店
・ ティッシュ配り
お金がなくて苦しかった頃はバイトを5個掛け持ちしてた時もありました。
アルバイトのマックス月収は40万くらいで、平均は19万円ちょい。
年収にして200万くらいでした。
現在は「飲食バイト」と「学校警備員」の2つのバイトをメインとしています。
ということで、僕自身がアルバイトの収入だけで生活できたので、結論「アルバイトだけで生活することは可能」ということになります。
ただ、あくまで「可能」というだけであって、アルバイトだけで生活することが決して楽というわけではありません。
というのも、自分は死ぬほど貧乏なフリーターでしたから。
筆者は典型的な貧乏フリーターでした
自分はアルバイトで稼いだお金から「家賃」「光熱費」「食費」「税金」などの生活費を支払ってきました。
しかし、「支払ってきました」と簡単に書きましたがフリーターになったばかりの頃はお金がなさすぎてよく支払い滞納をしていましたし、今より悲惨な生活をしていたというのが実際のところです。
家賃は最大4ヶ月滞納、光熱費が払えず電気が止まるガスも止まる、最後のライフラインである水道も止まったことがあります。
最終的には財産差し押さえ通知まできました。
当然、お金がないのでまともなご飯も食べらませんでした。
当時の食費は一ヶ月5000円。
参考記事: 筆者のお金がなかった時代の貧乏飯5選【1ヶ月の食費は5000円でした】
あまりにもお金がなさすぎてパン屋に行ってパンの耳を分けてもらったなんてこともよくありました。
なんでこんなお金がなかったのかというと、
・ 時給820円のアルバイトをメインでやっていた
・ 貯金0の状態で一人暮らしを始めた
という2つが原因です。
18歳で一人暮らしを始め、貯金0、時給820円のアルバイトがメイン、という笑えるくらいやばい状態。
そりゃあ金ないわなって感じですね。
しかもバイト先がシフト制だったので、自分の希望通りのシフトにならないことも多々あり、一番ひどい時で月収が11万くらいしかなかったこともあります。
こんな感じで常にお金がなく苦しい生活を送っていました。
参考記事: フリーター時代の貧乏だった頃を振り返る
今の自分だったらもっと時給が高いとこでバイトするなどの知恵を働かせると思うのですが、当時の自分はバカすぎたのでそういう発想ができず、長い間貧乏生活を送る羽目になったのです。
アルバイト生活には年金が辛すぎる・・・
日本は累進課税精度なので、所得が高い人ほど税金が上がる仕組みですが、国民年金に関しては所得に関係なく、一律に月1万6410円かかります。
アルバイト生活にこれは辛すぎます。
年間にしたらほぼ20万円ですからね。
国民年金は支払わないという選択肢はなく、基本的に全国民が支払う必要がある義務なので、アルバイト生活だろうとなんだろうと毎月1万6410円払わなければなりません。
ちなみに支払いを拒否して滞納してると国から財産を差し押さえられます。
数ある税金の中で、アルバイト生活者にとっては国民年金が一番の負担になるでしょう。
参考記事: フリーターが納めなければならない税金と保険料。滞納すると最悪差し押さえになります
アルバイト生活はデメリットばかりです
前述したとおり、アルバイトだけで生活は可能ですが、決して楽な道ではないしデメリットばかりです。
アルバイト生活最大のデメリットが「怪我・病気」等のリスク。
というのも、普通の正社員であれば怪我や病気などで一定期間会社を休まなければいけないとしても、その休んでいる期間きちんと給与が支払われます。
この、休んでいてもきちんとお金がもらえることこそが正社員最大の特権かもしれません。
しかし、アルバイト生活をしているフリーターが怪我や病気などで一定期間休まなければいけなくなった場合、その間給与は支払われません。
なぜならアルバイトは時給労働が基本のため、働いた時間のみに対して給与が支払われる仕組みだからです。
すなわち、アルバイト生活はいざという時のリスクが高すぎるのです。
もう一つのデメリットが得られる収入の違いです。
正社員の生涯賃金はざっと見積もって2億円ですが、フリーターの生涯賃金はわずか6000万円。
なんとフリーターは正社員の半分も稼げないのです。
とはいえ、フリーターの生涯賃金6000万円という数字はあくまで統計上の平均値なので、実際のところはこの数字より稼いでいる人もいるし、これ以下の人もいるでしょう。
そう思って自分の生涯賃金を計算してみたところ約9000万円という結果に。
どっちにしたって正社員の半分以下の収入のようですね涙
そしてフリーターは労働面の待遇も悪い。
フリーターは昇給も昇格もなければ、どれだけ会社に貢献しようがボーナスももらえなければ、辞める際に退職金が支払われることもありません。
アルバイト生活がメインのフリーターは金銭面で圧倒的に不利な立場なのです。
参考記事: 【フリーター歴8年】フリーターのメリット・デメリットを紹介します
以上のように、アルバイト生活の現実はかなり過酷です。
【悲報】フリーターだと結婚できません
アルバイト生活のデメリットをもう一つ。
女フリーターなら何ら問題はないですが、男でフリーターだとまず結婚できません。
アニヴェルセル総研によれば、女性が結婚相手に求める平均年収は500万円とあります。
女性が結婚相手に望む年収 | ||
1位 | 500万円以上 | 36.2% |
2位 | 300万円以上 | 30.0% |
3位 | 好きになったら収入は関係ない | 15.1% |
4位 | 700万円以上 | 13.1% |
5位 | 1.000万円以上 | 4.3% |
6位 | 1500万円以上 | 1.3% |
参考記事: 【公式】アニヴェルセル|結婚式をするから、家族が生まれる。
言うまでもなくアルバイト生活のフリーターが年収500万円も稼げるわけないので、フリーターという時点で結婚することはまず不可能になります。
もし将来的に結婚して幸せな家庭を築きたいなら、この残念な事実を受け止めて就職して正社員になるしかありません。
【結論】アルバイト生活はおすすめしません
実家暮らしでアルバイト生活なら全然いいと思いますけど、一人暮らしでアルバイト生活は辛すぎるので個人的にはおすすめできません。
特に自分の場合は一切親に頼ることができなかったので、どれだけ貧乏でもどれだけお金がなくても全て自力でどうにかしなければいけませんでした。
その結果、電気ガス水道全て止まり、最終的に財産差し押さえ通知まできました。
まさに人生詰み状態。
もちろんこんな貧乏生活を送っていたのは自分がバカだったというのが最大の理由ですが、それでもアルバイト生活ではなく始めから正社員として働いていれば、こんなザマにはなっていなかったと思います。
そんな自分の経験があるからこそ、アルバイト生活はあまり人におすすめしたくはありません。
ただ、どうしても就職したくない人や、精神的な病気の関係で普通に働くのが困難な人たちもいるので、一概にアルバイト生活を否定する気はありません。
なるべく働きたくない人はどうするべきか
多分自らの意思でアルバイト生活を選んだ人は、なるべく働きたくない人なんだと思います。
もしくは働くのに疲れた人。
そんな人に対しては、
・ ネットで完結する在宅ワークを行う
・ 週休3日の企業に就職する
という2つの選択肢を提示したいです。
実は自分はメルカリ等で物販を行ったり、ブログ運営による広告収入を得て、アルバイト以外の副収入を確保しています。
つまり、ネットで完結する在宅ワークでお金を稼ぐことに成功しているのです。
在宅でお金が稼げるとかなり楽。
フリーターにおすすめな在宅ワークは下記記事にまとめているので、参考にしてください。
参考記事: 【なるべく働きたくない】フリーターにおすすめの在宅ワーク7選
そしてもう一つの選択肢が個人的に注目している「週休3日の企業に就職する」という道です。
基本的にどこの企業も週休2日がほとんどですが、人手不足や働き方の多様性などの状況から週休3日制を導入する企業が増えているのです。
あまり働きたくない人でも週休3日の企業だったら、プライベートの時間をしっかり確保しつつ正社員という安定したポジションを得ることができます。
自分も就職する気になったら、絶対に週休3日制を導入している企業に入ろうと思います。
当ブログで週休3日制について取り上げているので、よければ参考にしてください。
参考記事: フリーターをやるより週休3日制(週4勤務)の正社員をやった方が面白いかもしれない
兎にも角にも、アルバイトだけで生活するのはきついので、いつかはアルバイト生活から脱してアルバイト以外の何かを始めなければ人生詰みます。
なので、どうにかアルバイト以外でお金を稼ぐ方法を考えたり、週休3日制の企業に就職といった道を検討してみてください。
ではでは。
以上、アルバイトだけで生活は可能なのか?フリーター歴9年の筆者が現実を語る...でした。